初めての沖漬け
平成29年4月28日(金)未明、今シ-ズン3度目となるホタルイカ捕りは平日なので一人で出陣。日中の天気は良く、新月は2日前。満潮の時刻こそ4時25分と遅いが、今月行くなら今日しかないだろうと、急遽平日徹夜の強行策に出た。いつもの海岸は平日ということで、明らかに人出が少ない。屋台の姿もなく、地元ナンバ-の常連が大半のようだ。トイレ横に駐車し、長靴を履いて早速偵察に出る。海に入っている人はまだ少なく、誰もまだ捕れていないようだった。しかし波打ち際を歩いて戻る途中、ゆらり浮かぶホタルイカを1匹発見!素早く手で捕まえた。一旦車に戻り、テレビを見て少し時間を潰す。相手は自然界なので、じっと辛抱することも大切だ。周りの動きに合わせ、僕も車を出る。今度はタモを持っての偵察だったが、ここで数匹捕まえた。ヨシ、時は来た!遅れをとらまいと、急いでウェ-ダ-に着替え、ク-ラ-ボックスとバケツを持ち、いざ戦闘開始。

今日は捕れそうな予感 ※0時16分

プロ級捕り師や思い出作りの若者など ※今夜は波が無く、最高のコンディション
今日の満潮時刻から、湧くなら3時頃だろうと、素人ながらの目星は立てていた。今夜の海はとても穏やかで、何もかもが好都合。前回は波が異常に高かった。その為、開始早々海の中で転倒してしまい、ウェイダ-内に浸水を許すという苦い思い出を作ってしまった。ヘッドライトはまだ買い替えていないが、今日は波が無い分、海底まで透き通って見えた。従って今日はプカプカ浮かぶ鈍感なイカよりも、海底に沈む警戒心の強いイカをたくさん捕ることが出来た。プロ級の方は常々こういう捕り方をしていて、一度タモを海に入れたものなら、連続して海中をかき回している。0時からの出だし1時間で、170匹前後とまずまずの捕獲量を得た。今日は初めて沖漬けに挑戦してみる。持参したタッパに昆布つゆを注ぎ、その中にイカを無造作に入れていく。本当にこんなんでいいのかは、僕自身まだよく分かっていない。

約1時間で沖漬け用のタッパ3個が満杯になった ※0時56分
腰カゴを空にしたら、直ぐに海へと戻る。初体験の若者らが、奇声を上げてこの富山の春の風物詩を楽しんでいた。スマホ片手に僅かな光を灯し、100均の虫取り網を手に持ち、手は素手で、足元はたぶん裸足。ズボンをまくり上げて海に入っているが、パンツまでビショビショだと嬉しそうに叫んでいた。そんな彼らでも多少は捕れているようで、誰もがこの一時を楽しんでいた。次第にイカの姿は消えていき、一先ずここで最初の潮時を迎えた。この1時間も、先程と同じくらいは捕ることが出来た。開始2時間でこれだけの量。目論み通り3時過ぎに爆湧きが来れば、今回こそ1000の大台はいくな・・。そんな気がしていた。

急にいなくなったので一度退散 ※1時43分

遥々深海から産卵に来たというのに、ホント申し訳ない ※たぶん全てメス、故に富山産は高い
近くのセブンイレブンまで車を走らせ、コロッケパンとスナック菓子、それにホットコ-ヒ-を買い込む。脱ぐのが面倒なのでウェ-ダ-は履いたまま店内に入った。再び車を走らせ海へと戻り、車内でワンセグを見ながら小休憩。今回も明るくなるまで闘う覚悟でいる。遥々時間をかけて来ているので、時間は目一杯使いたいし、諦めて帰った後の爆湧きだけは絶対に避けたいところだ。30分程休んだ後、海へと戻る。波は相変わらず穏やかだが、ホタルイカの湧きが戻ることは結局最後までなかった。それでも何とか、ポツリポツリ1匹づつ捕まえ、休憩後の1時間半で44匹捕まえた。4時を過ぎると次第に東の空が明るくなってきた。海で迎える朝。普段の生活では絶対に有り得ない僕の徹夜だが、ホタルイカ捕りではいとも簡単に徹夜してしまう自分が怖い。

『北斗の拳』を見ながらしばし休憩 ※2時18分

結局期待した満潮の湧きは来ず、1時間半で44匹だけ ※4時9分

今回もしぶとく朝まで海に居た ※4時10分

片付けを済ませ、海にお別れ ※4時31分
今回の収穫は386匹。前回の377匹を抜き、僅かながら自己記録を更新した。海に入っていたのは実質3時間半だが、最初の2時間で340匹近く捕っていた。眠くて家まで運転が持たず、細入の道の駅で堪らず2時間仮眠。今日はこのまま仕事に行くので、実家に寄り、後の調理は母に任す。朝食も作ってもらい、早速捕れたてのホタルイカを味わった。むっちりとした富山産のメスは最高に美味い。何とも贅沢な朝食は、まるで自分が漁師にでもなった気分だ。初めてトライする沖漬けには全く自信がない。果たしてこんなんで、本当に食べれるようになるのだろうか。解凍後、もしやばそうだったら、最悪茹でて食べればいいだろう。今夜も湧きそうな気はするが、2夜連続出向く根性は僕にはない。しかし折角のこのゴ-ルデンウィ-ク。いつも惨敗の娘に、一度くらいは爆湧きの体験をさせてやりたいとも思う。

