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本体工事-間仕切り下地、建具枠

6月27日、間仕切り下地、建具枠取り付け。これに並行し、建物外では水道配管工事、建物内部では電気配線工事が行なわれていた。又にわかに活気付いてきた、我が家の建築現場。開け放しの玄関を跨ぎ、中へ入る。新顔の大型ワイズ(靴棚)、リビング入口の建具がまず施主を驚かせてくれた。2階では間仕切壁のメタル下地が、既に随所に取り付けられている。そのスタッドと呼ばれる業界初のメタル下地は、受け皿の上で等間隔に並び配置。天井側でも受け皿がスタッドをしっかりキャッチしている。幅12cmのメタル材を等間隔で1列に並べるのが通常だが、主寝室側の間仕切壁だけ細いメタル材を2列、これを蛇腹に間隔を開け配置する。この間には吸音材が入り、主寝室に対してだけの遮音配慮となっている。以前は全てこの細いメタル材の1列対応だったが、部材を減らす等の理由で現在では幅12cmの極太スタッドが主流となっている。だが間仕切壁下地の肉厚が増し安定性を得た分、各部屋の有効利用面積は壁厚に犯される結果となった。スタッドの登場で、部屋はらしくなってきた。両脇に貼付く石膏ボ-ドの準備も整い、いつ貼られてもおかしくない。こうして部屋一帯を見渡せるのも、今日が最後かな。各部材との出会いと別れを繰り返し、住宅は完成へと近付いていく。施工過程は実に切ない、一幕のドラマのようだ。
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リビング建具
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主寝室側だけ、細い綱管(スタッド60)を蛇腹に配置@333
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主寝室東壁の吸音材 グラスウ-ル
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スタッドにボンドを塗る
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内装用接着剤 セキスイボンド
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間仕切壁メタル下地 スタッド120(幅12cm)
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スタッド裏側と受け皿(間仕切ランナ-)
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石膏ボ-ド厚12.5mm
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建具枠取り付け
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水道配管工事

| 本体工事 | 14:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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足場撤去-なんじゃコリァ!

6月16日ついに足場が取れ、同時に青幕も取れた。ようやく姿を現した我が家の容姿ではあるが、そこに期待していた深い感激はない。予算の都合上それ程凝った造りは出来ず、バルコニ-にこだわったせいで、部屋も1部屋分小さくなった。このバルコニ-が結構あなどれない。床には居室と同じALCが入り、その上防水処理が施され、外気に接する分床断熱は2倍の量。外壁内側にもダインが張られ、床面積には入らないが部屋並、それ以上の手間と資金が費やされている。そのしっぺ返しが今、目の前にある眺めとなっている。一番目に付く入口方向、南正面東方の風貌が何だかとても物足りなく感じる。ただそれは自分に力(マネ-)がないだけの話し。バックパックは背負っても、負債だけは背負えない。だから今の僕にはこれが限界、10年前のように又最初からやり直せばいいさ。だけど正面の面構えや西方向の眺めはまずまず気に入っている。住宅選びの要となったダインコンクリ-ト、これはやはり格好いい。はっきり言ってこの外壁なら、各階同型の箱型でも充分貫禄があると思っていた。セラミックホワイトの外壁色が屋根や際のブラックと上手く調和し、彫の深さは小端積の横ラインをかなり際立たせている。こんな外壁は他にない。積水に、外壁に、柄に、色に、全て間違いはなかったと思える瞬間でもあった。しかし落とし穴は意外なところに待っていた。人生思うようにはいかないものである。
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南正面
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北面

この時点では、まだ異変に気付いてはいない。自宅に戻りデジカメの画像を妻に見せていた時、ようやく事の重大さに感づいた。なんじゃコリァ!頭に血が上り、脈拍は激しく波を打っている。画像を見れば見るほど気にかかり、苛立ちも増すばかり。妻はまだ何も感じていないようだが、僕も最初は何とも思わなかった。しかし一度気になり出したらもう最後、気になって気になってそこしか目に入らない。早いうちに気付いたのが唯一の救いだ。最も丸見えの新居東面、上下に並んだロングサッシ回りの外観にかなり悩んだだけに、その落胆は計り知れない。何故あんな所に縦樋が付いているんだ。バルコニ-が邪魔で際(きわ)に入らなかった事の察しは付くが、これでは全てが台無しだ。こうなるなんて何も聞いてないぞ、何をやってるんだ積水、大丈夫かい!
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東面でなんじゃコリァ!
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西面でもなんじゃコリァ!

