2017かまくらの夜

久々に出現した玄関前のかまくら

奥の靴置き場が重宝した
2017年2月。今年は雪がそこそこ多く、冬らしい毎日を送っている。ここ数年、大雪の年と雪の少ない年が交互に来ているような印象がある。ここは、雪の多い飛騨地方。一晩で50cm積もろうが、今更誰も驚きはしない。よぉ降ったな・・とため息を一つつき、黙々と雪またじに精を出す。今年は降り始めが遅かったらしく、僕が帰国する直前の1月後半にようやくドカ雪が降ったようだ。その為帰国直後、自宅車庫と実家の屋根に連日上ると、雪は腰丈に何層にもなっていた。それから数週間が経ち、もう冬は終わったかと気を抜きかけた頃の寒波到来。
苦労して道を付けていた外周のレッドロビンはまたもや雪に埋もれ、前回(帰国前のドカ雪)程ではないけれど、更に被害が出ていた。一通りロビンに道を付け、ドウダンツツジの救出にかかる。生き物(植栽)優先で雪を片付けた後、ようやく車庫前の雪除けに向かう。やることはどれだけでもあり、もうクタクタだ。この場所に家を建て5年目になるが、これまで大雪の年は2度あった。車庫は積雪1.5m対応だが、車庫の雪だけは2年とも下ろした。しかし未だ、母屋の屋根には上ったことがない。56豪雪以来となった数年前の大雪の時でさえ、積水の邸宅は雨樋はその重みに耐えてくれた。
日が暮れ、風呂で体を温めた後、かまくらに入った。参加者は僕の他、4、5、6番目の子供達。妻の作ってくれたダゴ汁は豚汁風で最高に美味しかった。小さなロウソクを2つ灯し、ラジオを流す。僕は地酒、子供はコ-ラ。お菓子は何袋も買い込んできた。子供の成長と共に、毎年集うメンツには若干変化が起きている。長女(1番目)は大学生になり自宅を離れているし、2、3番目はもう年頃。6番目の大志だけが一人寝る気満々だったが、あの寝ぞうからして、寝袋で寝るのはまず無理だろう。夕食を終え、お菓子が全部尽きたところで、今回はおとなしく家に戻った。

つい先日まで海で泳いでいたのに

湯気で場は騒然

ダゴ汁最高!

こんなに美味いものはない

ラジオと地酒とロウソクと

お菓子があればいい
| 冬 | 12:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