宿から宿へ~スリランカ編(9)
2016年12月30日
トリンコマリ-~ポロンナルワ

何かと良くしてくれたオ-ナ-(左)と同宿の日本人女性
トリンコマリ-を発つ朝、テラスのベンチに座り、朝の荒波を眺めながらインド洋の風を浴びる。
朝食用にと昨日買っておいたパンを食べていると、同宿の日本人女性もテラスにやって来た。
これで最後だと、ナナと二人海に素足を浸し、心地良い感触を体に刻ませておいた。
そして荷造りを終え出発しようとしていた頃、頼んでもいない朝食が僕らに対して出された。
紅茶(ミルクティ-)はこれで3回目、結局毎日頂いていることになる。
昨日はチョコやパンケ-キ等も付いてきたが、今日は大きなパンが一緒に付いてきた。
当然無料との認識でいるが、あまりにもの立派さから一抹の不安も抱いている。
日本人女性は有料の朝食を頼んでいたが、見比べると内容的には大差がないように感じる。
本日2度目の朝食を終え、オ-ナ-に支払いを行った。
支払うべきは、宿代2泊分と夕食代2日分の、計5600ルピ-。
少し不安は残っていたが、3度のティ-及びパン等、それに夕食時のライスお代わりはやはり全て無料のサ-ビスだった。
その上、オ-ナ-は娘の土産にと仏像(35ルピ-相当)までプレゼントしてくれた。
トリップアドバイザ-を誇らしげに掲げているくらいだから、余程口コミを気にしているのだろう。
又、僕がいちいち感動して写真ばかり撮っていることにも、多少の宣言効果を期待しているのかもしれない。
(その期待に応えてあえて言うなら、『この宿はすごくお勧めです。皆さんも是非!』)
そして何より僕が壁に書き込んだ『No.1!』の文字が、余程嬉しかったのだろうとも思う。
トリンコマリ-~ポロンナルワ

何かと良くしてくれたオ-ナ-(左)と同宿の日本人女性
トリンコマリ-を発つ朝、テラスのベンチに座り、朝の荒波を眺めながらインド洋の風を浴びる。
朝食用にと昨日買っておいたパンを食べていると、同宿の日本人女性もテラスにやって来た。
これで最後だと、ナナと二人海に素足を浸し、心地良い感触を体に刻ませておいた。
そして荷造りを終え出発しようとしていた頃、頼んでもいない朝食が僕らに対して出された。
紅茶(ミルクティ-)はこれで3回目、結局毎日頂いていることになる。
昨日はチョコやパンケ-キ等も付いてきたが、今日は大きなパンが一緒に付いてきた。
当然無料との認識でいるが、あまりにもの立派さから一抹の不安も抱いている。
日本人女性は有料の朝食を頼んでいたが、見比べると内容的には大差がないように感じる。
本日2度目の朝食を終え、オ-ナ-に支払いを行った。
支払うべきは、宿代2泊分と夕食代2日分の、計5600ルピ-。
少し不安は残っていたが、3度のティ-及びパン等、それに夕食時のライスお代わりはやはり全て無料のサ-ビスだった。
その上、オ-ナ-は娘の土産にと仏像(35ルピ-相当)までプレゼントしてくれた。
トリップアドバイザ-を誇らしげに掲げているくらいだから、余程口コミを気にしているのだろう。
又、僕がいちいち感動して写真ばかり撮っていることにも、多少の宣言効果を期待しているのかもしれない。
(その期待に応えてあえて言うなら、『この宿はすごくお勧めです。皆さんも是非!』)
そして何より僕が壁に書き込んだ『No.1!』の文字が、余程嬉しかったのだろうとも思う。

