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ダンブッラ石窟寺院 ~スリランカ編(12)

2017年1月1日
ポロンナルワ~ダンブッラ



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世界遺産 ダンブッラの黄金寺院 (1991年登録)
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第2窟(マハ-・ラ-ジャ・ヴィハ-ラ)


1991年に世界文化遺産に登録されたスリランカ最大の石窟寺院が、このダンブッラ石窟寺院である。
岩山の頂に、壁画や仏像が美しい5つの石窟寺院が並び建てられている。
入口から奥に進むにつれ新しくなり、最も古い手前の第1窟は、2100年前に造られたものだ。
そんな石窟寺院を抱える町としても有名なダンブッラではあるが、シ-ギリヤ観光の拠点としてもその滞在価値は高い。

『ダンブッラ』には『水の湧き出る岩』という意味があり、第2窟がその地名の由来となっている。
この石窟内では、どこから湧いてくるのか天井から湧水が滴り落ちている。
この水は聖水とされ、寺の宝として、重要な儀式の時のみ僧が飲むのだという。
雫の落ちる箇所には壺が置かれ、絶えず雫が落ちているにも関わらず減りもせず増えもしないという、正に不思議な水なのだ。


現地時間での昨夜12時(未明0時)、この国が新年を迎えた瞬間に花火の音が聞こえてきた。
僕らは既に就寝しており、一瞬驚いて目を覚ますも、時間だけ確認し、直ぐに再び目を閉じた。
そして迎えた新年の朝、宿本館に移り、7時半からマダムの朝食を頂く。
今朝は同じテ-ブルに、日本人青年と韓国人女性(高校教師)の二人も加わった。

沢山のト-ストにチョコ味のパンケ-キ、バナナに目玉焼き、それに飲み放題の紅茶。
更に今日は新年ということで、『キリ・バット』というお祝い料理までご馳走してくれた。
キリ・バットとは、ココナッツミルクで炊いたご飯のこと。
それをおにぎりのように握ったものと、押し寿司のように握ったものが目の前に運ばれてきた。
甘いのかと思いきや、別段特に甘いこともなく、言われなければココナッツミルクが入っているとは思いもしない。
朝からマダムの心意気に触れ、お腹一杯になった。
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宿の朝食2日目  ※同宿の旅行者らと

別館のかび臭い部屋に戻り、急いで荷物をまとめ部屋を出る。
本館に寄り、鍵を返してチェックアウト。
記念にマダムと写真を撮り、お別れをした。
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マダム(宿の女主人)と

路上では、これからキャンディに向かうという先程の韓国人女性が、見送りの日本人青年を従えバスを待っていた。
彼女と目的地は異なるが進路は同じなので、僕らもそこに立ちバスを待った。
そこがバス停でないただの路上だった為心配だったが、バスは直ぐに来て止まってくれた。
途中乗車だが運良く席にも座れ、ハバラナまで1時間、そこから20分でダンブッラに到着。

韓国人女性とお別れの挨拶をし、握手をして僕らが先にここでバスを降りた。
しかし降ろされた場所は、タ-ミナルから幾分離れた、新市街の北側だった。
さていよいよ宿探しだゾ・・、気を引き締め、旧市街方面へと歩いて向かう。
通りには店や露店が多く、楽しそうな町だなと第一印象は良い。
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ダンブッラ到着
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カ-ド(水牛のヨ-グルト)

それにしても旧市街は意外に遠いな・・、暑さにもやられ、少しへたれそうになっていた。
そんな時、誰かに声を掛けられた。
僕はその声に全く気付かなかったのだが、後ろを歩くナナが気付き、前を行く僕を呼び止めた。
左後方を振り返ると、階段の上には見慣れた顔が。
あれっ、石上さん!

昨夜一緒に年越しをした、日本人の石上さんだ。
偶然の再会にも当然驚いたが、ここが宿だということにも僕は若干驚いた。
僕らより一足先にこの町に到着していた石上さんは、どうやらここに投宿したようだった。
階段を上がり、早速部屋を見せてもらうと、部屋はそんなに悪くない。
というより充分綺麗だし、値段も安いので迷わずここに決めた。

それにしても、何という偶然だろうか。
ほんの数秒通り過ぎる時間が違っていたら、間違いなくこういう展開にはならなかっただろう。
荷物を部屋に置き、早速ロビ-で石上さんとしばらく話をして過ごした。
オ-ナ-青年の愛想もよく、ウェルカムのパンケ-キが嬉しかった。
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宿っぽくない外観
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部屋
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初めてのカ-ド(左の壺2つ)  ※かなり酸っぱい、各々食感も違った

