雨のイスタンブ-ル~東欧周遊編(3)
2017年12月22日
北京~アブダビ~トルコ・イスタンブ-ル

世界遺産 イスタンブ-ル歴史地区 (1985年登録)
イスタンブ-ルは生憎の雨だった。
小雨程度ではあるが、強い風により持参した折り畳み傘は既に関節が1本折れてしまった。
その上ナナは水溜りに足を落としたようで、靴や靴下まで既にびしょびしょになっている。
更に、ナナにガイド本を預けた途端水溜りに落とされ、歩き方までもが中までずぶ濡れ状態。
旅先での雨はテンションが下がるが、東南アジアでのスコ-ルくらいしか雨の記憶はない。
しかし今回は気温が低い分、自然と乾くことは期待出来ない。
幸い部屋にはオイルヒ-タ-がある為、上に載せておけば翌朝には乾いているので一応は助かっているが、いずれにせよ観光に雨だけは余計だ。
北京~アブダビ~トルコ・イスタンブ-ル

世界遺産 イスタンブ-ル歴史地区 (1985年登録)
イスタンブ-ルは生憎の雨だった。
小雨程度ではあるが、強い風により持参した折り畳み傘は既に関節が1本折れてしまった。
その上ナナは水溜りに足を落としたようで、靴や靴下まで既にびしょびしょになっている。
更に、ナナにガイド本を預けた途端水溜りに落とされ、歩き方までもが中までずぶ濡れ状態。
旅先での雨はテンションが下がるが、東南アジアでのスコ-ルくらいしか雨の記憶はない。
しかし今回は気温が低い分、自然と乾くことは期待出来ない。
幸い部屋にはオイルヒ-タ-がある為、上に載せておけば翌朝には乾いているので一応は助かっているが、いずれにせよ観光に雨だけは余計だ。
北京の空港に着いたのが現地時間の23時半、大半の乗客はここで機体を降りていった。
間髪入れず掃除のオバちゃん集団が機内に乗り込み、慌ただしく機内掃除が行われていく。
僕らは席を立つことなくそのまま機内で待機しているが、そんな客はほんの数人だけだった。
掃除が終わると一斉に新たな乗客が押しかけてきて、機内は再び込み合ってくる。
きっと名古屋からアブダビへの直行便では客が集まらない為、名古屋から北京、北京からアブダビと集客を小分けしているのだろう。

機内待機中に日記を書いておく
北京を再び同じ飛行機で発ち、乗り継ぎ地のアブダビへは現地時間の5時半に到着した。
空港に早く着き過ぎたせいか、到着しているにも関わらず、1時間じっと機内で待たされていた。
このフライトで機内食は二度出たが、夜食が出るのが遅く、起きているのがかなり辛かった。
食事の際ナナに声を掛けたが当然目を開けず、結局僕がナナの分も食べることになる。

機内食(離陸後の夜食)

機内食(到着前の朝食)

ナナは大概何か残す
アブダビの空港は豪華だった。
エミレ-ツのドバイ空港には劣るものの、アラブの裕福さを感じずにはいられない。
ゲ-ト3でしばらく待ち、ここで搭乗したのは先程より小さな青の機体。
窓側2人掛けは有り難いが、僕らの列には窓が無い。
後ろに席が無い為自由に背もたれを倒せるのはいいが、倒すとシ-ト部分が前に出て、足元が狭くなる仕組みになっている。
モニタ-は至ってシンプルなものになり、先程までの最新型が既に懐かしい。
今回2便乗ったこのエティハド航空だが、結局日本の映画は何一つやっていなかった。

アブダビ到着

空港

アブダビからは青の機体

飛行経路

機内食(僕)

機内食(ナナ)
そして12:47、ようやく旅のスタ-トとなるトルコ・イスタンブ-ルに到着した。
ちなみにトルコの首都は『アンカラ』であり、『インタンブ-ル』ではない。
予定より早く着いたものと喜んでいたが、結局この時13:47で予定より遅れていたことになる。
未だに理解出来ないのが日本との時差、確か7時間のはずなのに何故か6時間となっている。
サマ-タイムではないはずだし、歩き方の間違いとも思えない。
空港内で最低限の両替えを済ませ、メトロとトラムを乗り継いでスルタンアメフットへと移動。
自販機でのチケットの買い方が分からず、いずれも居合わせた現地の客に買ってもらった。

