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安食堂の裸親父~スリランカ編(29) 

2017年1月16日
ゴ-ル~ヒッカドゥワ



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安食堂の裸親父  ※見るからに汚らしい食堂だが、僕らにとってはスリランカ一のレストラン


ヒッカドゥワ(HIKKADUWA)。
ここはスリランカ一の人気リゾ-ト地。
この町がリゾ-ト地として発展してきたのは、沖合に珊瑚礁がある為だと言われている。
いつからかこの珊瑚礁を目当てに欧米の観光客が集まるようになり、一時期インドのゴア同様、ヌ-ディストビ-チまで設けられていたそうな。
計画的に開発された他のリゾ-ト地とは異なり、ヒッカドゥワは欧米の若者文化、いわゆるヒッピ-文化によって創り上げられてきた。


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宿のマダムと
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バスタ-ミナル(ゴ-ル)

当初ヒッカドゥワは予定していなかったが、不思議と足はこの町へと向いていた。
ゴ-ルを発ちバスで40分、ヒッカドゥワのバスタ-ミナルに到着。
ガイド本には高い宿しか載っていなかったが、宿が多いことはバスの中から確認出来ていた。
情報はないがここは飛び込みで充分だと、宿探しに関し、さほど心配はしていない。

この町は海沿いにメインストリ-トが延びており、ホテルやゲストハウス(GH)、観光客向けのレストランや土産物屋などが道の両脇にぎっしりと並んでいる。
バスタ-ミナルや鉄道駅は北の端にあり、ここからメインストリ-トであるゴ-ルロ-ド(Galle Rd.)を南下していくと、最初の内は中級ホテル、やがて安宿が集まる界隈に出るらしい。
その距離は2~3kmにも及ぶ為、出来れば僕らはバスタ-ミナル近くで何とか宿を押さえておきたいと思っていた。

バスタ-ミナルを出て早速宿探しの開始、メインストリ-トを南下する。
直ぐに宿の看板を見つけ、流れるがまま脇道へと入って行く。
そこにはGHとホステルがあったが、GHは残念ながら満室。
ホステルはドミしか空いてなく、朝食付き1人900ルピ-という値段は魅力的だったが、西洋人の若者がたむろする光景を見て腰が引けた。
ゴ-ルロ-ドに戻り少し歩くと、直ぐに次の宿を見つけた。
さすがは人気のリゾ-ト地だけはあり、宿はどれだけでもありそうだ。

Rosand waves。
この宿は川の手前にあり、バスタ-ミナルからもまだ大して歩いていない位置にある。
部屋を見せてもらうと、中々綺麗な部屋だった。
宿側の提示は当初3000ルピ-だったが、ここは何とか踏ん張り、交渉を続ける。
一度2500ルピ-まで下がったが、僕も簡単には首を縦に振らない。
連泊を条件に1泊当り2000ルピ-でどうかと提案し、結局連泊でなくても2000ルピ-で折り合いがついた。
宿は他にもありそうだったので終始強気の交渉を続けたことと、これまでスリランカ各地で泊まってきた経験から宿の相場もだいたい熟知していたことも優位に働いた。
海も近いし、この宿は僕ら的にはこの町でベストな選択だと言えるだろう。
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いい宿が見つかった  ※値段は安いし、立地が最高
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部屋も綺麗で、アメニティも充実

朝食兼昼食をとりに、バスタ-ミナル方面へと出かける。
僕らがこの付近に宿をとりたかった理由はそこにある。
ツ-リストが集まるエリアにはお洒落で高いレストランしかなく、僕らの居場所はまるでない。
しかしバスタ-ミナル周辺にはロ-カルな食堂や商店が集まり、安く済ませることが出来る。
汚らしい店、オ-ルロ-カル人の店は僕が最も好むところだ。
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朝食兼昼食  ※80ルピ-と安いが、お代わりは別料金

辛い食事の口直し、それにナナの栄養補給を兼ね、市場でバナナを購入。
ス-パ-マ-ケットでも買い物を済ませ、宿へと戻ってきた。
宿の近くでこの町での全ての用事が事足りてしまう。
増々この宿が気に入ってきた。
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市場のバナナおばさん
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ビ-チ
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波は高いが、透明度は抜群
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買い物帰り

