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神聖なる御来光~スリランカ編(18)

2017年1月6日
スリ-パ-ダ~ナラタニヤ~ヌワラエリヤ



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神聖なる御来光  ※スリ-・パ-ダ(標高2238m)の山頂にて
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朝陽に顔を染めて


・・前回の続き


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通路ともなっている階段の隅を確保し、比較的好位置にて日の出の登場を待つことになった。
昨日何人かに尋ねていたところ、日の出の時刻は、どうやら5時50分前後のようだ。
しかし今、こうしてその時刻を過ぎても一向に太陽が昇る気配はなく、次第に東の空が赤く染まってきた。
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日の出を待つ人々(5:37)
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通路も人で一杯(5:37)
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記念に(5:39)
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空が明るくなってきた(5:40)

この山頂にいる誰もが、ここで日の出を拝む為だけに、この時間この場所に身を留めている。
唯一残されていた階段(通路)もやがて人で埋まり、完全に身動きが取れなくなってしまった。
時刻は6時を回り、6時10分、15分と無情にも時間は刻々と経過する。
僧侶が吹く法螺(ほら)の音が、間もなく迎えるであろうその瞬間に哀愁を添えてくれた。
しかし、それでも一向に太陽が出てくる気配はない。
僧侶ですらその瞬間を見誤ったようで、日の出を迎えることなく、法螺の演奏は終わった。
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太陽はどこだ(6:07)
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完全に明るくなってしまった(6:09)
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エッ、これで終わり?(6:11)
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出るか・・(6:13)

・・・。
しばし、沈黙の時が流れていた。
太陽は既に昇ってしまったようで、辺りは既に明るくなっている。
もう日の出は無理だろう・・。
僕も含め、ここにいるほとんどの人は半ば諦め、そんな心情だったに違いない。
やがて、照明が落とされた。
先程はなかったことだ。

ふと再び、僧侶の奏でる法螺の音が鳴り始めた。
当初バシバシ写真を撮っていた観衆も、さすがにこれだけ先延ばしされると、その勢いは明らかに弱まっている。
又か・・、誰もが期待はしていなかった。
しかし6時17分、ふいに太陽が顔を出した。
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出た~!(6:17)
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雲海も見事だ(6:21)
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待望の瞬間(6:22)  ※皆待った甲斐があった

先程までしきりに写真を撮っていた前の女性は、待ち望んだその瞬間に全く気付いていない。
折角苦労して待ちわびても、こうしてその瞬間を見損ねた人、諦めた人はきっと多いだろう。
いつ出るか分からない太陽を待つこと程、精神的に疲れることはない。

真っ赤に染まる大空と、山並みを包み込む雲の海。
眼下には大きなダム湖が広がり、山頂を覆うたくさんの人の群れ。
その全てが、太陽の登場をまだかまだかと待ち望んでいた。
しかしこうして日は昇り、僕達は無事その瞬間を見届けることが出来た。
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ダム湖(6:29)

生涯忘れないであろうそんな日の出の光景を深く心に刻み込み、早速下山へとかかる。
山頂滞在の目的は誰しも同じで、日の出直後の下山路は身動きがとれない程大混雑した。
しかしそれも直ぐに解消され、次第に人の波は消えてきた。
走るようにステップを飛び下り、先行者をガンガン追い抜いていく。
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一斉に下山(6:33)
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日本山妙法寺(6:39)
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再び、ダム湖(6:40)
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針の斜面(6:50)  ※枝にかかった針と糸は釈迦伝説による

寒空の闇の中を登っていた時、あれだけ誰もが頼りにしていた店も、帰路では誰にも見向きもされない。
朝日の出現で、逆に早々と一日が終わったような、そんな静けさに包まれていた。
下りる人は多かれど、登る人はごく僅か。
確かにスリ-・パ-ダは深夜登るのに尽きる。
暗さの心配はないし、登山者は圧倒的にその時間帯の方が多くて、安心感がある。
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結構下りたな(6:56)  ※スリ-・パ-ダを背景に
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かなり暇そう(7:21)  ※スリ-・パ-ダは見る角度によって印象が違う

休憩もそこそこに、登山口目掛け一気に駆け下りた。
そして、無事下山。
昨日入った麓の茶屋に立ち寄り、温かいプレ-ンティ-をすすり飲む。
無事山行を終えたことを祝い、僕らのスリ-・パ-ダ登山は終わった。
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スリ-パ-ダの門(7:41)
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誰か買うのかな(7:50)
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お疲れの一杯(7:58)
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広場に到着(8:29)  ※意外と早く戻って来れた
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山頂をズ-ムアップ

宿に戻り、急いで荷物をまとめ、ハットン行きのバスは8時45分に最奥広場を発車した。
八ットンでバスを乗り換え、ちょうど正午に到着したヌワラエリヤ。
思っていた以上に大きな町で、とても楽しめそうだ。
ただし標高は1900mもあり、朝晩の冷え込みは相当なものだった。
これから数日続く、紅茶を巡る旅。
スリランカの真髄に迫るべく、のどかな雰囲気を肌で味わってみたいと思う。
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バス車内から見たスリ-・パ-ダ(中央右)と茶摘みの風景
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ヌワラエリヤに到着
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高台に建つ、パ-クビュ-・ゲストハウス
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最高の寝床  ※布団、枕がふかふかで自宅で寝ているような心地良さ
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昼食はライス&カリ-と食堂水  ※ようやくスタンスが固まってきた
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店内のガラスケ-ス
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郵便局は英植民地時代の1828年に建てられたもの
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宿の親父に紅茶ショップに連れてこられた
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タダで飲んだけど買わないよ
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グレゴリ-湖
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スワンに乗る為に遥々やって来たが、料金が高いので断念
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乗れ乗れと、馬引きがしつこい
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ティ-は勿論、プレ-ンティ-
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夕食もライス&カリ-と食堂水


ヌワラエリヤ・パ-クビュ-GH泊-Rs.2000


ティ-(Rs.20×2) バス(ナラタニヤ~ハットンRs.67、Rs.33.5) バス(ハットン~ヌワラエリヤRs.81、Rs.41) 宿(Rs.2000) 昼食(ライス&カリ-Rs.120×2) 郵便局(エアメ-ルRs.25) ポストカ-ド(Rs.25) グレゴリ-湖(大人Rs.200、子供フリ-) 市バス(Rs.9、Rs.5) ティ-(Rs.15×2) 夕食(ライス&カリ-Rs.100×2)  計Rs.2996
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| '17スリランカ編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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