TJAR応援(3)~康介の元へ
・・前回の続き
8/17(金)、朝2時過ぎに自宅を出発。慣れない高速道路を乗り継いで一路静岡へと向かった。先ずは事前にゴ-ル地点となる大浜海岸を確認しておこうと向かうが、僕はカ-ナビもスマホも持っていないので、インタ-から海への方角と何人もの聞き込みを頼りに、苦労の末、何とか辿り着いた。しかし公園に駐車場は無く、夜どうしようかなと考えながら公園を後にする。これからコ-スを逆に辿りながら、最奥の南アルプス登山口を目指して進んでいく。途中、道の駅や駐車場所も念入りに確認。地元で心配している仲間2人にも頻繁に連絡を入れ、GPSトラッキングでは分からない現地の情報を小まめに報告。この90㌔弱という最終ロ-ドは、車で走るだけでも気が遠くなるような距離だった。選手は3つのアルプス(その間にも長いロ-ド)を越えてきたその脚でこの最終ロ-ドを進む訳だから、考えるだけでも鳥肌が立つ。2時間近く走っただろうか、ようやく井川オ-トキャンプ場を右手に過ぎ、やがて白樺荘へ。ここから登山口目掛けて走ろうかとも思ったが(僕自身も来月大会がある為 ※決して併走はしない)、到着が遅れてしまった為、結局そのまま車で進むことに。畑薙湖のどこかで康介と擦れ違うだろうとは思っていたが、直ぐに康介が現れ吠えてくれた。とても順調そうで何よりだ。

大浜公園入口

ゴ-ル地点となる大浜海岸

記念表示板

歴代優勝者 ※ここに康介が載るというのか

井川の英雄・望月選手

白樺荘の先で康介発見 ※畑薙湖まで行くつもりだったが、思ったより進んでいた

後に知ったが、このカメラマンは康介のお父さんだった

順調そうだ
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上りは無理せず歩く
この『垣内康介』という男、僕が思っていたよりかなり凄い男だった。地元にはウルトラ仲間が何人かおり、年に何回か集まっては深夜日付が変わるまで酒を飲んでいる(康介とは自宅が同じ方向なので、ヘッドライトを灯し大概一緒に走って帰る)。だけど通常(僕のイメ-ジ上)のラン友のように一緒に練習で走ることはなく、一緒に山に行くこともない。各々自分のペ-スで自分の練習を積んでおり、康介の実力が如何ほどなのかは僕は実際ほとんど知らなかった。ただ毎週通っている山行の内容から、その力はかなり凄いだろうとは想像していた。しかし今回、車で康介を前後しながら応援し、その走りっぷりを目の当たりにして僕は度肝を抜かれた。その走りは僕のジョグ(全く疲れのない状態で)とたいして変わらず、連日雨風の中、アルプスを3つ越えてきたとは到底思えない。ここまで来ればさすがに歩きたくもなるだろうに、この男まるで歩かない。その上、要所では普通は休むだろうに、この男まるで休まない。後続とはただでさえ何時間も差が開いているのに、これでは康介に追いつくことは完全に不可能である。そして余裕の走りで最終関門の井川オ-トキャンプ場に到着。この調子なら優勝はほぼ100%間違いない。僕はメ-ルで地元の仲間にそう報告しておいた。ここで康介のお父さんや、奥さん、子供達(康介の上の子が僕の第5子と同じクラス、同じ班、席が前後ろ)と初対面。完全アウェ-の静岡の地で、迫る王者の猛進に怯えながら、飛騨ナンバ-の応援団が集結した。

先は長い

この男、ハ-トが強過ぎる ※こんな言葉は無用だった

足取りは軽い

未だ普通に走れていることが信じられない

井川オ-トキャンプ場CP到着
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脚は痛いが、まだまだ元気

太平洋にドボンしよう

8/17 13時現在

康介(No.13)独走態勢

茶臼出発は未だ3人で、既に約6時間差

ここに出場しているだけでも凄いのに

食事も早かった
つづく・・
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