余計な物は部屋に置き、鍵は受付に預け、早速海へと向かった。
道路を渡ると、もうそこは砂浜。
宿からビ-チまでは、歩いてせいぜい1分程度だ。
この辺りはまだホテル街の外れにある為、ビ-チは人が少なく、とても穴場的な場所だった。
砂以外何も混ざっていない、純な砂浜。
海水は透明で透き通り、海底がよく見えている。
ところどころ岩礁が底に付き、珊瑚の形態を想わせてくれる。

波は若干高く、深さもある。
従ってゴ-ルのような安全な遊泳とはいかないが、奥へ行かないよう慎重に海を楽しんだ。
遊泳に疲れたら、浜辺に座り、ぼんやりと日向ぼっこ。
やはりこの町でも(砂浜を歩く)石上さんに会い、しばし雑談。
11時頃から、結局僕らは16時頃まで海に居た。
宿に戻りシャワ-を浴び、、2階部屋前のテラスでナナに日記を書かせる。
ここからも夕日は見えそうだが、頃合いを見てビ-チへと向かう。
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部屋前のテラスで日記を書くナナ
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水着美女
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宿は目の前(道路向かい)
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記念写真をせがまれ
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波が高くなってきた

当初予定していなかったこの町での連泊を決めた。
次の町を削って3泊してもいいかも・・、とさえ思えてきた。
更には4泊してそのまま空港へ向かおうか・・、そんな冗談まで口から飛び出していた。
夕日を見届けた後、ゴ-ルロ-ドを町の外れまで南下してみる。
さすがにホテル街のビ-チは混み合い、サ-フィンをする姿まであった。
完全にリゾ-ト化していて、見て歩く分には楽しめた。
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何故ここまで丸いのか本当に不思議だ
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やっぱ惑星にしか見えない

この僅かな範囲に酒屋が4軒あるという事実は、これまで巡ってきた他の町では考えられない。
それだけで、この町の客層、過ごし方というものが見えてくる。
堪らなく僕も久々にアラックを購入。
カウンタ-越しに差し出された品は値が高く、一番安い奴をくれ・・と言ったら、嫌な顔をされた。
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ワインストア(酒屋)

バスタ-ミナル周辺へと場所を移し、ボロそうな食堂へと入ってみる。
閉店間際のようだったが、店主は上半身裸姿のまま僕らを易しく迎え入れてくれた。
絶対にツ-リストが入らないような汚い店に、日本人の、それも親子連れがやって来た。
それだけでも驚いただろうに、その子供は迷うことなく右手でライス&カリ-を食べ出した。
その上、水は出された食堂水を当たり前のように飲んでいる。
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厨房に呼ばれ、『これ喰うか?』と訊かれた

店主は余程嬉しかったのだろう。
僕らに付きっ切りで何かと世話を焼いてくれ、おかず(ベジ)やライスのお代わりどころか、頼んでもいない魚やチキン(汁のみ)までどんどん持ってきてくれた。
僕らとしても、スプ-ンの出ない扱いが、普通に水が出される扱いが最高に心地良い。
郷に入ったら郷に従え。
外国人だからといって特別扱いしないこの接し方は、僕らに対しての敬意の表れでもある。

僕らが(僕が)外国を訪れる理由は、何も豪遊したいからではない。
いかに安く旅をするかということは、その国を知る上での最も有効な手段だと常々思っている。
だから日本円換算はしないし、ボラれると本気で腹が立つ。
別れ際、裸親父は娘をギュッと抱きしめ、売り物の菓子を沢山手に握らせてくれた。
僕らが来てくれたことが、心の底から嬉しかったようである。
そんな裸親父のことが、僕らも好きになった。


ヒッカドゥワ・Rosand waves泊-Rs.2000


バス(ゴ-ル~ヒッカドゥワ2人Rs.50) 宿(Rs.2000) 朝食兼昼食(ライス&カリ-Rs.80×2、ライスお代わりRs.20×2) バナナ(1kg13本Rs.120) ス-パ-マ-ケット(水1.5㍑Rs.70、ビスケットRs.30×2) アラック(Rs.380) 夕食(裸親父の店、ライス&カリ-Rs.120×2) ビスケット(Rs.30、Rs.20)  計Rs.3170
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| '17スリランカ編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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