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大志、焼岳に登る(1)

我が家の第6子大志も保育園年中となり、いよいよ飛騨山脈(北ア)にデビュ-する時がやって来た。姉のナナも大志と同じ年中の時、同じく新中の湯登山口から登っている。しかしそこは次男坊として生まれた男の大志。僕的には是非ともここは年少で登ってほしかったが、泣き虫大志にはまだ無理だろうと昨年は敢え無く見送っていた。そして今回、新調したばかりの僕のトレランシュ-ズの足慣らしを兼ね、やる気満々の大志と助っ人に健脚の姉ナナを引き連れ、前夜平湯へと向かった。
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安房トンネル手前の駐車場にて車中泊

・・そして翌朝、安房峠を経て、新中の湯登山口へと移動。駐車場は既に満杯で、路肩にまでびっしりと車が停まっていた。準備運動を済ませ、予定していた6時前には登山開始。この長野県側のル-トからはナナは年中、嶺花は年長で登っており、その時のタイムを参考にしている。山頂までの標準コ-スタイムは3時間のところ、二人とも3時間半から4時間で登っている。真新しい看板を通り越し、やがて登山路へと入っていく。歩き始めて約30分で一つ目のベンチが現れた。ここで少し休み、そこから約30分で又もやベンチが現れた。丸太を置いただけの簡易なものだが、距離的にも丁度よい位置にある。燕岳の合戦尾根でも意識しているのだろうか。意外と頑張っている大志。『意外』というのは大志に失礼ではあるが、根性のある姉の穂乃花やナナとは対照的に、大志は嶺花に近い部類に入る。ガムや飴でつりながら、中間地点の広場までは意外と順調に来れた。
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新中の湯登山口
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大志北アに初挑戦
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二つ目のベンチ
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広場  ※眺望が一気に広がる

ここまで来れば、焼岳はもう登ったも同然だ。視界は一気に広がり、目の前に稜線が聳えて見えてくる。その稜線もそれ程遠くは感じていないし、何より目的が自分の目に見えている分、ただ黙々と森の中を歩くのとは断然やる気が違ってくる。朝食に特大おにぎりを頬張る。1合は軽くあるびっくりサイズは、2度や3度の休憩でも食べ切れない程の大きさだ。休憩を終え、稜線を目指す。ハシゴが出だし、子供にとってはアスレチック気分のようで楽しく進んでいけた。可憐な高山植物も随所に見られ、行き交う登山者らと前後しながら、稜線との距離を詰めていく。
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特大おにぎり
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ハシゴや岩場が出始め、子供にとって遊び感覚
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アカモノ
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稜線が見えていると心強い
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イワカガミ

見覚えのある2300m大岩にて、しばし休憩とする。以前ここで撮った写真のナナの表情がとても可愛らしく、焼岳の思い出として強烈に僕の脳裏に刻まれている。この岩のペンキも残っていて良かった(書き直しているのだろうが)。先程広場で擦れ違った団体客の後を追うように、迫り来る稜線に向け最後の力を振り絞る。大志は実にいい表情をしており、闘志すら感じる男の面を見せてくれた。そして、ついに稜線へと這い上がる。以前は火口湖へも南峰へも行けたが、このご時世で向かう人はいないだろう。
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2300m大岩
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もう少しで稜線
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気合い充分
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ついに稜線に到着  ※背後は焼岳南峰
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北峰直下を慎重に回り込む

岐阜県側の中尾登山口からのル-トとは北峰直下の稜線で合流する。ここから噴煙を左に、岩場を伝い歩く。そして最後に急峻な岩稜を越えたら、その先が焼岳の山頂となる。山頂はそこそこ広いが、際は崖っぷちになっており、落ちたら大怪我では済まない。山頂では決して子供から目を離してはいけない。ナナが年中時に登った焼岳の登頂写真が、我が家のダイニングの壁にもう何年も掛けられている。大志の目にもそれは当然の如く焼き付いており、その時のナナと同じように両手を広げ、嬉しそうな表情をカメラに向けてくれた。それはこの上ない程のいい笑顔で、幼いなりにもきっと達成感に浸っているのだろう。
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いざ山頂へ
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轟々と唸り、硫黄臭漂う
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この岩の先が
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ゴ~ル!
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焼岳(北峰2444m)