今日の収獲は386匹と自己記録更新 ※0時から4時の間の、実質3時間半

いつも喰ってばかりで申し訳ない

早速朝食で頂いた

なんでこんなに美味いんだ

昆布つゆで沖漬けしたものは

しばらく冷凍 ※本当にこんなんでいいのかな

今日は捕れそうな予感 ※0時16分

プロ級捕り師や思い出作りの若者など ※今夜は波が無く、最高のコンディション
今日の満潮時刻から、湧くなら3時頃だろうと、素人ながらの目星は立てていた。今夜の海はとても穏やかで、何もかもが好都合。前回は波が異常に高かった。その為、開始早々海の中で転倒してしまい、ウェイダ-内に浸水を許すという苦い思い出を作ってしまった。ヘッドライトはまだ買い替えていないが、今日は波が無い分、海底まで透き通って見えた。従って今日はプカプカ浮かぶ鈍感なイカよりも、海底に沈む警戒心の強いイカをたくさん捕ることが出来た。プロ級の方は常々こういう捕り方をしていて、一度タモを海に入れたものなら、連続して海中をかき回している。0時からの出だし1時間で、170匹前後とまずまずの捕獲量を得た。今日は初めて沖漬けに挑戦してみる。持参したタッパに昆布つゆを注ぎ、その中にイカを無造作に入れていく。本当にこんなんでいいのかは、僕自身まだよく分かっていない。

約1時間で沖漬け用のタッパ3個が満杯になった ※0時56分
腰カゴを空にしたら、直ぐに海へと戻る。初体験の若者らが、奇声を上げてこの富山の春の風物詩を楽しんでいた。スマホ片手に僅かな光を灯し、100均の虫取り網を手に持ち、手は素手で、足元はたぶん裸足。ズボンをまくり上げて海に入っているが、パンツまでビショビショだと嬉しそうに叫んでいた。そんな彼らでも多少は捕れているようで、誰もがこの一時を楽しんでいた。次第にイカの姿は消えていき、一先ずここで最初の潮時を迎えた。この1時間も、先程と同じくらいは捕ることが出来た。開始2時間でこれだけの量。目論み通り3時過ぎに爆湧きが来れば、今回こそ1000の大台はいくな・・。そんな気がしていた。

急にいなくなったので一度退散 ※1時43分

遥々深海から産卵に来たというのに、ホント申し訳ない ※たぶん全てメス、故に富山産は高い
近くのセブンイレブンまで車を走らせ、コロッケパンとスナック菓子、それにホットコ-ヒ-を買い込む。脱ぐのが面倒なのでウェ-ダ-は履いたまま店内に入った。再び車を走らせ海へと戻り、車内でワンセグを見ながら小休憩。今回も明るくなるまで闘う覚悟でいる。遥々時間をかけて来ているので、時間は目一杯使いたいし、諦めて帰った後の爆湧きだけは絶対に避けたいところだ。30分程休んだ後、海へと戻る。波は相変わらず穏やかだが、ホタルイカの湧きが戻ることは結局最後までなかった。それでも何とか、ポツリポツリ1匹づつ捕まえ、休憩後の1時間半で44匹捕まえた。4時を過ぎると次第に東の空が明るくなってきた。海で迎える朝。普段の生活では絶対に有り得ない僕の徹夜だが、ホタルイカ捕りではいとも簡単に徹夜してしまう自分が怖い。

『北斗の拳』を見ながらしばし休憩 ※2時18分

結局期待した満潮の湧きは来ず、1時間半で44匹だけ ※4時9分

今回もしぶとく朝まで海に居た ※4時10分

片付けを済ませ、海にお別れ ※4時31分
今回の収穫は386匹。前回の377匹を抜き、僅かながら自己記録を更新した。海に入っていたのは実質3時間半だが、最初の2時間で340匹近く捕っていた。眠くて家まで運転が持たず、細入の道の駅で堪らず2時間仮眠。今日はこのまま仕事に行くので、実家に寄り、後の調理は母に任す。朝食も作ってもらい、早速捕れたてのホタルイカを味わった。むっちりとした富山産のメスは最高に美味い。何とも贅沢な朝食は、まるで自分が漁師にでもなった気分だ。初めてトライする沖漬けには全く自信がない。果たしてこんなんで、本当に食べれるようになるのだろうか。解凍後、もしやばそうだったら、最悪茹でて食べればいいだろう。今夜も湧きそうな気はするが、2夜連続出向く根性は僕にはない。しかし折角のこのゴ-ルデンウィ-ク。いつも惨敗の娘に、一度くらいは爆湧きの体験をさせてやりたいとも思う。

今日の収獲は386匹と自己記録更新 ※0時から4時の間の、実質3時間半

いつも喰ってばかりで申し訳ない

早速朝食で頂いた

なんでこんなに美味いんだ

昆布つゆで沖漬けしたものは

しばらく冷凍 ※本当にこんなんでいいのかな
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| ホタルイカ | 20:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