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1600年の都~東欧周遊編(4)

2017年12月23日
イスタンブ-ル~



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ビザンツ建築の最高傑作 アヤソフィア
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トルコと言えば、ケバブ
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イスタンブ-ルではサバサンドも食べておきたい


昨晩はエアコンとオイルヒ-タ-のダブル暖房のおかげで、心地良い睡眠をとることが出来た。
宿での朝食は8時から、屋上の食堂にて食べ放題のバイキング。
内容はパンにパンケ-キ2種、チ-ズやハムはともに2種、それにコ-ンフレ-クやサラダ、フル-ツにヨ-グルトなど。
どれも美味しかったが、その中でもイモとナスの煮物がやけに美味かった。
飲み物はミルクにオレンジジュ-ス、グレ-プジュ-ス、そしてコ-ヒ-に紅茶。

内容的には充分満足出来ていたのだが、何せ厨房に立つ世話人の親父がこの朝食を一気に台無しにした。
取るところをじっと見つめ、食べ放題のはずなのにおかわりする度にブツブツ文句を言い、明らかに不機嫌な顔をする。
何だこのクソ親父、お前のせいで印象は最高に悪いゾ!
食堂を出て階段を上ると、夜明け前のブル-モスクが輝いて見えた。
日本の本(るるぶ、ナナはバカボン)を読みながら、食堂で1時間半のんびりと過ごす。
次第に雨は強まり、今日一日の町歩きが不安になってきた。


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アゴラ(安宿)に並ぶ日本の書籍
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宿の朝食

宿を定刻の10時半ちょうどにチェックアウトして、受付に荷物を預け、外に出る。
雨は少しは弱まっているようで、仕方なく朝から傘を差して町に出た。
先ず訪れたのは、アヤソフィア。
ここはビザンツ建築の最高傑作と評され、537年、時の皇帝により6年の歳月をかけ造られた。
元々ギリシア正教の大本山であったものが、後にイスラム寺院に姿を変えたという歴史を持つ。
上階には多数のモザイク画が残り、ビザンツ文化を象徴している。
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アヤソフィア内部は一部工事中
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フセイン(シ-ア派第3代イマ-ム)を示す円板
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2階へ
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左から、聖母マリア、イエス、洗礼者ヨハネ
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これら貴重なモザイク画
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左から、ヨアンネス2世、イエスを抱くマリア、皇后イレ-ネ

トラム沿いを歩いて西へと進み、ヴァレンス水道橋を目指す。
この水道橋、建築当時は1kmあったというが、現存する部分は800mしかなく、今では水道としても使われていないらしい。
水道橋の下は車が往来し、町の一部に溶け込んでいる姿が印象的だった。
この辺りで水道橋に見入っていた現地風の女性3人組がいた。
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スルタンアメフット駅  ※左奥にブル-モスクが見える
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ヴァレンス水道橋  ※ロ-マ時代の378年完成

その後歩道を進み道路を横断しようとした際、車が強引に右折してきて、先程水道橋で見かけた女性が危うく轢かれそうになった。
運転が荒いな・・と女性に同情するも、『歩行者優先』なんていう甘い常識は所詮外国では通用しないのだと感じた。
他の女性2人は立ち止まる僕の後ろに密着し、運転手に向い何やらぶつくさ文句を言っている。
仲間があんな危ない目に遭ったのだから、怒るのも無理はない。

しかし同時に僕は、何か異変に気付いた。
僕のズボンの後ポケット辺りが、誰かの手によってコソコソさぐられていることに感付く。
彼女らは見るからに普通の市民なのだろうが、隙を見つけてはスリを行っているのだろう。
水道橋に見入っていたことさえも、僕らの後ろにつける為の、時間稼ぎだったのかもしれない。
コソ泥女の手を振りほどき、大声で一括し、その場を直ぐに離れた。
彼女らの悪びれるでもない飄々とした態度に、僕は一層気を引き締めた。