トラム(スルタンアメフット駅)

アヤソフィア
雨の中での宿探し。
通り名が分からず現在地がつかめなかったが、一度尋ねただけで無事目指す安宿を発見。
アゴラGuestHouse&Hostel、日本人にも人気のある宿だ。
子供はドミに泊まれないと出だしからドミは断られたが、こちらから値切らずしてツインを40€から35€に下げてくれたので、迷わずここに決定。
この辺りには宿が多く、シ-ズンオフの今は客側が優位なのかもしれない。

アゴラのツインル-ム
トルコを代表するイスラム寺院、スルタンアメフット・ジャ-ミィ(通称:ブル-モスク)。
6本のミナ-レと高さ43mの大ド-ム、4つの副ド-ムと30の小ド-ムを持っている。
6本ものミナ-レを持つイスラム寺院は世界でも珍しく、スルタンアメフット1世の命を受け、1609年から7年半かけて建造された。
内部への入場は無料で、イスラム教徒や観光客で大いに賑わっていた。

ブル-モスク内部 ※奥は参拝者しか入れない
ブル-モスクを出るなり日本語で話しかけてきた青年を強引に交わし、適当に街を歩く。
トラム沿いに延びる賑やかな通りを歩いていると、今度は別の青年が日本語で話かけてきた。
先程ブル-モスクで声をかけてきた青年は確か22歳、こちらは20歳。
日本語を勉強しているようで、日本人が少ない為、見つけたら直ぐに声をかけているそうだ。
日本にはこれまで何度か行ったことがある・・
今度展示会の為、日本に行く予定だ・・
二人とも言っていることは全く同じで、実に怪しい。
その歳でこれまで何度も日本に行ったことがあるというのも、今考えれば十分に嘘くさい。
最初の青年は『一緒にお茶でも飲まないか・・』と言ってきた時点で見切りをつけたが、次の青年は親切心だけでグランドバザ-ルの両替所まで案内してくれた。
ここは町一番の好レ-トらしく、まとめて3万円分をトルコリラに両替しておく。

グランドバザ-ルの両替所 ※青年がここまで案内してくれた
雨降る夜の街を彷徨うように歩き、小さなス-パ-マ-ケットで夕食を買い、宿へと戻った。
店のケバブはどこも高く、商店で見つけたワインも値が驚く程高かった為、悲しくも手が出ない。
仕方なく部屋で質素な夕食をとり、シャワ-を浴びた。
ナナは日記を書き終えベットで横になると、直ぐに眠りに就いていた。
楽しそうなトルコだが、せめてこの雨だけはどうにかしてもらいたい。

茹でトウモロコシ

暗闇に浮かぶブル-モスク

噴水は色が変わる

宿への帰り道

質素な夕食
イスタンブ-ル・アゴラGuestHouse泊-160TL
メトロ(5TL×2) トラム(5TL×2) 茹でトウモロコシ(2TL) ス-パ-マ-ケット(オレンジジュ-ス1.5㍑1.6TL、バケットパン0.95TL、ヨ-グルト500g1.95TL、菓子0.4TL) 宿(160TL) 計186.9TL
間髪入れず掃除のオバちゃん集団が機内に乗り込み、慌ただしく機内掃除が行われていく。
僕らは席を立つことなくそのまま機内で待機しているが、そんな客はほんの数人だけだった。
掃除が終わると一斉に新たな乗客が押しかけてきて、機内は再び込み合ってくる。
きっと名古屋からアブダビへの直行便では客が集まらない為、名古屋から北京、北京からアブダビと集客を小分けしているのだろう。

機内待機中に日記を書いておく
北京を再び同じ飛行機で発ち、乗り継ぎ地のアブダビへは現地時間の5時半に到着した。
空港に早く着き過ぎたせいか、到着しているにも関わらず、1時間じっと機内で待たされていた。
このフライトで機内食は二度出たが、夜食が出るのが遅く、起きているのがかなり辛かった。
食事の際ナナに声を掛けたが当然目を開けず、結局僕がナナの分も食べることになる。

機内食(離陸後の夜食)

機内食(到着前の朝食)