つづく・・



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| '17山行記録 | 18:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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飛騨の霊山、位山

位山(くらいやま)。東の船山(ふなやま)、西の川上岳(かおれだけ)とともに飛騨三名山を成し、これらは位山三山とも言われている。位山は古来より霊山として崇めら、天孫降臨の地だとする説もある。位山は日本二百名山、川上岳は日本三百名山に挙げられ、里山ながらも人気が高い。しかし飛騨人にとっての位山と言えば、誰もが真っ先に思い出すのがモンデウススキ-場だろう。子供の小学校のスキ-教室でも度々使用され、我が家でも子供が保育園年中の時、大概ここで滑れるように練習している。この山には僕も何度か登っているが、2年前の周回が特に思い出深いかな。
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位山  ※画像クリックで拡大

今日は久々の家族登山。今日の登山の目的は、妻の運動不足解消と僕の膝のリハビリ。それと、今年焼岳に挑戦する大志の足慣らしと言ったところだろうか。大きな看板のある登山口から、ゲレンデの右端に設けられた登山道を進んでいく。山野草を観察し、ワラビを収穫しながら、ゲレンデの頂上を目指す。部活を休んだ(休ませた)嶺花が一人離れて先行し、足取りが重い大志、一花を背負った妻、最後尾の僕と隊列を成し歩く。我が家の末子(第7子)である一花にとって、今回が初めての山。負われているとは言え、記念すべき初山頂となるだろう。颯爽とトレイルランナ-が駆け寄ってきた。この山では昨年からトレラン大会が行われるようになっているが、別にその練習ではないとその方は言う。そして、ようやくゲレンデトップへと辿り着いた。トイレの前で休んでいると、丁度若い女子グル-プがやって来た。格好から察するに、どこかの山ガ-ルというよりも、地元女子のちょっとしたピクニックという印象を受けた。若いのに皆で地元の低山に登るなんて何て偉いんだ、きっと素直な子達なんだろう。本来ここからの眺めは抜群に素晴らしいが、今日は生憎の曇り空。うっすらと御嶽を眺めるのが精一杯だった。
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モンデウス飛騨位山スノ-パ-ク エリア案内図  ※画像クリックで拡大
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位山登山口  ※画像クリックで拡大
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熊出没注意
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ゲレンデ端に設けられた登山道を行く
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御嶽山  ※雲が多く、これが本日唯一の眺望だった

この先、いよいよ本格的に山道に入る。とは言え、登山道はよく整備されており、何ら心配はない。時折現れる大岩には、何かしら名前が付けられていた。六稜鏡岩、御手洗岩、畳岩、門立岩、尻立岩、鏡岩、御魂岩・・。名付けの根拠は不明で、強引なこじつけにも思えてならない。しかし山歩きに飽きてきた頃ふと現れると、多少なりとも元気な気分にはなれる。又、位置を把握する為の、距離標的な役割も少なからずあるのだろうと思う。一花の体重は現在9kgあるらしく、負んぶは毎日の事とはいえ、今日の負担はいつも以上に重くのしかかっている。一花は何よりも、ママの背中が好きなんだろう。どれだけ泣いていても、背中に負われると直ぐにご機嫌になる。
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六稜鏡岩  ※名付けの根拠は不明だが、気晴らしにはいい
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倒木も何のその
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ベンチでオッパイ休憩
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妻の運動には丁度良い

2時間もあれば着くだろうと思っていた、天の岩戸。結局ここまで来るのに2時間半もかかってしまったが、大志の動きが想像以上に鈍かったのが要因だ。大志の泣きは天の岩戸でピ-クを迎え、他の登山者がいて恥ずかしかった。我が家には7人の子がいるが、性格は血液型によって分かれている。まずはA型の長女と穂乃花。おとなしい割には根性があり、特に穂乃花には毎度驚かされていた。どれだけ辛くても決して脚は止めず、しくしく泣きながらどこまでも僕の後ろをついてきた。B型は岳登とナナで、この子らは我が家では別格だ。親と子というよりは、対等の同志(仲間)として登っている。そこで問題なのがAB型の嶺花と大志(ちなみに僕もAB型)。体力は人一倍あるのに、とにかく根性がない。その上、辛いと恥じらいもなく大声で泣きじゃくる。一花は結局何型なのかな・・。妻とそんな話をしながら盛り上がっていた。
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ようやく天の岩戸  ※ここまでが意外と長く、大志はいつしか大泣き

