TJAR応援(2)~康介、ついにトップに立つ
・・前回の続き
康介(No.13)がついにトップに立った。槍山荘で別れて以来、レ-ス展開が常に気になって気になって仕方ない。僕は盆休みなしで事務所に出勤しているが、気になり過ぎて全く仕事が手につかない。中央アルプス宝剣山荘の時点では、1位近内京太選手(No.17)、2位吉藤剛選手(No.3)、そして3位に我らが康介。トップとの差は1時間半程だった。そして南アルプス入山口となる市野瀬には2位で到着。トップ近内選手との差は1時間前後。その後地蔵尾根を順調に登ったようだが、仙丈ヶ岳辺りで康介のGPSトラッキングが突如止まった。無事進んでいることとは思っていたが、トップ近内選手との差は開くばかり。康介のトラッキングだけが止まっていることが少し気がかりだった。そして昨夜19時半事務所を出る前に確認すると、康介のトラッキングは無事動き出していた。トップは変わらず近内選手で、現在安倍荒倉岳の辺りにいた。次いで2位に吉藤選手、3位に康介と続く。独走する近内選手を追いかける展開は、中央ア以降長らく続いている。耐えろ康介!離れるでないぞ!

2位で市野瀬到着(8/15 05:54) ※写真はいずれも公式FBより

塩見小屋(8/16 6:49) ※元気に小屋を出発

三伏峠到着(8/16 08:34) ※足のケアをし直ぐ出発。体調は良好のようだ
そして迎えた8/16(木)、大会も5日目となる。事務所で恐る恐るパソコンを開くと、なんと康介がついにトップに躍り出ていた。今大会初めてのトップ。この大会の出場はそれだけでも凄いことで、完走すればこの上ない最高の勲章となる。それなのに康介の野郎、そんな最高の夢舞台でレ-スをしてやがる。自信はあると言っていたが、結局はこういうことだったのか。この大会に限らず優勝することは実に単純明白ではあり、単に他の参加者の誰よりも努力していればいいだけのことである。結局は『得る成果は全て努力に比例する』と僕は常々思っている。ただ実際そうは頭で分かってはいても、僕のような凡人には決して真似が出来ない。康介のこれまでの努力が、ついに実を結ぶ時が来た。進め、康介!もう少し辛抱すれば後はお前の好きな下りだぞ。槍の時点で既に膝が痛いと言っていたが、何とか持ちこたえてほしい。今夜僕も静岡に向けて出発する。応援ル-ルをよく念頭に入れ、決して康介の邪魔をしないよう、最後のロ-ド90㌔を付き合いたいと思う。何としても康介を優勝させてやりたい。お前は僕にこうも言っていたな。『これが僕のハイライトだ・・』と。10年分の思いを全部ぶつけて、誰よりも先に太平洋に辿り着くんだぞ。

ついに康介トップに立つ

行け、康介!
| TJAR応援 | 12:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
垣内康介選手頑張れ
垣内康介選手、断トツトップですね。
残り40~50kmといったところでしょうか?
そして2位との差は20km程?
今日中にゴールするでしょうね。
身近な人がこんな凄いレースで優勝なんてそれも凄いです。私も便乗してラン友のラン友が優勝しました!って自慢しようかな?(^_^;)
(あ、まだ決まってはいないですね)
静岡まで応援に行くということですが、はやる気持ちを抑えて気を付けて行ってきて下さい。
| shanshan | 2018/08/17 18:09 | URL |