ナナは大概何か残す
アブダビの空港は豪華だった。
エミレ-ツのドバイ空港には劣るものの、アラブの裕福さを感じずにはいられない。
ゲ-ト3でしばらく待ち、ここで搭乗したのは先程より小さな青の機体。
窓側2人掛けは有り難いが、僕らの列には窓が無い。
後ろに席が無い為自由に背もたれを倒せるのはいいが、倒すとシ-ト部分が前に出て、足元が狭くなる仕組みになっている。
モニタ-は至ってシンプルなものになり、先程までの最新型が既に懐かしい。
今回2便乗ったこのエティハド航空だが、結局日本の映画は何一つやっていなかった。

アブダビ到着

空港

アブダビからは青の機体

飛行経路

機内食(僕)

機内食(ナナ)
そして12:47、ようやく旅のスタ-トとなるトルコ・イスタンブ-ルに到着した。
ちなみにトルコの首都は『アンカラ』であり、『インタンブ-ル』ではない。
予定より早く着いたものと喜んでいたが、結局この時13:47で予定より遅れていたことになる。
未だに理解出来ないのが日本との時差、確か7時間のはずなのに何故か6時間となっている。
サマ-タイムではないはずだし、歩き方の間違いとも思えない。
空港内で最低限の両替えを済ませ、メトロとトラムを乗り継いでスルタンアメフットへと移動。
自販機でのチケットの買い方が分からず、いずれも居合わせた現地の客に買ってもらった。

トラム(スルタンアメフット駅)

アヤソフィア
雨の中での宿探し。
通り名が分からず現在地がつかめなかったが、一度尋ねただけで無事目指す安宿を発見。
アゴラGuestHouse&Hostel、日本人にも人気のある宿だ。
子供はドミに泊まれないと出だしからドミは断られたが、こちらから値切らずしてツインを40€から35€に下げてくれたので、迷わずここに決定。
この辺りには宿が多く、シ-ズンオフの今は客側が優位なのかもしれない。

アゴラのツインル-ム
トルコを代表するイスラム寺院、スルタンアメフット・ジャ-ミィ(通称:ブル-モスク)。
6本のミナ-レと高さ43mの大ド-ム、4つの副ド-ムと30の小ド-ムを持っている。
6本ものミナ-レを持つイスラム寺院は世界でも珍しく、スルタンアメフット1世の命を受け、1609年から7年半かけて建造された。
内部への入場は無料で、イスラム教徒や観光客で大いに賑わっていた。

ブル-モスク内部 ※奥は参拝者しか入れない
ブル-モスクを出るなり日本語で話しかけてきた青年を強引に交わし、適当に街を歩く。
トラム沿いに延びる賑やかな通りを歩いていると、今度は別の青年が日本語で話かけてきた。
先程ブル-モスクで声をかけてきた青年は確か22歳、こちらは20歳。
日本語を勉強しているようで、日本人が少ない為、見つけたら直ぐに声をかけているそうだ。
日本にはこれまで何度か行ったことがある・・
今度展示会の為、日本に行く予定だ・・
二人とも言っていることは全く同じで、実に怪しい。
その歳でこれまで何度も日本に行ったことがあるというのも、今考えれば十分に嘘くさい。
最初の青年は『一緒にお茶でも飲まないか・・』と言ってきた時点で見切りをつけたが、次の青年は親切心だけでグランドバザ-ルの両替所まで案内してくれた。
ここは町一番の好レ-トらしく、まとめて3万円分をトルコリラに両替しておく。

グランドバザ-ルの両替所 ※青年がここまで案内してくれた
雨降る夜の街を彷徨うように歩き、小さなス-パ-マ-ケットで夕食を買い、宿へと戻った。
店のケバブはどこも高く、商店で見つけたワインも値が驚く程高かった為、悲しくも手が出ない。
仕方なく部屋で質素な夕食をとり、シャワ-を浴びた。
ナナは日記を書き終えベットで横になると、直ぐに眠りに就いていた。
楽しそうなトルコだが、せめてこの雨だけはどうにかしてもらいたい。

茹でトウモロコシ

暗闇に浮かぶブル-モスク

噴水は色が変わる

宿への帰り道

質素な夕食
イスタンブ-ル・アゴラGuestHouse泊-160TL
メトロ(5TL×2) トラム(5TL×2) 茹でトウモロコシ(2TL) ス-パ-マ-ケット(オレンジジュ-ス1.5㍑1.6TL、バケットパン0.95TL、ヨ-グルト500g1.95TL、菓子0.4TL) 宿(160TL) 計186.9TL
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