FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

第6回飛騨高山ウルトラマラソン(2)~第2関門飛騨高山スキ-場まで


・・前回の続き


平成29年6月11日、いよいよ大会当日を迎えた。自宅を3時前に出発し、飛騨高山高校山田校舎(旧斐太農林高校)の駐車場に駐車。てっきり昨年と同じように匠ヶ丘駐車場からシャトルバスに乗るものだと思っていたが、運良く会場近くまで導かれた。歩いてビックアリ-ナへと移動。直ぐにコ-ス上預け荷物をトラックに預け、その先で右膝と首にテ-ピングを施してもらう。今日の体調は野辺山以上に芳しくない。3週間前の野辺山100㌔の際、不安箇所は左膝だけだった。しかし今回、左膝だけでなく右膝にも若干不安がある。その上月曜日の夜に38.8度の高熱を出し、火曜日は仕事を休み1日中寝ていた。そして今尚嫌な咳が止まらず、金曜に慌てて病院に行ってきた。咳をする度に首回りの骨にズキンズキン響き、今日は已む無くマスクを付けて走るつもりだ。会場へと入り、入念に体をほぐす。会場内に荷物を預け、外のエイドで朝食代わりの補給を摂る。そしてトイレを済ませたら、いざスタ-トゲ-トへ。スタ-ト位置の横には歩道があり、並ぶのが遅れても歩道を通れば好きな位置に移動することは可能だ。昨年は第2組最前列中央になってしまい、結局オ-バ-ペ-スで自滅した。・・かと言って後方スタ-トでは、並び遅れた先月の野辺山のようにゲ-トを潜るだけで数分も無駄にロスしてしまう。自滅は避けたいが、走る前のロスはもっと避けたい。今回は程よく前寄り(歩道際)に立ち、無難な位置でスタ-トを切った。
002_convert_20170614105233.jpg 003_convert_20170614105244.jpg
飛騨高山ビックアリ-ナ                   コ-ス上預け荷物をトラックへ
004_convert_20170614105254.jpg 005_convert_20170614105303.jpg
無料のテ-ピングサ-ビス                 会場荷物預け
006_convert_20170614105312.jpg 007_convert_20170614105324.jpg
会場エイドも品数豊富                    スタ-トゲ-ト  

辺りは既に明るくなっている。国道41号を横切り、市街地を駆け抜ける。朝早くからの応援は本当に有り難い。しばらくして前につけたランナ-の足下に、僕の目は釘付けとなった。ワラ-チ(サンダル)のランナ-はどの大会でも大概数人は目にする。しかし今僕の目の前を走っている男性は、驚くことに裸足で走っていた。えっ、マジで!かなり衝撃な光景だったが、市街地の綺麗な車道だったので逆に快適そうにも見えた。その男性とはしばらく前後して走っていたが、ふと男性に顔を向け声を掛けてみた。スゴイですね!いつも裸足なんですか・・。男性曰く、練習の時も普段の大会も大概は裸足なのだと言う。お~、それはスゴイ!でもさすがに野辺山では無理ですよね・・。この問いかけは的を得ていたようで、さすがの彼でも野辺山では靴を履くそうだ。僕の質問が続く。マメは出来ないんですか・・。男性曰く、裸足でもマメは出来るそうだ。それにしてもすご過ぎる。裸足で100㌔なんて僕には想像すら出来ない。
009_convert_20170614105335.jpg
スゴイ!裸足で走っている  ※練習の時から裸足だそうです
011_convert_20170614105345.jpg
古い町並み  ※中央に裸足のランナ-

5:18、第1エイド(高山信用金庫三福寺支店、5.9㌔)に到着。補給は流れるように済ませ、直ぐにエイドを発つ。5:44、第2エイド(塩屋公民館、10.5㌔)。昨年この辺り、その先の美女峠くらいまでは周りは先発の白ゼッケンばかりで、次発組のほぼトップを独走していた。しかし今回は同組の白ばかり。10㌔の入りは56分55秒。昨年は調子に乗り(気持ち良く走れたこともあって)50分で入ってしまい、結果早々に自滅に追いやられた。美女峠に向けての上りが始まった。まだ序盤、その上、周りのランナ-は㌔6分を切るレベルなだけに、このくらいの坂では誰も歩かなかった。そして6:25、第3エイド(美女高原、16.7㌔)に到着。一つ目の難所、美女峠を上り切った。早め早めのトイレを心掛け、公衆便所で用を足す。そして特産品の完熟とまとジュ-スとりんごジュ-スを各々2、3杯飲み乾した。両方共すごく美味い。地元民だからと言っても、こんな贅沢なものは滅多に口にすることは出来ない。先程から左膝が痛み出し、突如窮地に立たされている。1週間前に行った20㌔走(最近では最長)では痛みは発しなかったが、やはりまだ完治していなかったようだ。今日の左膝はテ-ピングとサポ-タ-でガシガシに固めているが、予防には至らなかった。早めに鎮痛剤を1錠飲み、運命を託す。痛み出すにしてもこんな所では早過ぎると、リタイヤのイメ-ジが一瞬頭を過る。膝の痛みは予定外だったが、今日一番心配していた咳は奇跡的に治まっている。咳、膝痛、練習不足・・。今日最大の敵は一体何なのか。屈指と言われる高低差(坂)に絡み、これら要素が嫌らしく僕をいじめてくれる。
013_convert_20170614105358.jpg
第2エイド(塩屋公民館、10.5㌔)
014_convert_20170614105411.jpg
美女峠への上り  ※こんな坂くらいでは誰も歩かない
016_convert_20170614105422.jpg
第3エイド(美女高原、16.7㌔)  ※完熟とまとジュ-ス
017_convert_20170614105433.jpg
りんごジュ-ス  ※あれ?置く位置が逆ですよ

