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凄いぞ、ウェッラワ-ヤ!~スリランカ編(24)

2017年1月11日
エッラ~ウェッラワ-ヤ



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ブドゥルワ-ガラの磨崖仏  ※9世紀前後の作

観光客で溢れかえっている、観光地エッラ(ELLA)。
町は洒落たレストランやホテルが大半を占め、ロ-カル色はまるでない。
夜毎ライトアップされたバ-やレストランでは、出費を惜しまない西洋人達が好きな物を飲み食いしている。
確かに母国に比べれば、安く感じるのかもしれない。
しかし、ここはスリランカ。
現地の物価で考えれば、その出費が尋常でないことに気付くべきだ。

対して素朴な町、ウェッラワ-ヤ(WELLAWAYA)。
町はロ-カル食堂しかなく、それを避けてばかりいるツ-リストには逆に居場所がない。
昨夜のエッラでの僕らの真逆となる。
この町はロ-カル色しかなく、ツ-リストはほとんど見かけない。
当然物価は安く、町の人も観光客慣れしていなく、・・これぞスリランカ!
それだけでも町の印象はすごく良かった。


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エッラロック(正面)に別れを告げ、宿をチェックアウト
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ウェッラワ-ヤ迄27kmか、意外と近いな

乗車率200%のバスはエッラからマ-タラ、ゴ-ル方面の客をも乗せ、40分程でウェッラワ-ヤへと到着。
さぁこれから宿探し・・、最も気合いが入る瞬間を迎えた。
しかし、直ぐに一人の男が僕の許へと近寄ってきた。
これこそが一番嬉しい展開であり、内心待ち望んでいた最高のシチュエ-ションでもある。
結局その男はトゥクトゥクのドライバ-で、1500ルピ-の宿があると言ってきた。
男はタダで僕らを宿まで運んでくれ、男の言い値ですんなり宿にチェックイン。
宿自体は悪くはないが、町から結構離れていたことが気にかかる。
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親切その1(トゥクトゥク)  ※宿を紹介してくれ、無料で送ってくれた
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部屋は広いが、電気は無いに等しい
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宿の看板  ※こんな遠くに泊まる旅行者はまずいない

市バスを捕まえれば楽に町に出られるのだろうが、宿の場所を把握すべく、30分は歩く覚悟で宿を出た。
何気ない郊外の情景に目を向けながら、しばらく歩く。
するとトゥクトゥクの男が、速度を落としながら声をかけて来た。
どうやら、タダで乗せてくれるらしい。
断る理由はなく、半信半疑のまま乗車。
乗車中、ドライバ-はブドゥルワ-ガラへの勧誘をしてきたが、それ程執拗ではなかった。
バスタ-ミナルに到着すると、男は一切料金の請求はしてこない。
どうせバスタ-ミナルに行くついでだからと、親切心だけで乗せてくれたのだ。(親切その2)
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明日はポ-ヤデ-(祝日)

町を少しふらつき、良さげな(=汚らしい=安そうな)食堂に入ってみた。
昨日は一日パンで我慢していたので、何とか今日は朝昼晩とカレ-を食べておきたかった。
しかしこの食堂も朝はライスは置いてなく、結局ロティとダ-ルでの軽めの朝食となった。
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朝食(ロティとダ-ル)

この後の長い歩きに備え、水とクッキ-を買っておく。
そしてバスに乗ること15分、ブドゥルワ-ガラ・ジャンクションにて無事に下車。
遺跡の方向を確認し、幅広の道を歩き始める。
人気(ひとけ)はないが、たまにツア-車やトゥクトゥクの往来があり、迷うことはなさそうだ。
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歩いて遺跡を目指す

見たこともないような果実をぶら下げた樹木やオオトカゲに興奮しながら、点々と民家が残る最奥の集落を抜けてゆく。
遺跡までは4~6kmと人によって言うことは異なっているが、1時間も歩けば着くだろう。
その後どれくらい歩いただろうか、最後の商店手前でバイクの青年が声をかけてきた。
どうやら、僕らをバイクに乗せてくれるようだ。
その親切に遠慮なく甘え、バイクに3人乗りして、早々に遺跡到着。
青年は、この遺跡の手前で店をやっているようだった。
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出たな、お前!  ※久々のインド・リクオオトカゲ
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親切その3(バイク)  ※この展開は大きく期待していた

この地味な遺跡内には、見るものは一つしかない。
遺跡入口から少し進んで行くと広場が現れ、正面の大きな1枚岩が目に飛び込んでくる。
この1枚岩には9世紀前後に彫られたという7体の石像が残っており、一際目につく高さ15mの巨大な仏陀像を中心に、その左右に各々3体づつの仏像が鎮座。
左右の3体ともに、観世音菩薩像を挟んで、その左右に菩薩像がある。
これを見る為だけにウェッラワ-ヤまで遥々足を延ばしたこともあり、ここでは1時間半近く、日記を書くなどしてのんびりと過ごした。
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ブドゥルワ-ガラ遺跡
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右の3体  ※観世音菩薩像を挟み、左右に菩薩像
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観世音菩薩像
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巨大な仏陀像(高さ15m)
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迫力は今一
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左の3体  ※観世音菩薩像を挟み、左右に菩薩像
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保存状態は宜しくない

帰りもあわ良くば何か乗り物に便乗、最悪ジャンクションまで歩く覚悟は出来ている。
しかし生憎車の往来はなく、30分以上歩いたところでダム湖に出た。
水際には魚が群がっており、何故か傍らに手網が置いてあった。
仮に獲れたとして別にどうする訳でもないが、掬えそうな気がしたので一応試してみた。
しかし魚の動きは思った以上に機敏で、かすりもしなかった。
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帰りも徒歩で  ※誰か乗せてくれないかと、一応期待しているが
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ダム湖
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岸辺に魚が一杯群がっていたが
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掬えなかった  ※何故か丁度いい所に網が放置してある
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水鳥

魚にも見放されたとこで、再び歩き始めジャンクションを目指す。
すると数分後、マイクロバスが止まってくれた。
どこかの集落一行のようで、既に遺跡見学を終え、これからカタラガマに巡礼に行くそうだった。
親切な一行は皆笑顔を振りまいてくれ、出入口に立つ僕らを易しく迎え入れてくれた。
そして結局、復路も最後まで歩き通さずに済んだ。
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親切その4(マイクロバス)  ※優しき御一行が僕らを拾ってくれた

ジャンクションのバス停でウェッラワ-ヤ方面行きのバスを待つ。
道向かいにある学校は放課後のようで、廊下や校庭から学生らが手を振ったり、興味深そうに僕らをジロジロ見ている。
そんな素朴な子供らに心癒されていると、トゥクトゥクが止まった。
後部座席には警官が一人乗っており、どうやら一緒に乗せてくれると言う。
やがて警官は降り、乗客は僕らだけとなった。
警官もお金を払っていなかったが、このトゥクトゥクドライバ-、ウェッラへの戻りがてら、ついでに僕らをタダで乗せてくれたのだった。
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バス停でバスを待つ  ※しかし、いつまでも来ない
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親切その5(トゥクトゥク)  ※バスタ-ミナルに行くついでだから無料でいいよ

恐るべしウェッラワ-ヤ、この町は一体どうなっているんだ。
今日だけでトゥクトゥク3回、バイク1回、マイクロバス1回の方々が僕らをタダで乗せてくれた。
それも僕からお願いしたのではなく、向こうから親切に言い寄って。
大概どの町でも騙すことしか考えていないトゥクトゥクに限っては、誠に信じ難い出来事だ。
ついでだから、乗せてやる。
この発想はおそらく世界でもこの町だけかもしれない。

町に戻り、食堂で遅めの昼食とする。
ベジタブルのライス&カリ-で1人100ルピ-。
これは僕の知る限り、最安クラスの値段である。
しかしここでも面食らうことになった。

ライスは大きな器に大盛りで持ってこられ、それを自分の皿に移して食べるというシステム。
おかずはインゲン、青菜、魚、そしてダ-ル(唯一辛くない)のカレ-4品。
これらが中皿に沢山盛られ、目の前にドンと置かれた。
自分の皿にライスを大盛りで盛り付け、おかずも順に並べていく。
それをヒ-ヒ-言いながら(辛いので)、右手で食べるのだ。
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昼食(ライス&カリ-)  ※安い上に、おかわり無限(親切その6)

右の人も左の人も、僕らと同じものを食べている。
アッあの人勿体ない、残してる・・。
そんなことを考えながら、むさぼるようにカレ-に喰い付いていく。
そして、おかずを一通り平らげた。
結構な量だったなと達成感に浸っていたが、直ぐに店員がやって来て、無言のまま又同じくらいおかずが盛られた。

えっ、マジで・・。

この店はどうやら、お客に腹一杯食べさせてくれるというスタイルのようだ。
店員は皿が空になるのを横目でちらり確認すると、直ぐに皿を取りにやって来た。
ライスも含め、おかわりは無限に続く。
客が『もう喰えん・・』と根を上げるまで、この無言のやり取りが延々と繰り返された。
しかも当然、おかわり代なんかは取られない。
2人共、久々に死ぬ程食べ、大満足で店を出た。

歩いて宿に戻ろうとするが、どうやらどこかで道を間違えたようだ。
時間と体力を無駄に費やしながらも、何とか無事方向を修正。
路上でスイカを買い、宿のテラスで食べた。
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歩き通したご褒美にスイカ購入  ※勿論カットしてもらう
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親切その7(宿)  ※気を利かして皿を持ってきてくれた

ナナの日記を仕上げ、陽が沈んだ頃に外出。
周りには商店がポツリと数軒あるくらいで、この宿は場所的にかなり寂しい位置にある。
念の為、パンとクッキ-を買っておき、最低限の夕食を確保しておいた。
食堂はないかと、暗闇の中探し歩く。
すると食堂か民家か判別しかねぬ所を見つけ、そこでガチガチのロティとカレ-を頂いた。
未だに、そこが本当に食堂だったのか定かではない。
価格は驚愕の50ルピ-。
朝飲んだプレ-ンティ-の10ルピ-も安かったが、完全にこの町はロ-カルプライスだ。
その上、人が信じられないくらい優しい。
たまたま足を延ばしたウェッラワ-ヤではあったが、僕はすごく気に入った。
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部屋で日記を書く
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この辺りかなり僻地
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アノ-ダ(左下)に初挑戦  ※1㌔150ルピ-、2個100ルピ-
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夕食  ※食堂には到底見えないが激安、ロティは超固、しかしカレ-激ウマ
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甘くて美味い、種は少なく綺麗に実が取れる、食べる所も多い


ウェッラワ-ヤ・New Saranga Holiday Inn泊-Rs.1500


バス(エッラ~ウェッラワ-ヤ2人Rs.100※釣り戻らず) 宿(Rs.1500) プレ-ンティ-(Rs.10×2) 朝食(ロティ、ダ-ルRs.190) 水(1.5㍑Rs.75) クッキ-(Rs.20) バス(ウェッラワ-ヤ~ブドゥルワ-ガラRs.20、Rs.10) ガム(Rs.2×5)  ブドゥルワ-ガラ遺跡(Rs.500、子供フリ-) 昼食(ライス&カリ-Rs.100×2※お代わり無限) スイカ(2kgRs.120) ミルクティ-(Rs.30×2) パン(Rs.25×2) クッキ-(Rs.20、Rs.30) アノ-ダ(2個Rs.100※初トライ) 夕食(ロティ、おかずRs.50)  計Rs.3075
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