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エレファント・ライド~スリランカ編(15)

2017年1月4日
キャンディ



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エレファント・ライド  ※一見楽しそうに見えるが、この父親たぶん必死
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鼻シャワ-


思わぬ形で、急遽象に乗ることになった。
キャンディのメインバスタ-ミナルから1時間半かけ、ようやく中継地のカランドゥパナに到着。
ここで一旦バスを乗り換え、ピンナワラにある象の孤児院に行く予定だった。
しかしカランドゥパナに着くなり、例の如く、トゥクトゥクの男が駆け寄ってきた。
バスは1時間、或いは1時間半に1本しかないぞ!
俺なら往復400ルピ-でも構わないぜ!
男は執拗に付きまとい、何度もそう言っては僕の頭を混乱させてきた。

トゥクトゥクに乗る気なんて、この時点で更々ない僕。
しかし男は簡単には引き下がらず、真顔になり『ロ-カルプライスは300ルピ-だ』と呟いた。
アッそう。それは良かったね!
何を言われても、そもそもこちらに全くその気がないのだから仕方ない。
そのうち諦めるだろうと、完全無視を通していた。
男はそれでも諦めず、250ルピ-に一度値を下げ、終いには200ルピ-まで下げてきた。

オッ、それは安いな・・。
さすがに僕もこれにはピクリと反応し、男の話を真に受けることにした。
どうせバスに乗っても100ルピ-近くはかかる訳だし、行きも帰りもバスが拾える保証はない。
バスとの差額分は時間と安心料だと割り切って、仕方なく男の誘いに乗ることにした。


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小さなポストオフィス  ※宿の右隣にあった
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結婚式用の撮影だろうか
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様々なスリランカフ-ドを試す

この旅2度目となるトゥクトゥクに乗り、少し走り、目的地へと到着した。
早速窓口に出向き、そこに並ぶ男性客の一人に一応値段を尋ねてみる。
しかし思っていた金額とは若干の開きがあった為、疑って話を進めると、どうやらここは象の孤児院でないことが分かった。
話が違うぞ!
トゥクトゥクの男に一度は攻め寄るが、男の言い分にも少し耳を傾けてみた。
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何処だ、ここは!  ※ピンナワラの象の孤児院ではないようだが
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ここは『地球の歩き方』に載っていない穴場だった

ここは捨て、予定通り本来の目的地へと連れてってもらうという選択肢は勿論残っている。
しかしこちらは短時間ながらもライディングが出来、川でのブラッシング体験もあるという。
博物館もあるそうだし、孤児院より値段が安いという要素も大きな決め手となった。
ただ遠くから眺めるだけの孤児院より、実際に触れ合えた方がきっと思い出にも残るだろう。
少し悩んだ末、結局はこの施設に入ることにした。
トゥクトゥクに大まかな時間を伝え、一度仕事に戻ってもらう。

園に入るなり直ぐに担当係員が一人宛がわれ、いきなりライディングへと導かれた。
象に乗れるのは大変嬉しいが、こちらとしては心の準備くらいさせてもらいたい。
ナナに至っては、今初めて象を見たばかりなのだ。
しかし園内での流れは決まっているようで、こちらの言い分は叶わず、直ぐに乗ることになった。
意外と客がいたことに少し驚いたが、『地球の歩き方』に載っていない以上、日本人がここを知る由はない。
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ナナ、初めて象を見た
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そして次の瞬間、いきなりライディング

象に乗ったことは、僕は少なくても2度はある。
今回のライディングは距離こそは短いが、これまでの中で最も怖いものとなった。
一応前(象の首回り)に鎖はあるが、前寄りで低い位置にある為、これだけでバランスを保つことはかなり厳しい。
後ろの者は前の者の腰に手を回すか、象の背に手を添えることくらいしか対処方法がない。
しかし前の者自体が安定していない以上、結局前の者には頼ることが出来ず、自ら耐え忍ぶしか落下を免れる手段はない。

体中の力を内股に集め、振り落とされないように必死に踏ん張る。
そして象の背中に手を添えて、宙に浮いた自らの姿勢を何とか保つ。
橋を渡りUタ-ンして戻ってくるという僅か数百mの体験だったが、これ以上の距離を乗るのは極めて危険だ。
落下したらケガは免れないだろうし、落下は時の運、その可能性は明らかに高い。
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意外と高いな
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前に詰め過ぎだ!と叱られている
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そう言われても、落ちそうで怖い
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僕も命懸け  ※こんな怖いライディングは初めてだ

命さながらのライディングを無事終えると、間髪入れず、直ぐ近くの川へと移動した。
スタンバイしている象は、象使いのムチによって川に横たわっている。
僕とナナ、各々タワシが与えられ、象の背中や頭などをゴシゴシとブラッシングしていった。
象は気持ちよくも何ともないだろうが、実際に象と触れ合えるというのが、コンセプトのようだ。
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裾をまくり、川へ
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ブラッシング体験