20㌔通過が1時間58分56秒で、10㌔からのラップは1時間2分1秒。峠を一つ越えた割には、予定通り㌔6分を保てている。そして6:54、第1関門(道の駅ひだ朝日村、21.8㌔)に到着。昨年はここまで2時間で達したが、トイレで時間をかなりロスした記憶がある。水分塩分を急いで摂り、特産品のよもぎうどんを食べたら直ぐにエイドを発つ。大会を重ねる毎に、エイドでの過ごし方だけは上達している気がする。ここから最高地点(標高1345m)の高山スキ-場まで、延々と上りが続いていく。昨年のように脚はまだ死んでおらず、遅いながらも何とか走れてはいる。気になる膝の状態は、薬が効いているのか痛みはさほど感じていない。前方に乗鞍岳を眺めながら、我慢の走りが続く。そして7:17、第5エイド(上青屋公民館、25.2㌔)。まだ涼しい時間帯、暑くなる前にスキ-場まで上っておきたい。
018_convert_20170614105443.jpg
第1関門 道の駅ひだ朝日村(21.8㌔)  ※2時間9分、関門閉鎖まで残り1時間6分
019_convert_20170614105454.jpg
よもぎうどん
020_convert_20170614105505.jpg
乗鞍岳を眺めながら
021_convert_20170614105521.jpg
第5エイド(上青屋公民館、25.2㌔)

国道361号からカクレハ高原に向けての左折地点で、実にロ-カルな応援を受ける。あんばよういきないよ~。あの格好できっと何時間も立っているのだろうと思うと、その声援の有難味がやけに身に染みる。4月の富士五湖100㌔以降、膝に故障を抱え、あまり走れていない。坂道に至ってはほとんど走っておらず、ぶっつけ本番で連戦を迎えている。練習での走行距離が少ないことで精神的にも劣等感を抱いているが、上りの脚力は明らかに附随して落ちていた。それでも何とか踏ん張り、7:48、第6エイド(カクレハキャンプ場、29.5㌔)に到着。早め早めを心掛け、鎮痛剤を更に1錠。膝の痛みは感じているが、薬の甲斐あって、幾分痛みは和らいでいるようだ。高根町が誇るゆるキャラの『高根こん太』くんにタッチし、最大の難所激坂へと向う。坂は長くて急だが、疲れさえなければ走れないこともない。実際昨年の練習では最後まで走り切っている。しかしここまで既に30㌔走ってきたというハンデがあるとこれが結構辛い。実際周りのランナ-達も次第に歩き始め、走り通そうとする猛者は周りにはいなかった。しかしそれでもさすがは㌔6分のランナ-達である。誰しも全て歩き通そうとする者はいなかった。基本走りで、歩きはあくまで休憩の一環。常に走り出す姿勢を失わず、歩きと走りを半々くらいの割合で通していた。そして何とかスキ-場へと上り切る。ここを全て走り切れるようになると、きっと次のステップ(サブテンとか)に近付けるのだろう。
022_convert_20170614105530_2017061411304450e.jpg
飛騨弁での声援が心地良い  ※あんばよう(しっかり)いきないよ(走りなさいよ)~
024_convert_20170614105547.jpg
第6エイド(カクレハキャンプ場、29.5㌔)  ※特産品の火畑そば
025_convert_20170614105556.jpg
高山市高根町のゆるキャラ『高根こん太』くん  ※13歳(中学生)らしい
031_convert_20170614105618.jpg
辛い坂だが、誰しも走る気持ちを忘れてはいない
033_convert_20170614105630.jpg
第7エイド(駄吉林道峠、33.0㌔)  ※かぶり水が出てきた
035_convert_20170614105641.jpg
白山遠望

そしてついに9:07、第2関門(飛騨高山スキ-場、39.2㌔)に到着。ここまでの目標は4時間15分だったが、若干遅れ4時間22分での到着となった。それでも昨年より6分早く、駄目なりにもそれなりに奮闘はしている。最大の難所を越えた先のオアシスは大きなエイドだった。ういろうが美味しくて、むさぼるように何個も頂いた。ふと、○○さん・・と声を掛けられ顔を上げたら、同じ町内の男性Kさんがボランティアをしていた。色々とゆっくり食べていたかったが、そんな時間はないので、ここも直ぐに退散。この先一気に麓まで駆け下りる、10㌔続く急坂の下り。膝に痛みを抱える現状を考えれば、今日一番の勝負どころだろう。今日の完走の可否は、この下りにかかっていると言っても過言ではない。無事下り終わるまで、僕の左膝は持ち堪えてくれるだろうか。
036_convert_20170614105652.jpg
第2関門 飛騨高山スキ-場(39.2㌔)  ※4時間22分、関門閉鎖まで残り1時間33分
038_convert_20170614105716.jpg
青柳ういろう
040_convert_20170614105746.jpg
飛騨みそ汁、甘酒


つづく・・

スポンサーサイト

| 2017 | 17:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://gakuto2164.blog85.fc2.com/tb.php/896-da609543

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT