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ドナウの真珠~東欧周遊編(17)

2018年1月4日
~ハンガリ-・ブダペスト



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世界遺産 ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラ-シ通りを含むブダペスト (1987年、2002年登録)


王宮の丘から眺めるペストの夜景は、正に、”ドナウの真珠”と呼ぶに相応しかった。
ライトアップされた『くさり橋』、国会議事堂や聖イシュトヴァ-ン大聖堂は強い光を放し、ライトを点灯した無数の車が、連なるホタルのように暗闇の中でうごめいている。
もともと独立した町であった『ブダ』と『ペスト』。
1849年ブダ側とペスト側は、10年の歳月をかけて完成したくさり橋によって初めて結ばれた。
そして1873年、オ-ブダ、ブダ、ペストの3市が合併され、現在のブダペストとなった。
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王宮の丘に建つ 国立美術館


昨夜ル-マニアのブラショフを発った夜行列車は、とても快適な宴会列車だった。
通路を挟んだ4人ボックス席となるが、車内は空いており、グル-プ毎にボックスを占拠。
しかし通路向かいの大男3人組が大声で騒ぎちらし、その不愉快さは結局朝まで続いていた。
4時35分、出国審査の為、係員に起こされる。
言われるがままパスポ-トを差し出すと、確認の上、出国スタンプが押され返ってきた。
その間列車は停まっており、5時にようやく動き出す。
そして5:15、今度はハンガリ-への入国審査。
要領は先程と同じで、5:49再び動き出す。
気が付くと隣の男達は既にどこかで下車していたようで、その後は静かに眠ることが出来た。
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真夜中の停車駅
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審査官が乗り込んできた

8:50、ハンガリ-の首都ベダペストに到着。
駅の案内所に出向き、次の町ウィ-ン(オ-ストリア)行きの時刻を確認に行くが、窓口では対応すらしてもらえず、諦めて宿探しへと移る。
東駅からしばらく歩き、ようやく見つけた1軒目。
値段が思ったより高く、ここは断念。
そして2軒目、ここは伝説の日本人宿、アンダンテ。
運良く男子ドミが2ベット空いており、娘と隣同士ではないが無事宿を押さえることが出来た。
この宿はコ-ヒ-や紅茶が無料で、何より日本の漫画本がたくさんあり、ナナは大喜びだった。
娘にとってドミは初だが、男部屋とは言え、宿泊者が皆日本人なので安心感はあるようだ。
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ブダペスト東駅到着
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ドミ男部屋の2段ベット  ※ナナは左の2段ベットの下
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ロフトにはベットが2つ  ※僕はロフトの左ベット
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共用キッチンにはフリ-のコ-ヒ-が

宿の談話室で少し休ませてもらい、昼前になった頃にようやく重い腰を上げる。
ブダペストの町には西ヨ-ロッパを想わせるような重厚な建物が多く、これまで巡ってきた東欧2ヶ国のような古臭さ、汚さ、危うさは一切感じなかった。
ス-パ-に入ってみると、意外と物価は安く、この国でも充分に楽しめそうだと嬉しくなった。
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アンダンテの入居する建物  ※知らないと絶対に分からない

ドナウ川を目掛けて歩き、くさり橋に出る。
対岸に聳える王宮を眺めながら、有名なライオン像を抜け、一気に橋を渡り切る。
さすがは大観光地、ブダペスト。
今回の旅で訪れたどの町よりも、ツ-リストの数は遥かに多い。
王宮の丘へと上る。
そこで僕らを待っていたのは、眼下に広がるブダペストの大パノラマ。
素晴らしい光景を目の当たりにして、二人とも中々興奮が覚め止まなかった。
しかしまだ15時だというのに、もう陽が落ち始めているのが気にかかる。
マ-チャ-シュ教会を見学し、その後漁夫の砦にて突然ナナの鼻から血が溢れる。
ここ数日の栄養が足りていないからだろうか、不意に襲った出来事に二人慌てふためいた。
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最安の丸パンには度々世話になった
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中欧だけに街並みがこれまでと明らかに違う
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ペスト側から眺めた王宮の丘
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ペスト側から眺めたくさり橋  ※1849年にブダとペストを最初に結んだ
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ドナウ川
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川沿いを走るトラム
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くさり橋を守るライオン像
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国会議事堂
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国立美術館
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聖イシュトヴァ-ン大聖堂
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エルジェ-ベト橋
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衛兵
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マ-チャ-シュ教会  ※歴代の王の戴冠式が行われた
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祭壇
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王冠のレプリカ  ※本物は国会議事堂にある
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十字架
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漁夫の砦
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突然の鼻血ブ-

16時過ぎにもなると道行く車はライトを灯し、16時半には完全な夜の景色が楽しめた。
王宮の丘から眺める夜景は、見事なまでに、日中よりも数段に素晴らしかった。
かつてこれ程綺麗な夜景を、僕は見たことがあっただろうか。
その美しさに酔いしれ、僕は似たような写真を何枚も撮っていた。
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夜景を前に家族への便り
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国会議事堂とマルギット橋
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国立美術館
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エルジェ-ベト橋
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くさり橋
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ライオン像
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ドゥナ・パロタ
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華やかな夜の街
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観覧車  ※大人2700Ft、子供1500Ftと有り得ない値段

道に迷いながらも、何とか無事宿へと戻ってきた。
宿の近くにある日本食レストラン『小町』にて、ようやく今日初めてまともな食事に有り着いた。
宿で半額券を貰わなければ、まず自分から来ることはないような金額の高さ。
写真を見た限りこの値段も仕方ないかと一瞬心を奪われかけたが、味はともかく、量の少なさに出てきた途端2人とも失笑。
宿に戻ると、談話室では長期旅行者がシェア飯を囲い、楽しそうに盛り上がっていた。
雰囲気的に多少入り難かったが、嫌がるナナを誘い、何とかその輪に加わることに成功。
結局深夜1時半まで酒を飲み、語らい、ナナは『3月のライオン』を5巻まで読み切った。
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ハンガリ-産ワイン  ※買うのは決まって一番下の最安品
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小町セット味噌(1980Ft)  ※2人とも宿で貰った半額券を使用
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唐揚カレ-、味噌ラ-メン、サラダ、漬物  ※味は普通で、思ったより小さい
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焼きカレ-(1880Ft)  ※カツカレ-と迷ったが、店員の勧めに乗る
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美味いが、量が少な過ぎる  ※店員に騙された、どこが食べ切れないんだよ
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ロビ-で夜更かし


ブダペスト・アンダンテ泊-7417.5Ft


ス-パ-マ-ケット(ビ-ル500ml99Ft、パン16Ft×4) ポストカ-ド(100Ft) マ-チャ-シュ教会(大人1500Ft、子供1000Ft) 郵便局(エアメ-ル390Ft、ポストカ-ド90Ft) ス-パ-マ-ケット(ワイン239Ft、オレンジシュ-ス2㍑85Ft、パン16Ft×4) ス-パ-マ-ケット(菓子89Ft、79Ft) 夕食(小町セット味噌990Ft、焼きカレ-940Ft) 宿(2泊分14835Ft、※€だと1人1泊12€)  計20574Ft
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| '18東欧周遊編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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