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初の大台突破は岳登との思い出作り

平成30年3月14日水曜日、1年待ちわびた今年初のホタルイカ捕りに行ってきた。当初、新月の週末出陣を考えていたが、前夜爆湧きだったことをこの日の朝に知ってしまい、突如、思いつきで強行軍をするに至った。当然この日はもう仕事どころではなくなり、ホタルイカのことが頭から離れなくなっていた。仕事を17時過ぎに早々と切り上げ、急いで帰宅して準備を整える。今回は長男の岳登を連れて行くことにした。この3月に高校を卒業し我が子の中で唯一暇そうだったから、それに最後の思い出作りと送別会代わりにと、滅多に味わえない貴重な体験をさせてやりたいと思った。

1時間半かけ、いつもの浜に到着。今日は平日だから人は少ないだろうと見込んでいた。しかし驚くことに、平日にも関わらずこれまで見たことがない程沢山の車で道路は埋め尽くされていた。長靴を履いて早速偵察に。しかしまだほとんど出ていないようで、浜辺で待機する人も多い。何とか僕も1匹見つけたが、手を伸ばして捕る際に長靴の中に波の浸水を許してしまった。長靴の中には水が溜まり、出だしから靴下や重ね着していたスパッツ、ジャ-ジ、作業ズボンの裾付近を濡らしてしまう。車へと戻り、靴下とズボンを着替え、ウェ-ダ-を着用。ク-ラ-ボックスやバケツ、タモやイスなどを分担して持ち、前線に基地を設置した。
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岳登初めての体験

22時半過ぎに海に入り、ホタルイカを探す。やはりまだほとんど出ておらず、しばらく歩き回ってようやく1匹捕れるか否かの程度だった。今宵の満潮時刻は、日付が変わり0:17。従って今は出ていなくとも、時期相応とさほど落胆はなかった。新月を2日後に控え、今日は終日天気も良く、明日夜から天気が崩れることを考えると、出陣は今日しかないと思った。今日は未明にかけて絶対に湧く。不思議と自信はあったし、どの時間帯に訪れるか分からない数少ない好機を決して逃さぬよう、今日は徹夜覚悟で来ている。しばらく我慢の時が続いたが、ついに23時半くらいだったか、海面の上昇とともに突然ホタルイカが湧き始めた。よし予定通りだ・・。しかし爆湧きを期待していたが、これくらいではプチ湧き程度なのだろう。見つけたホタルイカは全て捕ってやると、上半身が濡れるのも気にせず夢中で手を動かした。昨年光度を重視して買っていたヘッドライトだが、現状は暗くてほとんど周りが見えなかった。プロ級捕り師のライトはまるで街灯かと思う程明るく、羨ましくも広範囲に海底まで照らしている。これでは彼らと対等には闘えない。昨年も同じことを言っていたような気もするし、自分自身進歩がない。
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来たる時を待つ常連組

それでも何とか確実に捕獲を重ねていた。せっかく捕ったホタルイカを高波で失わないよう、腰カゴがある程度溜まってきたら基地に戻りバケツに移し替えておく。岳登にはまだホタルイカが見えていないようで、寒そうに椅子に座り目を閉じていた。その後プチ湧きはしばらく続き、一掬いで10匹近く捕れることもあった。あまりにも僕のヘッドライトが暗いので、岳登のヘッドライトも借りてダブルで頭に付けては、プロ級捕り師の集う奥瀬の戦場へと戻る。そして又腰カゴをある程度満たしバケツに移そうと基地に戻ると、ホタルイカは波打ち際まで迫っていた。今なら簡単に捕れるぞと岳登にハッパをかけ、借りていたヘッドライトを岳登に返す。途端僕の頭から照らし出される範囲は急激に狭まり、もう明かりが点いているのかさえも分からなくなってきた。もしかして電池切れ・・と今更気付き、車へと戻り慌てて電池交換。
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時を忘れるこの瞬間

やはりあの暗かった照度の原因は、減り切った電池残量のせいだった。新品の電池を入れてからは一気に照らす範囲が広がり、これで僕も完全復活。胸深さの奥瀬にてその後も立ち続け、時折やって来るプチ湧きを確実にものにした。次第に人も減ってはいるが、集中し過ぎている為、今何時なのか僕には関心がない。波打ち際の岳登も、それなりには捕っていた。初めての挑戦でこの恵まれた状況は、非常に運がいいとしか言いようがない。これまで数回来ている嶺花でさえ未だ数匹、ナナに至っては確かまだ1匹も見つけていないはずだ。岳登の言う通り、波打ち際にはかなりのホタルイカがたかっていた。これが身投げなのかと感動しながら、僕も波打ち際に狙いを移す。四方八方至る所でホタルイカがプカプカと浮いており、探さずして目に入る。奥瀬の時はタモを海中に入れて、逃げるホタルイカを追うようにして忙しく手を動かしていたが、ここではまるで逃げる気のない金魚を掬うような感覚。先程のプチ湧き以上に捕獲を重ね、気付くと人は残り数人しかいなくなっていた。明日は仕事だし、さすがに今回は朝を迎える前に止めておこう。ホタルイカも簡単には見えなくなってきたので、そろそろ潮時かなと4時40分に区切りを付けた。それにしても今回は凄かった。23時半頃から5時間近くも、ほとんどプチ湧き状態が続いていた。
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結構捕ったつもりだったが、せいぜいク-ラ-ボックス8分目
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初の大台突破(1093匹)  ※これまでの最高は昨年最終の386匹
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高級な富山産ホタルイカ


夜明け前に浜を出て、眠気眼で家路へと急ぐ。しかし敢え無く途中力尽き、道の駅で1時間の仮眠。僕自身徹夜した記憶はほとんどないが、佐渡やさくら道(夜通し走る超ウルトラマラソン)に向けては、きっといい練習となるだろうと好意的に捉えている。無事帰宅し、早速捕りたてのホタルイカを有り難く頂くとする。富山産のホタルイカは産卵に来るメスでありその分価値が高く、ス-パ-では飛びっきりの高値で売られている。今朝こうして食べた分だけでも、まともに買っていたら数千円は下らないだろう。そう考えるとこの『ホタルイカ捕り』という富山限定の楽しみ方は、実に有益な大人の遊びなんだと思えてきた。

調理方法について色々と試してみる。そのまま茹でたもの、それを湯で洗ったもの、それに塩茹でなど。そのまま茹でれば豪快な本来の味を楽しめ、それを湯で洗えば皮が滑らかになった。塩茹ではほんのり塩気がして、色的には一番見栄えがいい。保存方法については模索中だが、麺つゆに漬けて冷凍保存したものは、必要な時に解凍して焼き肉やBBQの際にとても重宝している。昨年挑戦した沖漬けは、長期冷凍したことで菌が死んだとは言え、やはり生臭さは取れず、生で食べるには抵抗があった。茹でて冷凍するのか、生のまま冷凍するのかどちらが保存するのに適しているのか分からないが、その後煮るにせよ、焼くにせよ、後者の方が何かと使い勝手がいい気がする。ホタルイカのシ-ズンはまだ始まったばかり。僕は富山県民ではないので、通える回数は限られてくるが、今後も遥々足を延ばしたからには、確実に成果を残しておきたい。どこまでも欲深い僕にとって、ホタルイカ捕りは正に最高の趣味と言える。
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捕りたてを早速朝食で頂く
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この時期限定の絶品料理
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調理方法を比較検討  ※そのまま茹でたり、それを湯で洗ったり、塩茹でしたり
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麺つゆに漬けたりして冷凍保存
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