FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ちょっと寂しいクリスマス~東欧周遊編(20)

2018年1月7日
~セルビア・ベオグラ-ド



047_convert_20180712094606.jpg
ホワイトライオンの夫婦
074_convert_20180712095018.jpg
色々と良くしてくれた土産屋のオバちゃん
002_convert_20180712103302.jpg
旧ユ-ゴスラビア時代のハイパ-インフレ紙幣  ※5000憶ディナ-ル


セルビアの首都ベオグラ-ドには、翌朝の6時10分に到着した。
僕らより高い乗車賃を払っていた日本人も、6人ボックスを一人占めし、ゆっくりと眠れたそうだ。
アンダンテから一緒に来たその大学生と駅の外で別れ、早速僕らは宿探しの為、深い闇夜へと消えてゆく。
一見朝の時間帯にも思えるが、まだまだ夜は続いており、宿探しの試練は容易に想像出来た。
過去には深夜未明でも運良くチェックイン出来た例は幾つか記憶にあるが、ヨ-ロッパでは正午のインが基本で、せいぜい荷物を預かってもらいチェックインは後程というのが大概となる。


003_convert_20180712093932.jpg
夜行列車はガラガラ
004_convert_20180712093952.jpg
ベオグラ-ド到着

多少は覚悟していたが、宿探しは思った以上に困難を極めた。
ようやくホステルを見付けても、扉は閉ざされ、ベルを押しても応答すらない。
2軒目に訪れたホステルには、部屋がないとあっさり断わられた。
どう見ても他に宿泊客が居るようには見えないが、きっと朝早い為、敬遠されていたのだろう。
次に向った本命のマンガホステルには是非泊まりたく、公園での時間潰しを経て二度訪れたが、結局応答すらしてもらえなかった。

先程国会議事堂前にある公園のベンチで休んでいる時、ブダペストの日本人宿アンダンテで一緒だった東大生が声をかけて来た。
彼も計画通りに事が進んでいないようで、イスラエルに飛ぶ便が定員超過で乗れず、結局セルビアへ流れ着いたのだとぼやいていた。
確かに今は時期が悪く、旅人はその都度、臨機応変に対処していかなければならない。
何だかだんだん宿探しも面倒になってきて、たとえこの先どれだけ探し回っても、泊まれる見込みすらないように思えてきた。
今日はこのまま荷物を担いで終日観光し、夜行でそのままどこか他の国へ抜けていこう・・。
何もないセルビアに、心底嫌気が差してきた。
007_convert_20180712094007.jpg
国会議事堂前の公園で時間潰し

荷物を持ったまま聖マルコ教会、国会議事堂を順に見学し、町の中心デラジェ方面へと進む。
ふいに"HOSTEL"の文字が目に飛び込んできた。
既に僕の気持ちは『夜行で脱出』に傾いていたが、折角なので宿を少し見てみることにした。
建物の入口は鍵がかかっていたが、建物の中から人が出て来たのに合わせて(どさくさに紛れて)、上手く中に進入(侵入)。
ホステルはビルの一室の、上階の方にあった。
扉に付けられたブザ-を何度か押したら、男性が眠そうに出てきて対応してくれた。
値段も折り合い、急遽思わぬ宿泊に。
部屋は大通りに面しており、眺めが良い。
トイレ、シャワ-は共同だが、他に宿泊客の姿はないようなので、それ程不自由さは感じない
009_convert_20180712094023.jpg
聖マルコ教会
011_convert_20180712094034.jpg
教会内部
013_convert_20180712094055.jpg
偶然見つけたホステルに投宿

シャワ-や洗濯を済ませ、ナナに日記を書かせていたら、外出は昼近くになってしまった。
しかしこの町ではたいしてすることもなさそうなので、さほど心配はしていない。
目抜き通りを歩き、カレメグダン公園へと向う。
今日は祝日ということもあり、子連れのファミリ-や犬の散歩で結構な賑わいだった。
017_convert_20180712094109.jpg
クネズ・ミハイロ通り
018_convert_20180712094119.jpg
飴屋台
019_convert_20180712094131.jpg
どこも混雑