次に向かったのは、ゼイレック・ジャ-ミィ。
ビザンツ時代の修道院では現存する最古のもので、ここは世界遺産にも登録されている。
通常は中に入ることは出来ないようだが、たまたま腰を下ろしていた場所が裏手の扉で、運良く管理人によって開けられ、ついでに中を見学させてもらうことが出来た。
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世界遺産 ゼイレック・ジャ-ミィ  ※ビザンツ時代の修道院では最古
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内部は至ってシンプル

次に向かったのは、スュレイマニエ・ジャ-ミィ。
高台に建つゼイレック・ジャ-ミィからも望めていたので、ここに辿り着くのは実に容易だった。
ここはオスマン帝国が最も繁盛した時代にスュレイマン大帝が造った寺院で、1557年完成。
しかしブル-モスクにも似たありふれた造りでは、別段新鮮味は感じなかった。
礼拝中の為中には入れなかったが、敷地内にはスュレイマン大帝らの棺の置かれた霊廟が建っていて、中々興味深い。
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スュレイマニエ・ジャ-ミィから望む新市街(左がガラタ塔)
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スュレイマン大帝らの棺

その後、海の方角を目指し、適当に坂道を下って行く。
やがて人通りが多くなるにつれ、ロ-カル色の濃い地帯に入ってきた。
次第に人込みは増し、美味そうなケバブ屋を発見。
トルコ2日目にして、ようやく念願のケバブに噛り付く。
1個10リラと若干高い気はしたが、サイズ、味ともに大満足の内容であった。
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ケバブ屋
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当然美味い

見るからに楽しそうなこの界隈、一体自分がどの辺りにいるのかさっぱり分からないが、僕が探していたのはこんな所だった。
そして運よく、サバサンド屋にも遭遇。
軒先で焼いているのは、見るからにサバ。
客がほんの数名しか入れないこじんまりとした店内は、既に地元の客で埋まっていた。
早速、試しに一つ注文してみる。
サバとパンは意外にもマッチし、味良し、サイズ良し、値段良しの三拍子揃った内容に二人とも大満足だった。
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焼き栗
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サバサンド屋  ※超お勧め
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焼かれるサバ
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意外と美味い

更に下りていくと、そこが繁華街のエミノニュで、適当に歩いた割にはピンポイントで海に出た。
埠頭の釣り人に興味津々でしばらく眺めていたが、ガラタ橋の上は数え切れない程の釣り人で溢れていた。
釣っている魚が何なのかは今一分からないが、サバでないことだけは確かだ。
橋を渡ると新市街に入るが、奥へは行かず、直ぐに反対側を引き返す。
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どこも大漁  ※これだけ釣れれば楽しいだろう
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ガラタ橋の上は釣り人だらけ
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金角湾を見下ろす、スュレイマニエ・ジャ-ミィ

橋を渡り切り埠頭に戻ってくると、サバのモニュメントを載せた3隻の屋台船に出くわした。
ここはサバサンドの有名店で、その込みようは尋常ではない。
大人も子供も、男性も女性も、ただ黙々と大きな口を開け、サバサンドにかじりついている。
僕らも早速一つ頼んでみたが、値段は驚きの10リラ。
先程のこじんまりとした店の倍はするのに、味もサイズも大したことはなく、若干少子抜けした。
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サバサンドを売る屋台船  ※溢れんばかりの大繁盛だが、今一

ジャ-ミィやバザ-ルに寄りながら、宿方面へと歩いて戻る。
その後宿近くのブル-モスクで時間調整をし、頃合いを見て宿へと戻る。
ロビ-でナナに日記を書かせ、洗面やトイレを済ませ、迎えのミニバスに乗り込んだ。
これから夜行バスに乗って、トルコ最大の観光地カッパドキアへと向かう。

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グランドバザ-ル
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焼きトウモロコシ
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夜行バスはサ-ビスがいい  ※コ-ヒ-、菓子付き


夜行バス(イスタンブ-ル~ギョレメ)泊


バス(イスタンブ-ル~ギョレメ大人113TL、子供90TL) アヤソフィア(大人40TL、子供フリ-) 土産(キ-ホルダ-1TL、マグネット2TL) ケバブ(10TL×2) サバサンド(店5TL) サバサンド(屋台船10TL) ポストカ-ド(1TL) 焼きトウモロコシ(3TL)  計285TL
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