この町での観光は、これまでの遺跡とは違ってコンパクトにまとまっており、観光は昼過ぎからでも充分だろう。
その前に腹ごしらえでもと、道端の小さな店の軒先で軽めの昼食をとることにした。
初めて味わったエラワル・ロティは、カリ-で炒めた野菜をパン生地で包んだもの。
子供にはやや辛いが、僕的には結構美味かった。
ウルンドゥ・ワデ-は豆を挽いた揚げ物で、野菜を細かく刻んで混ぜてある。
見た目はド-ナツのようだが、甘くなく、食べ応えもあった。
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ウルンドゥ・ワデ-(左)とエラワル・ロティ  ※ともに美味かった

スリランカフ-ドでお腹を満たした後は、いよいよダンブッラの石窟寺院を訪れる。
昨日ここに来た日本人から入場料を取られなかったと聞いていたが、どうやら今日もホリデ-ということでフリ-だった。
汗を流しながらも階段を上り切ると、寺院入口らしき場所が見えてきた。
ここからは聖域のようで、ここで靴(サンダル)を脱ぐ。
真っ当な場所で預けるとお金を取られそうなので、靴は手前で脱ぎ、バックに入れておいた。
この石窟群は、手前から順に第1窟、第2窟、第3窟、第4窟、第5窟と呼び名が振られている。
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ゴ-ルデン・テンプル

第1窟(デ-ワ・ラ-ジャ・ヴィハ-ラ)は、神々の王の寺。
ここはダンブッラ最古の石窟で、寺院最大の仏像(全長14m)が横たわっている。
この寝仏は足の裏だけ赤く染められているが、これはかつての王の手の平が真っ赤であったことに由来する。
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第1窟(デ-ワ・ラ-ジャ・ヴィハ-ラ)  ※ダンブッラ最古、全長14mの寝仏は寺院最大

第2窟(マハ-・ラ-ジャ・ヴィハ-ラ)は、偉大な王の寺。
偉大な王とは、ワッタガ-ミニ・アバヤ王のことを指す。
ここはダンブッラ最大の洞窟で、幅約52m、奥行き約25m、高さは入口付近で約6mで奥に行くほど低くなる。
洞内には56体もの仏像が安置され、壁や天井一面には仏陀の生涯等を描いた壁画が描かれている。
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第2窟(マハ-・ラ-ジャ・ヴィハ-ラ)  ※ダンブッラ最大、右下写真の柵で囲まれた壺が聖水
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壁や天井一面に壁画が描かれている

第3窟(マハ-・アルト・ヴィハ-ラ)は、偉大な新しい寺。
ここは18世紀後半の王、キルティ・スリ・ラ-ジャ-ハ-によって造られたものだ。
全長9mの寝仏をはじめ、計57体の仏像が安置されている。
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第3窟(マハ-・アルト・ヴィハ-ラ) 
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正面の座像

第4窟(パッツィ-マ・ヴィハ-ラ)は、西洋の寺。
これまでの石窟と比べると、かなり狭く感じてくる。
ここにはキャンディ王朝の末期に造られた、比較的新しい座像が多い。
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第4窟(パッツィ-マ・ヴィハ-ラ) 

そして最後にあるのが、最奥の第5窟(デワナ・アルト・ヴィハ-ラ)。
これは1915年造られた、最も新しい石窟寺院。
ポロンナルワの広い遺跡の後だっただけに、こじんまりとした遺跡を程好く楽しむことが出来た。
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第5窟(デワナ・アルト・ヴィハ-ラ)
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猿が逃げない
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遠くにシ-ギリヤ・ロックを望む
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レゲェ・バ-ジョン
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ここはフル-ツ天国
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ランブ-タン  ※初めて食したナナにも大好評
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夕食
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アラック小瓶  ※開封後蓋が完全に閉まらず(それに気付かず)、貴重な中身を少しロス


ダンブッラ・Tourist Resort泊-Rs.1500


バス(ポロンナルワ~ダンブッラRs.96×2) カ-ド(Rs.25×2) 昼食(ウルンドゥ・ワデ-Rs.25×2、エラワル・ロティRs.30×2、袋パンRs.25×2) 遺跡入場料(ホリデ-の為フリ-) ポストカ-ド(Rs.30、言い値Rs.60) ランブ-タン(10個Rs.100) アラック(Rs.300) 夕食(チキンライスRs.200、ダ-ルライスRs.150、水Rs.80)  計Rs.1262
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| '17スリランカ編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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