今日もサ-ビスが嬉しい
オ-ナ-と日本人女性は玄関先までわざわざ出てきてくれ、僕等親子を見送ってくれた。
とても居心地が良くつい長居をしてしまった為、予定より時間が随分遅くなってきた。
早足でバスタ-ミナルに向かうと、バスタ-ミナルにはバスが何台も停まっていた。
コロンボ、キャンディ、ハットン等、行き先を明示した長距離バス、ならぬオンボロバスばかり。
数人に訊いたところ、どうやらポロンナルワへの直行バスはないらしく、ハバラナでの乗り換えが必要なようだった。
しばらくキャンディ行きのバスに乗り、発車を待っていた。
しかし男の呼び込み虚しく、乗客は僕ら以外一様に誰も乗ってこなかった。
こんなんでは、発車がいつになるか分からない。
それでもしばらくこのバスに賭けていたが、タ-ミナルを出ようとするバスに駆け寄り尋ねてみたら、ハバラナに行くという。
急いでナナの待つバスへと戻り、荷物を担ぎ、走り始めたバスへと飛び乗った。
最後列の端に並んで座り、楽しかったトリンコマリ-を後にする。
しかしなんだこのバス、トゥクトゥクよりも遅いのが気に食わない。
それに、何故そんなにいちいち止まるのか。
結局、これはただの路線バスだったんだと思う。
いつ発車するか分からない長距離バスと、ノロノロ運転の路線バス・・。
どちらが早く目的地に到着するかは半分出たとこ勝負の、兎と亀の物語にも近い。
乗車率は今回も150%を超え、通路に立つ乗客は身動きが出来ないでいる。
予定より若干遅れはしたが、何とか中継地のハバラナに到着。
ここは各地へと向かう交通の要。
一旦バスを降り、東へと延びる道路へと歩いて移動。
バスは今にも発車しようとしていた。
大きなザックを背負ったまま全力疾走に切り替え、何とかここも無事間に合った。
混み合うバス車内、今度は僕らが立つ番となる。
子供のナナには最後列の席が与えられたが、僕は開いたままの乗り降り口付近でしばらく立つことになった。
このバスの運転はかなり荒く、カ-ブを曲がる度にバ-を握る手に力が入る。
なるほどな・・。
こんな場所に立っていたのでは、ナナはきっと車外に振り落とされてしまうだろう。
次第に乗客は減っていき、僕らは運転手の後ろの最前列へと移動した。
ポロンナルワに入り、オ-ルドタウンでの下車にも無事成功。
こちらからアクションを起こさなければ、町から4km離れたバスタ-ミナルまで連れていかれることになるから注意が必要だった。
宿は直ぐに決まった。
目星は付けていたが、そこに辿り着く前、最初に目に入った宿をその気なしに覘いたらここが良かった。
値段は安いし、部屋も悪くない。
前泊者の評価も高いようだし、それにウェルカムティ-のサ-ビスが嬉しかった。
観光は明日に取っておき、今日はのんびり付近を散策して過ごすだけとする。

ウェルカムティ-とパンのサ-ビス

前泊者の感想文 ※画像クリックで拡大

部屋

トイレットペ-パ-に感動

宿外観 ※やはり宿探しは飛び込みに尽きる

銀行

30ルピ-均一ショップ

安食堂で昼食

セルフで盛り放題 ※安いし、味も良かった

牛はどの国でも暇そう

茹でトウモロコシ

幸せの青い鳥

おなかは黄色

パラ-クラマ・サムドラ(貯水池)に日が沈む

一瞬の兆し
そして待ちわびた、夕食タイム。
席に着くなり、目を疑うほど沢山の料理がテ-ブル一杯に並べられた。
この宿のマダムは、いちいち驚く僕らを横目で見ては楽しんでいるかのようにも見えた。
スリランカ料理の神髄は、レストランではなく宿の家庭料理にあり・・。
その真意を確かめるべく、僕らもそれなりの覚悟でこの夕食に挑んでいる。
これまで食べてきた2つの宿より値段が高いことからも、その分期待は膨らんでいる。
よし、食うか!
写真撮影を手短に済ませ、皿にライスを盛り、その周りにおかずを全種類盛り付けていった。
早速一口食べてみる。
うむ・・。
何だか様子がおかしいぞ。
なら、これはどうだ。
なぬ・・。
なら、こっちは。
・・。
2人とも完全に手の動きが鈍くなり、口数も少なくなってきた。
ミ-トボ-ル、チキン、目玉焼き、マンゴ-、ヨ-グルト。
これら素材に頼る品は万国共通の味で美味しかったけど、手を加えた大半のおかずは全く口に合わなかった。
これがこの家庭の味なのか・・。
何だか後味の悪い夕食となったが、勿体ないから当然全て残さず食べ切っている。

マダムの作ってくれた豪華な夕食 ※値段は高いが、量的には凄まじい

味は微妙
ポロンナルワ・THISAL GUEST泊-Rs.1700
バス(トリンコマリ-~ハバラナRs.114×2) バス(ハバラナ~ポロンナルワRs.98×2) 均一ショップ・土産(ロケットペンRs.30×3、光る羽根Rs.30×3) 昼食(ベジライス盛り放題Rs.110×2) とうもろこし(Rs.25) 均一ショップ・土産(ロケットペンRs.30×4) 象ズボン(ナナ用Rs.250) パン(4個Rs.125) 宿(朝食付Rs.1700) 夕食(宿Rs.500、Rs.300) 水(1.5㍑Rs.75) 計Rs.3919
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| '17スリランカ編 | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