山頂は直ぐそこだが、堪らず天の岩戸でおにぎり休憩とする。少しは腹が満たされたせいか、その後は大志も復活してくれた。泉との分岐には大きな看板が掲げられている。僕らはそのまま直進し、急いで山頂を目指す。ドウダンツツジの群生地を越え、一旦展望広場も右目に通過し、ようやく位山の山頂に到着。巨石群登山道からの登山者も含め、山頂で2組と出会う。この位山、低山ながらも結構メジャ-な山なのだと改めて実感。この先天空遊歩道へと進んでいけば川上岳へと続くが、今の大志には明らかにまだ無理だ。展望広場へと戻り、敷物を広げ昼食とする。先程ゲレンデトップで見かけた女子グル-プの姿もあり、これから下山するようだった。
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位山山頂エリヤ案内  ※画像クリックで拡大 
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サラサドウダン群  ※ドウダンツツジが愛らしかった
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位山(標高1529m)
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山頂広場で昼食、そして宴会
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一花(9ヶ月)初山頂

眺望は相変わらずなく、いつ雨が降ってもおかしくない微妙な天候だ。おかし宴会も早々に切り上げ、急いで下りへとかかる。サラサドウダン群を越え、天の岩戸も順調に通過。下りは大志も滅法強いが、それはどの子にも共通している。ふと足下に、ギンリョウソウを見つけた。まるで幽霊のような不気味な面構えは、一度見たら一生忘れられない。確か随分以前に白草山で見たのが初めてだったが、是非とも一度妻に見せてやりたいと常々思っていた。
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いざ下山
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天の岩戸  ※位山は飛騨一宮水無神社のご神体と言われ、ここが奥宮とされる
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ギンリョウソウ(別名:ユウレイタケ)

そしてようやくゲレンデトップまで下りてきた。ここはクワッドリフトの終点。ここまで来れば駐車場は眼下に望め、精神的にも安心感が一気に増す。足元の不安定な砂利道は大変滑り易く、大志は何度も派手に転んでいた。ヘッドスライディングのように両手を上げて頭から仰向けに転び、危うく斜面を転げ落ちそうになる場面もあった。そんな大志を注意していた僕ですら、実際一度転んで尻もちをついた。一花を背負う妻だけは絶対に転ぶ訳にはいかない。しかしここは上手くストックを駆使し、丁寧に下山を終えた。
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ゲレンデ頂上(クワッドリフト終点)
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ここの下りに要注意
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無事下山  ※何とか雨も持ち堪えてくれた



登山口 10:40
ゲレンデトップ 11:30
天の岩戸 13:09
位山 13:31
展望広場 13:34、14:07
ゲレンデトップ 15:34
登山口 16:20


平成29年6月18日 天候曇り 一花(9ヶ月)、大志(年中)、嶺花(中2)、妻、僕

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十二ヶ岳でBBQ

快晴の休日、展望の良い十二ヶ岳へと向かった。今日一番の目的は、山頂で行うBBQ。やる気満々の年少大志を筆頭に、毎週嫌でも付き合わされる小3ナナ、それに今回は珍しく、山の嫌いな嶺花もついてきた。国府方面から丹生川へ入り、恵比須之湯にて右折。大規模林道をしばらく走ると、右手に空地が現れた。ここが折敷地登山口となるが、ここに至るまでにも幾つか登山口らしき看板が存在した。山側に延びる急な林道が、十二ヶ岳の山頂へと繫がっている。空地に駐車し、歩行開始。何の変哲もないただの林道歩きがしばらく続く。ラジオを流して気を紛らわせながら、大志にも何かと気を払う。今日は標高を稼ぐと言うよりも、時間を稼ぐことを念頭に置いた。
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折敷地登山口  ※登山口は他にも多くある
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今日はほぼ林道歩き

