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ライス&カリ-~スリランカ編(16)

2017年1月5日
キャンディ~ハットン~ナラタニヤ



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聖なる山スリ-・パ-ダ(右上)を望む登山口
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ライス&カリ-のベジタブル  ※ようやく安食堂のシステムに気付いた


楽しかった古都キャンディに別れを告げ、急ぎ足で鉄道駅へと向かった。
昨日一度来た甲斐あって要領は直ぐにつかめ、窓口に並び、ハットン行きの切符は即ゲット。
鉄道はバスと違い本数が限られ、発車時刻が決まっているだけに、慌ただしい朝となった。
8時45分の発車まで、まだ45分ある。
一度外に出てバスタ-ミナル方面へとふらつき、露店でリンゴ7個、それに商店でカレ-パンを2つ買っておいた。
スリランカのパンは、大概中にカレ-が入っており、『パン=カレ-パン』と思って間違いない。
カレ-好きには実にたまらない国だ。


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朝食  ※ホッパ-とド-サ(下)
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キャンディ駅

改札をくぐりプラットホ-ムに入ると、早速ベンチに座る石上さんの姿を確認。
アッ、おった!
意外と早くの再会にも、互いにさほど驚きはない。
ふと、ツ-リストがぞろぞろと3番ホ-ムへと流れ始めた。
まさかこの客みな山に登るのか(宿が取れるだろうか・・)と一瞬不安になったが、ハットンは途中駅の一つに過ぎず、どうやらそうでもないようだ。
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プラットホ-ムは大混雑

ホ-ムに列車が入ってきた。
しかしその列車は行き先が違うらしく、ほとんどのツ-リストは結果的に見送ることに。
僕らも含め、誰しも乗るべき列車が今一分かっていない。
3番乗り場は旅行者や現地の人で溢れ、席の争奪戦になることは容易に想像出来た。

そして次の列車が入ってきた。
どうやら、今度は乗り込むべき列車のようだ。
この時不思議と感じていたが、その予感通り、僕の目の前でピタリと乗降口が止まった。
右手をドアに掛け、後ろから乗り込もうとするライバル達を一斉に阻止。
この乗降口に限っては、完全に僕が支配した格好だ。
そして降りる客を一通り見届けたところで、すぐさま車内に飛び込む。

何とか席を2つ確保したが、窓側は全て取られてしまった。
降りる客を律儀に見守っていた分、他の乗降口のトップより始動が幾分遅れてしまった。
ここは我先にと乗り込む貪欲さが必要だった。
僕らの切符は2等だが、どうやらこの車両は3等のようだ。
どおりでロ-カル人ばかりな訳だ。
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何とか座れたが、激戦の3等車両に乗ってしまった

辛うじて取った通路側の席では、自慢の景色を楽しむことは出来なかった。
優しい性格の石上さんは争奪戦には参加せず、おとなしく連結部分で立っているのが見える。
キャンディからバドゥッラ間は、『アジアで一番美しい車窓』と言われている。
従って鉄道はツ-リストに人気が高く、移動自体がこの辺りの観光資源ともなっている。

通路側の僕は、そんな景色を楽しもうと、窓の方に目を向ける。
それは誰もが予想し得る、当たり前の行為だろう。
僕の右隣(窓側)には現地風の大男が、友人と楽しそうに話をしている。
しかしこの大男、いちいち僕の方を向き、視線の先を確認してくる。
誰もお前なんか見とらんさ・・。
こちらはただ景色を見ているだけなのに、男は自分が見られているとでも思っているのだろう。

だったら、席を替われよ・・。
かなりウザい、この大男。
2人掛けのシ-トもほとんど占領しているし、偉そうなくせして、中々の小心者とみた。
半分を過ぎた頃ようやく前の席が空いたのでさっさと移動、この男の隣では居心地が悪過ぎる。
移動した席は進路と反対方向だったが、窓から顔を出し、景色は充分楽しめた。
そして予想より1時間早く、2時間半でハットン駅に到着。
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以上、世界の車窓から
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ハットン駅

