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クリンソウ鑑賞会と洗心の森

昨年に続いて参加した、地元町協(まちづくり協議会)主催のクリンソウ鑑賞会。普段有料(300円)の山野草花園に無料で入れたり、これまた有料(300円)のクリンソウの種を貰えたり、何より地元温泉施設(600円)の入浴券が参加者分貰えるという、我が家のような貧乏大家族には願ってもない、夢のような素晴らしい企画。一見見落として捨ててしまいそうな素朴な手作り広告も、我が家では絶対に見落とさまいと、この時期は特に注意している。そして何より僕自身、飛騨高山ウルトラマラソン前のル-ティンとして、定まりつつもある。
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九輪草(クリンソウ)
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今年はたくさん咲いていた
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我が家の5人目の花、五女(第7子)一花
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大志
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優雅に浮かぶアカハライモリ(あかべろ)  ※子供の頃よく捕まえていた


平成30年6月3日(日)、快晴の休日。大自然と綺麗なクリンソウを満喫し、気分は上々だった。昨日の乗鞍で脚は思惑通り筋肉痛になったことだし、今日はこれからリハビリがてら山にでも登ろうか。お菓子で妻と子供らを誘い、久々に洗心の森へと向かった。ここに来たのは上の子2人が確かまだ保育園だった頃だから、かれこれ15年程前にも遡る。一度自宅に戻り準備をし、僕だけ先に家を出て、安国寺まで30分かけて走っていく。到着後程よく妻らも車で到着。ザックは僕が担ぎ、1歳8ヶ月の一花は妻が帯紐で背負って歩き始めた。道は無尽にあり若干迷う場面もあるが、上へ上へと進めば結局は山頂に辿り着く。所々鐘が置かれ、子供の気晴らしと、離れた同行者への安否(現在地)確認にはすごくいいアイデアだと感心した。
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洗心の森  ※画像クリックで拡大
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安心の鐘
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今日は絶好の山日和

ついでに山菜探しもしたかったので、千段の階段は避け、遠回りとなるが林道の迂回路を選んだ。標高はそれ程高くないので、さすがに木の芽の時期はとうに終わっていた。代わりにフキが多く、しばし停滞しては一人フキの採取に時間を費やす。そこそこ歩いて千段の階段に合流したが、上り始めると間もなく200段目の看板が出てきた。結構歩いたのに、まだ200段・・。この先が思い知らされたが、実際直登にかかると、次の100段は意外にも近かった。だが石段はかなり急で、振り返ると足元が震えてしまう。石段も半分を過ぎ、次の100段の間隔があまりにも早いので、本当に100段あるのか疑った。そこで実際妻と嶺花に数えさせ、確かに100段だったと疑いを反省。末子の一花は自分で歩きたい年頃で駄々をこねるが、とてもじゃないが危なくて見てられない。妻と嶺花が交互に抱っこし、何とか山頂へと登り切った。
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200段目  ※鐘の音により離れていても安心
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800段目  ※一花は大人しく背負われてくれない
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間もなく山頂(千段目)
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さぁ、ラストだ

山頂には意外にも他に先客が2組いた。どおりで先に着いたナナと大志が叫ばなかった訳だ。50代の男女3人組と、1月1日から毎日登っていると言う自称管理人の古川の初老の男性。訊くところこの自称管理人の方は、安国寺や役場関係の方ではないらしいが、麓に杖を置いてくれたり(すごく有り難い)、山頂のベンチもこの方の自作のようだ。その上、見晴らしが良くなるようにと山頂の木の伐採(一応断わって)や登山道の整備も一人で勝手にやっているとのこと。また山頂の記念ノ-トもこの方が置いているようだった。この方の話が大変面白く、マナ-の悪い(観光バスで来て山頂で焚火をする)中国人のことや、やくざと知らず叱りつけた話(雨でシャツが濡れ全身刺青が浮かび上がり驚いた)、FC岐阜の選手(どこかで見た顔だと思ったそうだ)数人が来て根を上げていたという話など、真偽はともかく興味深い話がたくさん聞け、楽しい山頂での一時となった。
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洗心の森山頂
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飛騨国府の町並み
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今日は下4人
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一花ぐったり
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励ましの杖  ※おじさん、有難うございました
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フキ

飛騨国府は歴史ある町。世界的観光地である飛騨高山と、『君の名は。』で一躍有名になった起こし太鼓の里飛騨古川の間に位置し、日本遺産にも登録された歴史的建造物や飛騨唯一の国宝を抱えている。地元の里山に登り、地元の歴史に触れる。そんな細やかな楽しみ方があってもいいのかもしれない・・。そう思える長閑な休日となった。
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国重要文化財 熊野神社本殿
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安国寺経蔵
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飛騨唯一の国宝  ※拝観料金は別途500円

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