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BERLIN Tourist Rest~スリランカ編(4)

2016年12月25日
クルネ-ガラ~アヌラ-ダプラ



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同じ年頃  ※ナナ(9歳)、宿の娘さん(10歳)


幹線道路が交差する交通の要所クルネ-ガラを発ち、ここは遺跡の町アヌラ-ダプラ。
紀元前から栄えた古代仏教王国の都として、この町は文化三角地帯の一角を成している。
この町に着くなり、一人の男が声を掛けてきた。
それはバスから降り、一歩足が出るか出ないかの瞬時の出来事であった。

世界各地を旅していると、こういう場面にはたまに遭遇することがある。
宿探しの手間が省けること、値段交渉が容易であること、そして何より迎えに来てくれること等、メリットの方が断然多い。
そしてこれらの宿はガイドブックには一切載っておらず、多少町から離れている程度のリスクで、コスパの良い宿であることがほとんどである。

ジャングルに覆われたかのような、ロッジ風の、一見民家と見間違う程の素朴な宿。
客室は2部屋しかなく、まるでオ-ナ-の家にホ-ムステイしているかのような錯覚に陥る。
客室の前にはテ-ブルとソファ-があり、情報ノ-トならぬ感想ノ-トが2冊、宿の宣言用に置かれていた。


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貯水池沿いの遊歩道を歩く
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クルネ-ガラを発ち
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アヌラ-ダプラ到着

BERLIN Tourist Rest。
胡散臭い中年男のバイクに跨り、ひょこひょことこの宿へとやって来た。
細い道を右に左に何度も折れ、それはまるで僕らを混乱させようとしているかのようなコ-スでもあった。
一体どこまで行くんだよ・・、次第に不安が期待を上回っていく。
ノ-ヘルだから警察の取締上メインロ-ドは走れない、これが男の一貫した言い訳だった。

奥さんの作る夕食は美味い・・
ノ-チケット(違法)で遺跡を巡るトゥクトゥクを紹介してくる・・
夜な夜な酒盛り・・

宿に着くなり見せられた感想ノ-トには、そんな生の声が日本語でたくさん書かれていた。
皆同じ目に遭っているのだと、男に対する警戒心を少し解いてみることにした。
スリランカで一番思い出に残る宿・・。
そこまで言い切る日本人前泊者も複数いて、総じて宿泊者の評判は良かった。
位置的な不安はまだ残っているが、値段も安いので、ここに泊まることに決めた。

スリランカでの町歩きには、結構辛いものがある。
この茹だるような暑さがその要因にあるが、気軽に休めるような店がほとんど見当たらない。
物価、特に飲料が意外と高く、これら要因も絡まって、体力の消耗に拍車がかかっている。

この宿は結局、新市街の外れに位置していた。
宿から新市街、旧市街へと町の形成を確認しつつ歩いてみたら、距離以上に遠く感じてきた。
さすがのナナもバテバテで、この町での町歩き程、疲れてつまらないものはなかった。

昼食を求め、ようやく見つけた食堂に入る。
この手の安食堂もほとんど見かけない。
店頭のガラスケ-スに並ぶおかずを一品選び、席に着く。
大皿の上にライスが盛られ、選んだおかずの他、野菜料理がいくつか盛られて出てきた。

手を洗い、右手を使い食べてみる。
米はスリランカで初めて口にしてみたが、パサパサとして、とても美味しいとは言い難い。
おかずも特別美味しい訳でもなく、空腹を満たすという最低限の目的達成に努めた。

僕は魚、ナナはチキンをオ-ダ-。
美味しそうに見えるナナのチキンだったが、手がぴたりと止まり、食事が一向に進んでいない。
何かがとても辛いようで、水をがぶ飲みするだけで食べる気力を失っていた。
しばらく続いたそんな光景を見かねた女店主が、ナナの皿を他の料理と交換してくれた。
ライスの上に揚げ魚をのせただけのシンプルなものだったが、追加料金は取られなかった。

ナナのチキンを食べてみると、確かに辛かった。
辛い物好きの僕でも、汗を流すほどの強烈な辛さ。
これからは料理をよく見極めて、ノ-スパイシ-を確認の上、オ-ダ-しようと心に決めた。
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昼食  ※これは僕の皿

市バスに飛び乗り、新市街まで戻るとする。
この町は大通りが南北に1本延びているだけで、距離こそあれど、位置的には把握しやすい。
あれだけ疲れた歩行区間も、バスだと実に早く、とても楽ちんだった。
それに乗車賃が驚く程安く、利用価値はかなり大きい。
新市街のス-パ-マ-ケットへと入り、日用品を何点か買い込んだ。
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ス-パ-マ-ケット

そのまま宿へと戻り、蚊の多い部屋前のソファ-で少し寛ぐとする。
ナナはこの宿の娘さんにオセロを教え込んだり、互いに絵を描き合ったりして、子供同士でしばらく遊んでいた。
お互い母国語しか話せないが、歳の近い女児同士、きっと通ずる部分もあったはずだ。
その後少し昼寝をし、19時、楽しみにしていた宿での夕食タイムとなった。
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この宿、立地も部屋も悪くない
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部屋前で日記書き
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オセロ  ※娘さんにル-ルを教え込むが結局浸透せず

大皿のライス、チキンカレ-、オクラ料理、イモ料理、サラダ等が次々と運ばれてきた。
宿で食べる家庭料理はスリランカ旅行の欠かせないアイテムであることが、歩き方ではお勧めとして謳われている。
値段はともかく、確かにその通り、どれも美味しかった。
しかしナナは食欲が出ず、そのほとんどを僕一人で食べることになった。
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宿の夕食
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とても美味い


アヌラ-ダプラ・BERLIN Tourist Rest泊-Rs.1500


バス(クルネ-ガラ~アヌラ-ダプラRs.143、Rs.71) 宿(Rs.1500×3泊分) 昼食(チキン、魚他Rs.450) 市バス(旧市街~新市街Rs.10×2) ス-パ-マ-ケット(トイレットペ-パ-1ロ-ルRs.66、歯磨き粉Rs.110、コ-ラ1.5㍑Rs.138、水1.5㍑Rs.70) 夕食(宿Rs.400×2)  計Rs.6368
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