駅を出ると、ナラタニヤ行きのバスが止まっていた。
列車の到着に合わせて駅前で待機しているようだ。
早速バスに乗り込み、最前列の席に座った。
次第にツ-リストが集まり、やがて車内は一杯になった。
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ナラタニヤ行きバス

はたしてこれだけの客を受け入れる宿はあるのだろうか、またもや心配になってきた。
今時飛び込みで探す旅行者は僕らくらいで、ほとんどの者はネットで事前に宿を押さえてくる。
標高1200m超の山道を、クネクネと車体を揺らしながら、ゆっくりと進んでいく。
茶畑が一面に広がり、明日登る聖なる頂スリ-・パ-ダも見えてきた。
どこから見てもそれと分かるその雄姿は、正に聖峰と呼ぶに相応しい。

1時間以上バスに揺られ、ようやく登山口のあるナラタニヤの町に到着した。
僕が先にバスを降りるが、後に続くはずのナナがバスから降りて来ない。
通常であればこれは絶対にあってはならないミスとなるが、この先行き止まりだし、石上さんも乗ったままなので内心それ程心配はしていない。

しかし外国でのミスは一度たりとも許されない。
これは命に直結する問題であり、ナナを一喝し、厳しく教えておいた。
絶対に俺から離れるな!
俺以外、簡単に信じるな!
これは子連れバックパッカ-の鉄則である。

ナラタニヤは町とは呼べない程のとても小さな集落だったが、宿は意外と多いようだ。
その上、どこも空室に近い。
しかし反面、値段は高く、部屋は汚いくせに一様に強気なのが気に食わない。
値段を尋ねると、逆にこちらに幾ら払うか訊き直すくらいで、ある程度の値巾は決まっていても、客を見て値段を決めているようだ。

4、5軒入ってみたが、汚らしい部屋のダブルで2500ルピ-もする。
ここまで幾つかの町を見てきただけに、この町の相場は腐っているとしか思えない。
次に入った宿はそこそこ綺麗で、2000ルピ-を1800ルピ-にまけてもらいここに投宿。
探せばもっと安い宿はあったかもしれない。
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宿前の広場

明日の登山口を下見しておこうと、町を歩く。
路地が1本しかないような寂れた集落だが、スリランカ全土から巡礼者、ツ-リストが集まって来るとあって、それを受け入れる店は多い。
宿が集まる広場周辺は完全にツ-リスト向けのレストランばかりで、値段はどこも高い。
登山口辺りまで離れると、ロ-カル向けの食堂が幾つかあった。
昼食の時間は14時過ぎと遅れてしまったが、17時過ぎにはしっかり夕食もとっておいた。
明日に備えて腹をこしらえ、宿ではこの旅初めてのホットシャワ-。
そして19時前、床に就いた。
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昼食(ベジカレ-)
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登山地図1  ※画像クリックで拡大
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登山地図2  ※画像クリックで拡大
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水場
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スリ-・パ-ダを遠望
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明日の為にル-ト偵察
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茶屋で一服
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部屋
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テ-ブルが便利
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最奥広場(ココ)が登山口  ※登山地図2つ、水場はここに有り
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夕食(ベジカレ-) 
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最奥広場へと続く商店街
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はしゃぐ若者  ※余程冷たいようで悲鳴を上げていた


ナラタニヤ・RANJANI HOTEL泊-Rs.1800


朝食(ホッパ-Rs.20、ド-サRs.20) 鉄道(キャンディ~ハットンRs.110、Rs.60) リンゴ(小7個Rs.100) パン(Rs.35×2) バス(ハットン~ナラタニヤRs.70×2) 宿(Rs.1800) 明日用に(パンRs.35×2、クッキ-Rs.30) 昼食(べジカレ-Rs.160×2) ティ-(Rs.20×2) 明日用に(パンRs.30×2、サモサRs.30、エラワル・ロティRs.30) 明日用に(水1.5㍑Rs.70) 夕食(ライス&カリ-Rs.120×2)  計Rs.3210
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