以前何度か歩いたル-トは沢沿いのワイルドなコ-スだったが、今日は最も無難な林道使用の単純往復とした。瓜田を登山口とすれば山頂近くまで車で入れるようだが、それでは楽しみはない。まずは目指した山道分岐に到着。折敷地沢ル-トの場合、ここで林道ル-トに合流する。少し休憩し、大志の英気を養う。今日は歩行時間も短いし山頂でのBBQがメインなので、道中は飴とガムくらいで我慢してもらう。ここから山道に入ったが斜面は結構な急尾根で、幼児の大志にはかなり辛かったようだ。我慢の一登りで林道に合流するが、先程の林道の延長なのかは定かではない。突如左の視界が開け、樹木越しに北アの白い峰々が輝いて見えた。
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小休止  ※朴葉の葉がたくさん落ちていた
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一度山道に入る
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あれが山頂か

ふわふわの落葉の絨毯が秋を彩り、落葉した大きな朴葉の葉が食欲をすすってくれる。飛騨と言えば今も昔の、朴葉味噌。飛騨の代表的な家庭料理で、赤かぶ、漬物ステ-キと並ぶ郷土料理の代表格だ。瓜田方面への分岐道標を過ぎ、鳥居をくぐる。そして急な階段を上った先が、目的地終点十二ヶ岳の山頂となる。鳥居の右手には幅広の道も続いており、ナナはそちらの方を通っていた。快晴の山頂はさぞかし賑わうだろうと思っていたが、運よく貸し切りのようだ。まずは展望台に上り、周囲一帯を見渡す。今日は眺望用に双眼鏡を持参したが、この展望台にも立派な望遠鏡が備え付けてあった。快晴ではあるが大気が霞んでいるせいか、先週のような完璧な眺望とまではいかなかった。それには位置的、標高的な要素も関係しており、やはり眺望は天蓋山の方が一枚上手だろう。
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瓜田方面分岐
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ふと思い浮かぶ懐かしき光景  ※2011.4.17 嶺花(小2)、ナナ(年少)、岳登(小6)
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みんな大きくなったな  ※2016.11.12 ナナ(小3)、大志(年少)、嶺花(中1)
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山頂直下の鳥居  ※ナナ、ここで何故か転倒
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急階段を上った先が
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展望台のある十二ヶ岳山頂
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展望台
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乗鞍連峰
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焼岳(左)
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穂高連峰
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槍ヶ岳(左)
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笠ヶ岳
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黒部五郎岳
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薬師岳
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白山
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御嶽山
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京都大学飛騨天文台大雨見山

展望を楽しんだ後は、お待ちかねのBBQの始まりだ。ミニコンロを組み立て、早速ヤシガラ炭に点火。しかしマッチでは上手く火が移らず、ライタ-は今一燃料がない。落葉や紙を燃やして一応工夫はしてみたが、一向に炭の色は黒いまま。万事休す!僕一人焦っているが、ソ-セ-ジは生だって食べれるよ・・。子供のそんなポジィティブな発想に慰められた。こういう時こそ、まずは落ち着いて・・。1点集中で狙いを定め、火が手に到達するまで意地でマッチを持ち続けた。その執念が勝り、何とか無事着火成功。こういう場面で男の力量が試されるんだなと痛感。牛肉、豚肉、地鶏レバ-、味付けして持ってきた鶏肉、バイエルンの高級ソ-セ-ジ・・。それに自家製のシシトウ、カボチャ、ニンニク。燃焼時間は限られているので、狭い網に目一杯広げ、隙間を作らず忙しなく焼き続けた。固形燃料はもう一つ持っていたが、一つを使い切りBBQは終了とする。具材もノンアルビ-ルもまだ残っているが、これでも充分楽しめた。
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中々火が点かず焦ったが
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何とか無事、BBQ開始
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肉(牛、豚、鶏)やソ-セ-ジ、
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それに、自家製野菜(カボチャ、シシトウ、ニンニク)
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ノンアルビ-ルも最高!
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広い山頂部は本日貸し切り
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十二ヶ岳(標高1327m)
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山名看板  ※画像クリックで拡大
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日時計  ※実際その山の石が埋め込まれている