浅い川岸に横たわる象。
僕は背中から尻の方へと積極的に回り込んだ。
・・・!
次の瞬間、僕は象の尾だか足だかに投げ飛ばされ、川にドボン。
予期もせぬ咄嗟の出来事に一瞬驚いたが、直ぐに立ち上がり、何事もなかったかのようにブラッシングを続けた。
とは言っても服は勿論、バックの中身もズボンに入れていた財布も一瞬で水浸しになった。
想定外のハプニングだった為、防水対策は何も施していなかった。
しかし運良く、パスポ-トや紙幣等が大事に至らなかったことだけが幸いした。
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不覚にも象に投げ飛ばされズブ濡れに  ※後ろに回るべからず

その後、濡れついでに鼻シャワ-も体験することになった。
象の背中に跨ると、象は鼻で水をすくい、後ろ目掛けて鼻水を放射。
勢いは見た目以上に強く、これはすごくいい経験となった。
象に投げ飛ばされてズブ濡れにならなかったら、まずやっていなかっただろう。
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これで一連の触れ合い体験は終了し、後は自由に園内で過ごすことになる。
あえて直射日光を受けながら熱いベンチに座り、脱いだTシャツとハンドタオルを干して乾かす。
短パンも中のパンツも一気に乾かしてしまおうと、強い陽射しに必死に耐える。
1時間程でだいたいは乾き、ここでようやく園内を散策することに。

簡素な平屋の家と、そこで飼われている象。
象と暮らす人々の、そんな裏の光景を垣間見ることが出来た。
博物館と呼べる程ではないが、展示コ-ナ-もあり、象の骨などが展示されていた。
園内は狭いが意外と時間は経ち、結果的には孤児院よりこちらを選んで大正解だったと思う。
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ちょっとしたミュ-ジアム
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象と暮らす民
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限りなく野生に近い  ※角がヤバイ

トゥクトゥクに乗り、カランドゥパナのジャンクションへ。
しかし手前のガ-デンで降ろされ、係員の案内を受けて、何故かガ-デンを散策することに。
トゥクトゥクのドライバ-はフリ-だと言っていたが本当にそうだろうか、少し心配になってきた。
しばらくして、次第にこのガ-デンの全貌が掴めてきた。

ここはオイルショップのようで、オイルの元となる樹木を栽培し、実際にガ-デンを歩いて説明している。
興味深いことは確かで、連れてきてくれたトゥクトゥクの気遣いに少しは感謝した。
しかし最後に辿り着いたショップ(ここが出口な為、避けられない)では当然の如く購入を強いられ、製品はどれも高く、断わるのに苦労した。
では、何が欲しいのだ!
そう言われても困るだろ、別に来たくてここに来ている訳ではないのだから。
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スパイスガ-デン
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見学後、お決まりの土産強制  ※買う訳がないが
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良かったぞ、青年

バスに乗り、キャンディの町へと戻ってきた。
18時半から行われる本日最後のプ-ジャ-の時間に合わせ、仏歯寺を訪れる。
さすがにスリランカを代表する寺院だけはあり、セキュリティはかなり手堅い。
信者も観光客も多く、寺院内は思っていた以上に広くて、見応えがあった。
そしてキャンディ最後の夜は2軒ハシゴし、スリランカ料理を存分に堪能した。
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量り売りのスナック
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スリランカを代表する仏教寺院、仏歯寺
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プ-ジャ-に合わせて入場
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信者や観光客で混み合う
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本堂  ※ここに仏歯が祀ってある
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いよいよプ-ジャ-の始まり  ※本堂前にロ-プが張られ、人が集まってくる
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本堂の扉は何度か開いたが、中は確認出来ず
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大行列に並んでみた  ※たぶん仏歯を収めている小箱が見えていた
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祈り
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光り輝く仏歯寺
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エッグビリヤ-ニ
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エッグフライドライス
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裏路地でカレ-を食す  ※見るからに汚らしい屋台だったが、安くて美味い


キャンディ・Olde Empire Hotel泊-Rs.1500


宿(Rs.1500) 郵便局(エアメ-ルRs.25) 朝食(ド-サRs.50、ウルンドゥ・ワデ-Rs.50、ジンジャ-系飲料Rs.20) バス(キャンディ~カランドゥパナRs.58×2) 象乗り他(大人Rs.2000、子供Rs.1000) トゥクトゥク(Rs.200) バス(カランドゥパナ~キャンディRs.58、Rs.29) ポテチ(100㌘Rs.50) ポストカ-ド(Rs.25×4) 仏歯寺(Rs.1500、子供フリ-) 水(1.5㍑Rs.70) 夕食(エッグビリヤ-ニRs.130、エッグフライドライスRs.110) 屋台(薄ロティ・カレ-付Rs.20×2)  計Rs.7051
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| '17スリランカ編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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