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第23回八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン(2)~第1関門林道ゲ-トまで


・・前回の続き


平成29年5月21日、第23回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソンの大会当日を迎えた。道の駅南きよさとにて車中泊し、夜明け前の2時20分に起床。客はそれ程いなく、静かで快適な睡眠がとれた。起床後まずは左膝に初めてテ-ピングを施す。先月の富士五湖で左膝の腸脛靭帯炎(通称:ランナ-ズニ-、ランナ-膝)を発症。まだ完治しておらず、富士五湖以来ほとんど走れていない。故障による不安を抱えたまま、ぶっつけ本番で挑む国内屈指のハ-ドコ-ス。3週間後には最も大切な地元の大会(飛騨高山100㌔)が待っている。従って今大会の目標は、膝を悪化させることなく時間内完走。今回はテ-ピングに加え、サポ-タ-の力も借りることにした。頼れるものは何でも試してみたい。そんなかなり切羽詰まった状況に追い込まれていた。病院や整体には結局一度も通うことなく、安静とアイシング、ストレッチと筋力強化に費やしてきた。

道の駅から会場までは20分程。会場を横目に通過し、会場近くの第一駐車場は既に満車。少し離れた第二駐車場へと導かれ、ここからシャトルバスに乗り会場に到着。早速体育館へ入ると、中は大混雑していた。館内の半分は荷物置き場に仕切られ、残りの狭い手前区画で2000人もの選手らがひしめき合っている。この会場では完全に狭過ぎで、体育館内でのストレッチはまず出来そうもない。早々に荷物を預け、外に出て準備運動やストレッチを済ませた。会場エイドの品揃えに期待し、朝食はとってこなかった。しかしあるはずのパンも、ランチパックも、バナナもレ-ズンもなかった。ホットドリンクくらいは辛うじてあり、これに梅干し数個で朝食とした。エントリ-料が他と比べ飛び抜けて高い野辺山ウルトラ、その高騰の要因を今日一日かけて探っていきたい。
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会場となる南牧村社会体育館
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館内の半分は荷物置き場として仕切られ、場所の確保は困難
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コ-ス上預け荷物はトラックへ
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会場エイド  ※温かい飲み物は嬉しかったが、あるはずのパン類は用意されておらず
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トイレは比較的多い
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スパイダ-マンも選手だった  ※アレ持って野辺山を完走したら凄すぎる

初めての野辺山。僕のスタ-トは第2組の5時20分となる。野辺山は高山より1時間くらい余計にかかりますよ・・。先程トイレに並んでいた際、前にいた豊川の男性がそう言っていた。それは余程凄いコ-スなんだなと思いながら、その原因は悪路にあることも予備知識としてこの時知らされた。今回は急いでいないので、整列は後ろの方に並ぶ。前の方で開会の挨拶が行われているようだが、何を言っているのか分からない。そして、ついに号砲が鳴る。ゲ-トを潜ったのは号砲から1分20秒後。急いでないとはいえ、このロスは実に勿体ない。眩い朝陽が昇り始め、後ろには八ヶ岳の峰々が白い頂を抱いていた。ランナ-が道路を埋める。いつまで経っても、その密度は解消されてこなかった。5:47、第1エイド(天文台駐車場、4.8㌔)に到着。どのランナ-も瞬時に補給を済ませ、急ぎ早に通り過ぎていく。この辺り、八ヶ岳の眺めが最高に素晴らしい。やがて未舗装の道に入った。ここが野辺山を国内屈指とまで押し上げた悪路の始まりだ。くまもんバックを背負ったクマのプ-さんも頑張っている。これまで幾つかの大会で見かけてきたランナ-だ。6:21、第2エイド(八ヶ岳牧場入口、9.8㌔)に到着。バナナを食べ朝食分を補った。
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ゲ-トが遠い  ※今日の目的は、膝を悪化させず時間内完走
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ランナ-が多い
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八ヶ岳連峰を眺めながら
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野辺山の神髄、いざ林道へ
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第2エイド(八ヶ岳牧場入口、9.8㌔)

5㌔以降、一辺倒な上りが続いている。6:43、第3エイド(ゲ-ト先待避所、12.8㌔)に到着。既に本格的な林道に入り、足場はかなり不安定。ここは前を見るより、下を向いて走らないと足元をすくわれてしまう。危うく転げそうになり宙を舞うランナ-も何度か見かけた。道は狭いが、ランナ-は未だ密集したままだ。諦めて歩くランナ-も現れ始めた。6:57、第4エイド(林道内待避所①、14.1㌔)に到着。エイドに着くなり、皆がむしゃらに補給を行っている。7:20、第5エイド(防火対策待避所、17.7㌔)に到着。先発組のスパイダ-マンの姿もあり、心地良い演奏を奏でていた。あのアコ-ディオンをどのように持って、ここまで走って来たのだろうか・・。彼は何の為にあんな格好でアコ-ディオンを弾いているのだろうか・・。人の為?自己満足?しかし彼の演奏で、僕を含め多くのランナ-が間違いなく勇気づけられたと思う。実に素晴らしいランナ-だ。僕がこのエイドを発つ時、彼はまだ演奏していた。是非ともそのスタイルで完走して欲しかったが、その後彼を見かけることはなかった。
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道は狭いが、ランナ-はまだ密集
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第4エイド(林道内待避所①、14.1㌔)
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第5エイド(防火対策待避所、17.7㌔)  ※有難う、スパイダ-マン

腕時計で標高を確認しながら、最高地点を目指している。そしてようやく標高1908mのコ-ス最高地点まで上り切った。そこにはただ看板があるだけで、若干拍子抜け。ここから一気に下ることになるが、足場は悪く、膝の具合もあってスピ-ドが出ない。道幅は狭いが、相変わらずランナ-で混み合っている。道路脇の土や草地を選んで走っては、膝に最低限の気を遣う。7:36、第6エイド(林道内待避所②、19.9㌔)に到着。長距離を走るランナ-にとって、補給は完走を左右する。ブドウは鷲掴みにして、走りながら食べた。種が有り少し食べ難かったが、この甘さと爽快感は癖になる美味さだ。
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コ-ス最高地点(標高1908m)
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生命(いのち)の水
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第6エイド(林道内待避所②、19.9㌔)
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ブドウ
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必殺!鷲掴み

そして7:57、第1関門(林道ゲ-ト、23㌔)に到着。予定より若干早いくらいで、まずまずのペ-スだ。関門閉鎖は9時ジャストなので、1時間の余裕がある。今日は時間内完走が目的なので、ある程度関門時刻も気にしておかなければならない。出来れば後半の落ち込みに備え、もう少し関門通過を早めておきたいところだ。膝は今のところ、一応持ち堪えている。富士五湖以来、最長で15㌔しか走れていない。既に膝は未知の領域に入っており、いつ逝ってしまってもおかしくはない。何とか耐えてくれよ、俺の膝!地べたに座り、ココア、コ-ンポタ-ジュ、コ-ラを飲み、羊羹とアミノサプリで補給を摂った。
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第1関門 林道ゲ-ト(23㌔)  ※予定より2分早い
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ココア、コ-ヒ-、コ-ンポタ-ジュ、コ-ラ・・
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羊羹


つづく・・

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| 2017 | 13:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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