BBQを終え、もう一つの展望所に行ってみる。こちらの方は前に遮るものがない分、乗鞍から槍穂高方面に関しては眺めが一段と良かった。その上テ-ブルもあり一瞬後悔したが、日当たりは悪く、やはりあちらでBBQして正解だった。帰路は来た道を引き返す。年少の大志は午後になると、かなりの確率で睡魔に襲われる。保育園では昼寝の時間があるくらいだからそれも仕方ない話だ。しかしここは山、眠かろうが自分の脚で歩いてもらわなければならない。弟に同情した嶺花はおんぶしたいようだったが、絶対にそうはさせない厳しい父。姉の嶺花と手を繋ぎ、何度も眠り転げながらも、しぶとく進み続けた。そして毎度の如く終盤復活し、元気な表情でゴ~ル!!今日は結局、終始登山者は皆無だった。それにしても山頂での焚火跡、その始末の悪さが印象に残った。
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近く(別ピ-ク)にある展望所  ※右は乗鞍岳
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午後は睡魔との闘い  ※大志大泣き、これを可哀そうととるか試練ととるか
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登山口駐車場(空地)



折敷地登山口 9:42
山道分岐 10:39、10:48
十二ヶ岳 11:27、14:11
折敷地登山口 15:10


平成28年11月12日 天候晴れ 大志(年少)、ナナ(小3)、僕

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木曽駒ヶ岳(3)~信濃路と岩茸料理


・・前回の続き


『中央アルプス』と言えば、僕は『木曽駒』よりも『信濃路』をまず先に思いつく。あの現物を見たら、誰だって一生忘れないだろう。僕は岳登と何度か来たことがあるが、ナナは今回が初。夜の部は18時開店ということで、まだ時間は3時間以上もある。みはらしの湯で南アルプスを眺めながら時間を潰し、駐車場で少し仮眠。そして頃合いを見て、開店10分前には店に着いた。値段は100円上がっていたが、その量は健在だった。初めて現物を見たナナ。これくらいなら・・と一瞬甘く見たそうだが、それが馬鹿な勘違いだと気付いたのは直ぐだった。信濃路の神髄は断面にあり。カツの下にテンコ盛りされたご飯はどこまでも深く、カツ1列(カツ1枚とその下のご飯)を食べるだけでも結構腹は満たされる。2つの丼を交互に食べ、何とか半分は平らげた。半分で既に限界は超えていたが、あまりにも美味しいので、箸(スプ-ン)は止まらなかった。  
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ジャンボカツ丼(1200円)  ※味も良し、これをスプ-ンで豪快に喰らい付く
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ジャンボソ-スカツ丼(1200円)  ※ナナ、信濃路初挑戦
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普通サイズに比べご飯3倍(3合)、カツ2倍(150gが2枚)  ※画像クリックで拡大
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信濃路の神髄は断面にあり  ※中々底に到達しない
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今回は結構喰ったな  ※妻がこの味(残りもの)の大ファン
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嬉し、苦しい敗北  ※カツ丼(1パック超)、チキンカツ丼(2パック)の持ち帰り

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田部井さんを偲び、天蓋山へ

今週末はどこに行こうかな・・。快晴が約束された残り少ない秋の休日、山に行かないのは絶対に勿体ない。僕的にはナナと蝶ヶ岳にでも行きたかった。あの山頂から対面に見る穂高連峰は、正に”絶景”と呼ぶに相応しい。しかしナナ的には3週連続の辛い山行は絶対に嫌らしく、弟の大志レベルなら・・ということで仕方なく折り合いをつけた。第一級の展望を誇る飛騨の里山、天蓋山(てんがいさん)。先日の新聞朝刊が目に留まっていたこともあり、大好きな田部井さんを偲び、早速山之村へと車を走らせた。
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誰もに愛された田部井淳子さん  ※中日新聞朝刊(2016.10.24)より

自宅から大規模林道経由で1時間。夕顔の駅向かいにある天蓋山登山者駐車場に駐車し、歩行を開始。今日の主役は第6子(次男)の大志。何週間も前からやる気満々で、今日の日を一人楽しみに待ちわびていた。しばらく山之村キャンプ場の中を通り、最奥の炊事場に”頂上まで約2時間”という看板が掲げてあることに気付く。このすぐ脇に登山ポストがあり、ここが天蓋山登山口となっている。愛着のある手作り看板に見送られ、いざ山へ。
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夕顔の駅
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山之村キャンプ場入口にある登山者駐車場
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看板  ※画像クリックで拡大
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秋満開
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登山口(標高1000mくらい)