目指した動物園の手前には、可愛らしい小さな遊園地があった。
試しに観覧車に乗ってみる。
先進国以外ではよくあることだが、安全対策が万全でなく、乗る際にかなり揺れ実に恐ろしい。
しかし実際に乗ってみると思いの外揺れは少なく、見晴らしも良く、スカッとした気分になった。
020_convert_20180712094142.jpg
小さな遊園地
022_convert_20180712094153.jpg
観覧車は怖いけど楽しい

入場料を払い、動物園に入る。
観覧車の上から見た限りではあまり期待は持てなかったが、いい意味で期待は見事に外れた。
見たことのない動物も多く、常に新鮮な気分で飽きることなく園内を回ることが出来た。
ホワイトタイガ-やホワイトライオンは距離が近く、孔雀は野放しで自由に闊歩している。
カンガル-は僕の期待に応えてくれ、目の前で颯爽と飛び跳ねてくれた。
オランウ-タンやチンパンジ-が見れたのも貴重だった。
072_convert_20180712094926_20180712101821e22.jpg
動物園マップ  ※画像クリックで拡大↑
025_convert_20180712094218.jpg 027_convert_20180712094233.jpg
030_convert_20180712094255.jpg 033_convert_20180712094326.jpg
043_convert_20180712094453.jpg 046_convert_20180712094553.jpg
042_convert_20180712094511.jpg 049_convert_20180712094625.jpg
058_convert_20180712094730.jpg 059_convert_20180712094749.jpg
061_convert_20180712094816.jpg 063_convert_20180712094831.jpg
032_convert_20180712102643.jpg 065_convert_20180712094846.jpg
068_convert_20180712102750.jpg 071_convert_20180712094909.jpg
以上、珍しい動物達
035_convert_20180712094804.jpg
孔雀は野放し
051_convert_20180712094645.jpg
ライオンも近い

動物園を出て、露天の土産屋を覘く。
ここでポストカ-ドを4枚買ったが、店のオバちゃんは娘を大変可愛がってくれ、次々に色々とプレゼントしてくれた。
気になっていた旧ユ-ゴスラビア時代のハイパ-インフレ紙幣、その額面は驚きの5000憶ディナ-ル。
それを1枚に、売り物のポストカ-ドを余計に3枚、その他オモチャまで袋に入れ渡してくれた。
073_convert_20180712094940.jpg
旧ユ-ゴスラビア時代の紙幣も土産として並ぶ
076_convert_20180712095042.jpg
セルビア正教大聖堂
079_convert_20180712095112.jpg 080_convert_20180712095122.jpg
NATOによる空爆跡  ※軍隊や警察が見張っていて基本写真は厳禁

結局今日の良き思い出は、この土産屋のオバちゃんとの出会いと動物園のみ。
町はどこも軒並みクロ-ズで、ようやく見つけた両替商は日本円を扱ってはくれない。
鉄道駅で、急遽ナナと今後の作戦会議。
あらゆる行く先を勘案し、ギリシアへとつなげるル-トを模索した。
本当はボスニア(サラエボ)にも行きたかったのだが、その後のモンテネグロ(ポトゴリツァ)で行き詰まり、最終的にはスコピエへと夜行列車で抜けていく一番無難な案に落ち着く。

この国での両替は諦め、カ-ド払いやATMでのキャッシングで対処するしかなかった。
今日は味気のないパンしか食べておらず、当然酒すら飲めるような状況でもない。
夜の目抜き通りは人通りが多いのはいいが、店が開いていない以上、何も楽しくはない。
とにかく今日は一年で最悪の日。
セルビアでは今日がクリスマスとなる。
宿すら客を受け入れない、ツ-リストにとっては絶対に来てはいけない一日であった。

082_convert_20180712104239.jpg
ライトアップされた国会議事堂
085_convert_20180712104253.jpg
夜の町
087_convert_20180712095227.jpg
部屋で日記


ベオグラ-ド・ホステル泊-3332DIN


遊園地(観覧車80DIN×2) 動物園(大人500DIN、子供300DIN) 土産屋(ポストカ-ド4枚100DIN ※サ-ビス多々) バスタ-ミナル(クロワッサン50DIN、パイ55DIN、パン30DIN×2) 鉄道(ベオグラ-ド~スコピエ2人3222DIN) バスタ-ミナル(ファンタオレンジ2㍑149DIN、パン30DIN×2) 宿(3332DIN)  計7988DIN
スポンサーサイト



| '18東欧周遊編 | 12:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://gakuto2164.blog85.fc2.com/tb.php/984-480b55ed

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT