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リトル・アダムスピ-ク~スリランカ編(22)


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リトル・アダムスピ-ク頂上にて  ※正面(背後)にエッラ・ロックが聳えている


・・前回の続き



ハプタレ-の宿を予定通り7時にチェックアウト。
部屋に射し込む朝の強い光が、窓を、部屋を赤く染めていた。
バス停に着くと、直ぐにバンダ-ラウェラ行きのバスは発車した。
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朝霧がハプタレ-を包み込む
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通学する女学生

峠に位置するハプタレ-、そこから山道を、急ハンドルを切りながらゆっくり下ってゆく。
運転席横の荷物置きに預けていた僕のメインザックが、右へ左へ横滑りしている。
さすがにこれでは運転に支障をきたすと、荷物は自分の膝元に返された。
何かにつかまっていないとまともに座っていられない程の、かなりハ-ドなドライビングはこの山間地域の特徴なのだろう。

そして無事、バンダ-ラウェラに到着。
乗務員の男性とは先程から何度も目を合わせていたが、最後まで料金を求めてこなかった。
通常であればそういう場合、こちらから真面目に(当然)バス代を差し出すものだが、今回はあえて作為的な行動に出た。
これを俗に”無銭乗車”というが、一応こちらにも考えがあってのこと。
これまで散々損(大人と子供で1.5人分でいいはずが、ずっと2人分取られていた)をしていたのだから、一度くらいはいいだろう。

タ-ミナルのパン屋で朝食用にとパンを買い、エッラ行きのバスに乗り込む。
そして30分でエッラに到着。
この辺りは町と町とが非常に近く、移動にほとんど時間がかからないので楽ちんだ。

エッラの宿代は高いものと敬遠していたが、確かにその通りだった。
これまでのようにダブル1500や2000ルピ-で泊まることはまず無理で、軽くその倍はする。
綺麗な宿や欧州系の客がいる宿は見るからに高そうなので、値段を訊くまでもない。
適当な宿を数軒尋ね、一度は退散した高台の宿に出戻り、ここに投宿。
言い値は3500ルピ-だったが、2750ルピ-までは下げてもらう。
出来れば2000ルピ-、最悪2500ルピ-で泊まりたかったが、主人は頑として2750ルピ-から下げてくれなかった。
この町の宿代は完全に膨張し、宿側はかなり強気な態度で宿泊者らを迎い入れている。

まぁエッラだから仕方ないかと、想定内の諦めを受け入れ、早速洗濯を済ませて庭に干す。
そんな貧乏そうな僕らを哀れに思ったのか、マダムが朝食を御馳走してくれた。
おっ、ラッキ-!
マダムに導かれテ-ブルに着くと、結構な朝食が出揃った。
食パン8枚にイチゴジャムとバタ-、バナナ6本、それにコ-ヒ-にティ-。
朝食付きだと思えば宿代の高さも多少は我慢出来るが、きっと今日だけなんだろうな。
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朝食を御馳走してくれたマダムと

バドゥッラに向おうと鉄道駅に出向くが、本数が少なく、13時半まで列車はなかった。
現在11時、バスでバドゥッラに向かってもいいのだが、滝は捨てても鉄道は捨て難い。
何せアジア一美しい車窓なんだから、ここは鉄道重視といきたい。
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公園

エッラは町自体に見るものがないし、11時まで公園で時間を潰すのも実に勿体ない話だ。
駅前の看板にも目を引かれ、ここは早足となるが、リトル・アダムスピ-クを目指すことにした。
明日エッラ・ロックには登るつもりだが、リトル・アダムスピ-クは所詮スリ-・パ-ダの偽物と見下し、当初予定していなかった。
アイスキャンディ-やガムを買い、明日の足慣らしも兼ねて早速歩き始める。
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ミニ(リトル)・アダムスピ-ク←2km
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これ全部宿の看板

道は意外と分かり易く、目指す人も多い為、迷うことはない。
道中、右手に見えるエッラ・ロックの眺めも中々良かった。
登頂手前に急な岩場が多少現れるが、ベビ-カ-を押す家族連れや背負子の親子もいるくらいだからそれ程心配はない。
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エッラロック(右)を眺めながら
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階段を上り
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ゴ~ル!

そして、リトル・アダムスピ-クに無事登頂。
この山はスリランカ随一の聖山アダムス・ピ-ク(スリ-・パ-ダ)に形が似ていることから、そう呼ばれている。
山頂からは360度の大パノラマが広がり、正面にエッラ・ロックの岩山が堂々と聳えていた。
鉄道駅から山頂休憩30分を含んでも往復2時間で行って来れる展望スポットはかなりお勧めだ。
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リトル・アダムスピ-ク頂上
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対峙するエッラ・ロック  ※明日登る予定
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山頂部稜線
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稜線よりリトル・アダムスピ-ク(人が立つ所)を振り返る

そして13時24分発の終着バドゥッラ行きの列車に乗る。
アジア一美しい・・かどうかは別として、とても見応えのある車窓を存分に堪能出来た。
バドゥッラの町を時間一杯観光し、17時50分発の戻り便にてエッラへと戻ってきた。
帰りの車両はやや混んでいたものの、多少の空席はあり、2人で1BOXを占領。

帰りの乗車1時間も、実にあっという間だった。
夕暮れ時から夜にかけての情景も、昼間とは違っていいものだ。
2人共、終始窓から顔を出していた。
この時間がいつまでも続けばいいのにな・・。
しんみりナナはそう呟いた。
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エッラの町  ※超田舎のくせに物価はスリランカ一高い
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部屋


エッラ・TOP HEAVANS泊-Rs.2750


バス(ハプタレ-~バンダ-ラウェラ※タダ乗り) パン(Rs.30×3) バス(バンダ-ラウェラ~エッラRs.32、Rs.16、釣りRs.2戻らず※多々あり) パン(Rs.30×4) 水(1.5㍑Rs.70) アイスキャンディ-(Rs.5×3) ガム(Rs.2) アイスキャンディ-(Rs.5×2) 鉄道(エッラ~バドゥッラRs.20、Rs.10) サンダル(ナナ用Rs.140) 夕食(ライス&カリ-Rs.100×2) アイスキャンディ-(Rs.5×2) 鉄道(バドゥッラ~エッラRs.20、Rs.10)  計Rs.767
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| '17スリランカ編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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