| 本体工事 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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本体工事-天井壁、断熱材

6月15日、天井や壁の断熱材が取り付けられていた。ロックウ-ルやグラスウ-ルと呼ばれる特殊なガラス繊維の断熱材。それらが天井や壁に組み込まれ、補修テ-プによって、塞がれている。布団の綿のような柔らかい易しい感触の両素材だが、それぞれの違い役割はよく分からない。さすがに僕もそこまで深追いはしないし、気になっていた断熱材の正体を見れただけでも充分だ。さてようやく本体の大工工事に入り、1階担当と2階担当の大工に別れ日々作業が行なわれている。内部工事に入りヘルメットの重要性は分からないが、2階の大工さん、建築長が来た途端ヘルメットを被っていた事に僕は気付いていた。建築長は厳しい人だ、と営業担当は言っていたが、職人にもその意味合いが伝わっているようだ。
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土間収納スペ-ス
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住宅用ロックウ-ル断熱材
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隙間を埋める
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排気側の偏芯ダクトジョイナ-も
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給気側の偏芯ダクトジョイナ-も全て隠れた
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補修テ-プ
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1階断熱材設置状況
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住宅用グラスウ-ル断熱材
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住宅用グラスウ-ル断熱材

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足場撤去前の外観点検

6月15日、足場が取れる前日に積水建築長と高所外観を一通り見て回った。前回見学の際、2階北面における外壁の汚れを多数確認。その為、足場撤去前に汚れの拭き取りと他の再確認をお願いしていた。汚れの原因は雨が足場板に当たり、跳ね返ったものだと言う。確かに雑巾で簡単に落ちたようだが、ようはしっかり確認していなかっただけ。下手な言い訳はあまり気持ちのいいものではない事を自身にも刻む。屋根、樋、軒裏、外壁コ-キング、バルコニ-底・・、足場撤去後ではもうどうにもならない。確認済です、その返答一つではどうも信用出来ない。この辺りから、監理に対する不満が蓄積し始めた。2階足場をゆっくり周回し、様々なアングルの写真を撮りつつ、二度と見れない最後の景色を存分に楽しんだ。建築長にびっちりくっ付かれては、こちらとしてはどうも落ち着かない。今現在の趣旨を察してもらい、遠くに離れてもらう。
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北面に汚れが目立った(前回見学時の撮影)

積水ハウスの施工には、数多くの見えないアイデアが採用されている。・・らしい、これは今だから言える結果論。建築地が積雪地となれば更に幾つかの策が練られ、万全な設計施工となっている。軒やケラバの突き出し庇を支える骨組みが、強度補強されているのは勿論のこと。雨樋を固定する軒樋金具にまで、きめ細かい配慮がなされている。配置間隔は通常1mピッチであるのに対し、雪国では25cm間隔と狭く計画し、金具の数を増し安定強度を保っている。実際この地で暮らす者として、確かに庇や雨樋の事は冬の間常に頭の片隅にある。屋根に水平に設けられた雪止め金具は、屋根に積もった雪の落下防止の策。金具の穴には、雪の凍結防止の狙いがあるのだとか。確かに雪には凍っていつまでも屋根上に居続けてもらわず、さっさと水になり退散してほしい。雨樋から落ちる縦樋の連結部分。これには全箇所弱冠の遊びを設け、柔軟に動くよう左右の可動域が確保されている。壁に取り付いているフ-ド付ガラリ角は給気、排気の為の取り入れ口。その入口を底部に設ける事で、外敵の侵入を防いでいるとか。底に付いている受け皿の角度にも大きな意味があるようだ。器具の天井に溜まった誇りや汚れは雨により洗い流されるのだが、その汚れ成分を含んだ雨がガラリ角側面を伝い、そのまま壁を伝って下りると汚れの筋が残ってしまう。その対策として底に角度をつけ、雨を壁から引き離すのだという。
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軒裏サイディング こたたき
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軒裏換気見切り  ※小屋裏への通気口として網状になっている
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軒樋金具
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軒樋金具@250  ※普通1m間隔だが、雪国では25cmと多めに補強している
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雪止め金具 L型アングル仕様  ※穴は雪の凍結防止
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縦樋  ※取り付け箇所は全て弱冠の可動域がある
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屋根最高部に設置された安全帯取付金具  ※訊かなきゃ一生知らず終い
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フ-ド付ガラリ角  ※底の受け皿の角度には意味がある
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外敵の進入を防ぐ為、底部に網を持つ  ※掃除はこれっきり出来ないそうな
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足場を支える横棒  ※足場の揺れを抑えるそうな