この山には以前岳登と登ったことがあるが、田部井さんが揮毫した標柱のことくらいしか覚えていない。心地良い沢沿いの道ではあるが、雪解けのせいか登山道はぬかるみ、足元はすっきりとしなかった。今日の天候には全くの疑いを持っていない。朝方の放射冷却(冷え込み)から見ても、快晴はまず間違いないだろう。天候にさえ恵まれれば、山頂からの眺望が素晴らしいことは知っている。だから今日不運があるとすれば、突如ガスが上がってくることくらいかな。そういう訳で、空の急変に気を付けながら、やや急ぎ足で進んでいく。
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絶好の登山日和
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小滝
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ここから急坂(標高およそ1150m)

”ここから急坂”というだけはあり、確かに傾斜は中々のものだった。幼子には間違いなくきつい部類に入る。急坂手前で沢は終わり、ここからは尾根主体の登山道となってきた。次第に疲れてきた大志を騙しだまし、時に励ましながら登ってゆく。笠ヶ岳を日帰りしたナナにしてみれば、今日は軽い散歩程度のものだろう。”急坂ここまで”の看板に一瞬安堵したが、看板に書かれた現在地を見てショックを受ける。次第に雪が出てきたが、いつしかの雪が少し日陰に残っている程度。すずめ平手前から背後に北アの気配を感じていたが、すずめ平まで来るとその眺望が完全に樹間から抜けた。そして偽ピ-クに騙されながらも、最後のアップダウンを経て、ようやく天蓋山の山頂へと辿り着いた。
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確かに急だな
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急坂ここまで(今ココ)
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土塁跡(昔はここまで放牧場)
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すずめ平(1370m)  ※眺望が一気に広がる
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最後の踏ん張り

雲一つない青空。これだけの天気なら、今日は日中遅くても雲は上がってこないだろう。少し肌寒くなってきたので上着を羽織る。おにぎり、鶏の唐揚げ、魚肉ソ-セ-ジの昼食を食べ、お菓子やコ-ラ、コ-ヒ-で登頂を祝った。絶対快晴の休日。そして、これだけの山。山頂は自ずと多くの登山者で溢れていた。誰かが奏でたオカリナの音色が、ゆらりゆらりと山頂を包んでいた。ハ-モニカを持ってこなかったことを一瞬悔んだが、さすがにこんな人前で吹く勇気はない。ざっと見回しただけでも、日本百名山を10座までは容易に特定出来た。他にも恵那山、木曽駒なんかは見えていただろうし、おそらくその個数はまだまだ伸びるはずだ。確かに凄いぞ、天蓋山。
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天蓋山(標高1527m)  ※簡単に特定出来ただけでも日本百名山を軽く10座
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左から、剣岳(日本百名山)、立山連峰(日本百名山)
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薬師岳(日本百名山)
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黒部五郎岳(日本百名山)
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笠ヶ岳(日本百名山)
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左から双六岳、槍ヶ岳(日本百名山)
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焼岳(日本百名山)
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乗鞍岳(日本百名山)
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御嶽山(日本百名山)
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白山(日本百名山)
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多くの登山者が眺望を楽しんでいた
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田部井さん自身初揮毫となった山頂標柱

楽しかった山頂に別れを告げ、帰路に発つ。かなりの斜度を持つ急坂は、大人でも下りには少し緊張感を強いられる。当然大志を一人で歩かせる訳にはいかず、息子の手を取り、倒れまくる大志を引っ張り起こすように豪快に下って行った。ところで僕の脚、夏に畑で痛めた左足首捻挫が未だ治っておらず、不安定な足場は余計に患部を悪くした。大志に合わせるかのように僕も何度か尻をつき、ザックやズボンは既に土まみれ。大志は下山後間もなく睡魔に襲われたが、何とか無事最後まで持ってくれたから良かった。予想以上に素晴らしい眺望に恵まれ、想像以上に楽しい山行となった。田部井さん、こんな素敵な山に僕等を導いてくれて本当に有難うございました。田部井さんの意志はこんなとこでも、確実に受け継がれているのだとしみじみ思った。
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急坂の下山はちびっ子には堪えた
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手作り看板が最後まで心地良い


夕顔の駅 8:31
登山口 8:42
看板(ここから急坂) 9:25、9:40
看板(急坂ここまで) 10:07、10:18
すずめ平 10:41
天蓋山 11:17、12:30
夕顔の駅 14:15


平成28年11月5日 天候晴れ 大志(年少)、ナナ(小3)、僕

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| '16山行記録 | 21:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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