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最古の都 アヌラ-ダプラ~スリランカ編(5)

2016年12月26日
アヌラ-ダプラ



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世界遺産 聖地アヌラ-ダプラ (1982年登録)  ※かつての大乗仏教の総本山、アバヤギリ大塔
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スリランカ一美しいム-ンスト-ン  ※象が誕生、馬が老齢、ライオンが病、牡牛が死を意味する


今から2500年以上も前に築かれたスリランカ最古の都、それがここアヌラ-ダプラ。
紀元前3世紀に仏教がインドより伝わってからは、仏教都市として発展した。
そして仏陀の教えはこの地からスリランカ全土へ、タイ、ミャンマ-(旧ビルマ)、カンボジア等世界各地へと広まっていった。
しかし南インドからの侵入者との抗争を繰り返した結果、ここに栄えていた王朝は約1400年間で幕を閉じることとなる。

そんな大変歴史のあるこの町は、新市街、旧市街、遺跡地区の3エリアから成り立っている。
トゥクトゥクを半日貸し切って遺跡を回るという方法が一番手っ取り早いが、僕らはこの広い遺跡地区を自転車で回ることにした。
宿でボロ自転車を借りるも、当然無料だろ・・と思っていたが、そこはしっかり金を要求された。
そして朝7時半、ガイド本に載っている僅かな地図だけを頼りに、ペダルを漕ぎゆっくりスタ-ト。


歩いては簡単に来れないような町の果てを、爽快な風を受けて心地良いサイクリングが続く。
交通量は多くはないが、地面に足の届いていないナナのことが僕はかなり心配になっている。
終始気にかけては適切な(ありきたりの)アドバイスを送り、安全第一で慎重に進んでいく。
道端で一軒の茶屋を見つけたので、休憩も兼ねて、朝食がてら寄ってみることにした。

スリランカ、と言えば誰もが想像するのが、紅茶。
この店で頼んだミルクティ-は、とても甘く、とても美味しかった。
さすがは本場だと褒めてあげたいところだが、何故これが1杯50ルピ-もするのだろうか。
これでは庶民が気軽に飲むことなんて出来やしない。
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茶屋にて朝食

再び自転車に跨り、人に道を尋ねつつも何とかチケットオフィスまで辿り着いた。
ここ数日両替出来ずにいたので、予備に持っていた前回旅行の米ドル残で入場料の支払いをすると、おつりはスリランカルピ-で返ってきた。

まずは、ルワンウェリ・サ-ヤ大塔へ。
紀元前2世紀、当時のドゥッタガ-マニ-王によって建設が始まったが、王は完成を待たずして死去。
父の遺志を継いだ息子のサッダ-ティ-ッサ王子によって完成された。
無数の象に囲まれたダ-ガバ(仏塔)は多くの参拝者で溢れ、白い衣装をまとった信者が随所で祈りを捧げる姿がとても印象的だった。
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ルワンウェリ・サ-ヤ大塔
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参拝者する人々
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人形
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塔下部に布が巻かれる
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大塔を支える無数の象

次に向かったのが、トゥ-パ-ラ-マ・ダ-ガバ。
ここはアヌラ-ダプラ最古のもので、ダ-ガバには仏陀の右鎖骨が祀られているという。
ダ-ガバの周りには何本かの石柱が残っているが、これはダ-ガバに屋根を付ける為に建てられたもの。
現在は修復中の箇所が多く、サ-ヤ大塔を見た後では物足りなさだけが残った。
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トゥ-パ-ラ-マ・ダ-ガバ

遺跡地区を北上し、アバヤギリ博物館へ。
ここにはアバヤギリ大塔からの出土品が幾らか展示されている。
博物館自体はそれ程見応えもないが、博物館手前にあるトイレの存在はこの広い遺跡巡りにおいてかなり貴重だろう。
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アバヤギリ博物館

そして次に向ったのが、遺跡地区の北端に位置する、アバヤギリ大塔。
かつての大乗仏教の総本山とされる場所で、ここは紀元前1世紀に建設された。
現存するアヌラ-ダプラのダ-ガバの中では最大で、赤茶けたレンガ造りが特徴的だ。

クイ-ンズ・パビリオン、ここは石柱や門などが残る王妃の建物跡。
現存する姿からはかつての面影は感じ取れないが、石門の階段入口に残るム-ンスト-ンは実に見事だ。
一番外側の炎の輪は、人間の世界とそこに渦巻く欲望を意味する。
その内側の4種の動物の輪は生命を表し、象が誕生、馬が老齢、ライオンが病、牡牛が死を象徴し、これら全てで輪廻を意味する。
花の輪は愛する心を、その内側の花をくわえた鳥は純潔を象徴し、そして最後に中心のハスの花、これは天国を意味し、死後人はここへ辿り着くのだという。
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クイ-ンズ・パビリオン
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宇宙の真理を表すとされるム-ンスト-ン
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階段に施された彫刻


他にもラトゥナ・プラサ-ダ、サマ-ディ仏像、クッタム・ポクナ、ジェ-タワナ・ラ-マヤを巡り、広い遺跡地区を後にした。
遺跡内には確かに数箇所、チケットのチェックポイントがあった。
しかしそれ以外の場所では、一切チケットの確認は行っていない。
宿のオ-ナ-の勧める通り、街角でトゥクトゥクが誘う通り、抜け道を使えばノ-チケットでのトゥクトゥク観光は可能だと思う。

しかしこれは違法行為、ただ現状としては少なからずこの裏技が横行していることも事実だ。
だけどここは自らの脚で、迷いながらでも苦労してペダルを漕いで訪れた方が、明らかに深く脳裏に刻まれることだろう。
林の中から突如ダ-ガバが見えてきたあの衝撃・・。
それはまるで自分がジャングルの中から遺跡を発見したかのような、そんな錯覚をも味わせてくれる。

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ラトゥナ・プラサ-ダ
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8世紀のガ-ドスト-ン
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広い遺跡内を自転車で巡る
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サマ-ディ仏像
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クッタム・ポクナ(沐浴場)
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青マンゴ-  ※熟しておらず全く美味くないが、何故かスリランカ人には好評
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ジェ-タワナ・ラ-マヤ
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寝仏
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後は気を付けて帰るだけ
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夕食(ビ-フカレ-、フライドライス)  ※右の方、白飯を頼んだはずなのに
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ナナの夕食は無難にバナナ


アヌラ-ダプラ・BERLIN Tourist Rest泊-Rs.1500


昼食用(パンRs.25×2、Rs.30×4) 朝食(パンRs.40×2、ティ-Rs.50×2) 遺跡入場料(大人US$25、子供US$12.5) マンゴ-(Rs.50) リンゴ(小5個Rs.100) ソフトクリ-ム(Rs.25×2) ス-パ-マ-ケット(コ-ラ1.5㍑Rs.138、水1.5㍑Rs.70、バナナRs.70) 貸し自転車(Rs.300×2) 夕食(ビ-フRs.100、フライドライスRs.240) 棒キャンディ(Rs.5)  計US$37.5、Rs.1773
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