縦樋にも凍害対策が施され、凍結による縦樋の破損は凍害防止ロッドにて防止する。水が氷に変化する時は体積は1.1倍に膨れ上がり、その力によって縦樋が膨張し破損する。このロッド発泡体の収縮により、膨張する氷の力を樋管中心部のロッドで吸収、縦樋の破損を防止する狙いがある。積水ハウスの住宅オ-ナ-とて、これらの事を知らない施主がほとんどだろう。全て見えなくなってしまう部分だし、小まめに現場に通わないと目にすることもない。カタログに載っている訳でもないし、わざわざ施工者側から親切に説明してくれる事でもない。現場や仕様書で疑問を抱いた貪欲な客でしか知り得ない、かなり貴重なマイナ-情報である。”土地家屋調査士”という考古学、探偵の側面を持つ一風特殊な職業柄、全て根拠に基づき関連付けないとどうも自分に納得出来ない。
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勝手口庇のコ-キング
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バルコニ-側面のオ-バ-フロ-  ※底だけコ-キングをしていないのは、水を落とす為
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縦樋の凍害対策
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凍結防止ロッド
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発泡ロッド内部

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本体工事-1階床下地

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6月12日、六児出産の大仕事を終えた妻が産婦人科医院を無事退院。その帰り道、産まれたばかりの次男を連れ、建築現場を覘いてきた。この次男には僕の一部と、士(さむらい)の心を注ぎ込み、『大志(たいし)』と名付けた。北海道大学とも満更縁がない訳でもない。弟は北大の理学博士だし、以前北大で教壇に立っていた。そんな弟の甥っ子に当たる次男坊には、クラ-ク博士の示す彼方目指し伸び伸びと大きく育ち、是非世界に羽ばたいてもらいたい。さて1階では床下地の取り付け工事が行なわれていた。土間コンクリ-トと上部の空間を一手に担っているのは、鋼製束と呼ばれる支柱材。その鋼製束に持ち上げられている横梁の鋼製管が大引となる。大引と大引との間には厚さ80mmの断熱材ポリスチレンフォ-ムが詰められ、その上には厚さ57mmのポリスチレンフォ-ムに合板を組み合わせた床パネルが載せられている。工場で作られてくるというこの材の接続箇所を探ってみたが、どのように合体しているのか僕の目では見抜けなかった。
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1階床下、土間コンと下層断熱材との空間  ※支柱に架かる負担は大きい
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上層に用いる一体型の断熱パネル
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上層断熱材を敷き詰め下地完成
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押出法ポリスチレンフォ-ム保温板(断熱材)
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発砲ウレタンフォ-ム  ※吹き付けると膨らんで固まる不思議な液体
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大引の上に上層断熱材  ※下層断熱材は大引と大引の間に詰める

この”ポリスチレンフォ-ム”と呼ばれる断熱材、触ると人の体温が直ぐに伝わり、暖かさが跳ね返ってくる事に驚く。では質問、冬に暖かいのは有り難いが夏は暑くないのか・・。設計士曰く、魔法瓶のようにいずれにも上手く対応するとのこと。この例えは非常に分かり易くてグットだ。上下層に敷かれた特殊の断熱材が、優れた断熱効果を発揮。床下地面から発生する湿気は、土間コンクリ-トによって抑え込む。そして床下換気口を設けることで逃げ場を作り、湿気を易しく解き放つ。結果、床下に湿気は溜まらず耐久性も高まってくる。やるからには最後まで考え抜く、という見事な手法である。正に建築現場は謎だらけ、知れば知るほど新居にも愛着が湧いてくる事を今実感している。
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熱交換ユニット(24時間換気システム)
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1階建築現場
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玄関部の大引と上層断熱材  ※玄関、土間通路側は基礎が高い
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支柱を取り付けた大引をスタンバイ

| 本体工事 | 16:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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