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ロックな光景~スリランカ編(3)

2016年12月24日
コロンボ~クルネ-ガラ



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クルネ-ガラ・ロック
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サンセット


ロックな光景・・。
この町を一言で表現するなら、きっとそんなとこだろう。
クルネ-ガラ。ここは、かつてシンハラ王国の首都だったこともある。
別名、エレファント・ロック・シティとも呼ばれ、白く輝く巨大なブッダが、かつて王宮もあったというクルネ-ガラ・ロックの頂上で威厳を放し町を見守っている。

西の空に顔を向ける。
太陽は力強く最後の輝きを打ち放し、町一帯を綺麗な黄金色に染めていた。
しかし次第に光力は落ち、見渡す限りのジャングルは神々しい情景へと様相を変えていく。
僕達は宿の裏に聳える岩山に登り、間もなく迎える落陽の瞬間を見届けようとしている。

夕日を眺めるのに、こんなにも適した場所はないだろう。
クルネ-ガラ・ロックよりも山頂部は広く、巨大なブッダを客観的に眺められるのもいい。
岩山群の中央に位置することから、360度の大パノラマがここでは貸し切りで楽しめる。


昨夜空港でのベンチ泊、イスの間隔と形状が原因で満足な睡眠を得ることは出来なかった。
ナナに至っては全く寝れてないようで、僕も早々に眠ることを諦める。
24時間開いているか心配だったイミグレ(入国審査)には列が出来、多くの客であふれていた。
ショップ街を抜け、階段を下り1階へ。
用事のないタ-ンテ-ブルを横目に越え、その先の税関を抜け、空港1階の出入り口に出た。
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24時間この混雑                        1時過ぎにイミグレ通過      

空港内の銀行はどこもレ-トが同じで、選択の余地はない。
通常であればレ-トの悪い空港での両替となるが、スリランカでは市内と大差がないという。
早速1万円からスリランカルピ-(Rs.)への両替を試みる。
相手の目の前で紙幣と硬貨を数えて確認すると、作為的なごまかしを見つけた。
カウンタ-越しの男はしらばっくれていたが、どうやらスリランカもそっち系の国のようである。

やはり昨夜イミグレを越えなくて正解だった。
入国後には横になれるようなベンチは一切なく、後に出会うことになる石上さんは玄関前のイスに座り夜を明かしたそうだ。

これからコロンボ市内へと向かう為、空港の外に出て、ロ-カルバスを探す。
しかし手当たり次第人に訊ねても、どれだけ探し回っても、コロンボに行くバスは1人200ルピ-のマイクロバスしか見当たらない。
ロ-カルバスなら1人50ルピ-のはずだが、この差額は結構デカい。
しかし他に方法もなく、結局は諦めて乗るしかなかった。
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空港外                              バス乗り場がよく分からない

そうと決まればさっさと出発して欲しいのだが、中々客が集まらず、しばらく車内で客待ちの時間が流れた。
その間、何故かマイクロバスを2度乗り換え、ようやく空港を発つ時が来た。
バスは途中、ロ-カルバス乗り場らしき場所へと立ち寄る。
これでは分かるはずがない。
バスはここでもしばらく停車した後、今度こそコロンボに向けて走り始めてくれた。

この国際空港はコロンボの34km北に位置するため、市内に出るのに一苦労する。
地球の歩き方によると、ロ-カルバスでの所要時間は1時間半と書いてある。
しかしこのマイクロバス、一旦走り出せば想像以上の働きで、35分でコロンボに到着。

スリランカの玄関口、大都会コロンボ。
しかしこの町をあえて避け、直ぐに別の町へと移動する旅人が実に多いらしい。
僕らもその内の1組に当てはまるが、何せ宿代が半端なく高いことが要因としてある。
(※しかし結果としてコロンボの宿代は安い。間違った情報が蔓延しているだけ)

これから向かうクルネ-ガラへのバスは直ぐに見つかった。
人に訊くこと2回、空港からのバスを降り10分後にはもう次のバスに乗っていた。
逃げるように後にしたコロンボ。
超満員の車内で、僕とナナは各々空いた席に腰を下ろす。

バスは直ぐに発車。
3時間の行程を想うと憂鬱だが、そのほとんどを寝て過ごした為、それ程苦にならなかった。
寝不足状態でバスに乗るというのは、一つの有効な手段とも言えそうだ。
通路まで隙間なく人が埋まり、通路に立っている客は身動きすら取れない悲惨な状況だった。
クルネ-ガラへは予想外に早く着き、2時間半かからずに到着。
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クルネ-ガラ到着

さてと、ここからが問題の宿探し。
時間がまだ早いこともあり、この宿探しは楽勝だろうと安易に考えていた。
しかし1軒目、目星を付けていた宿に満室だと断られる。
とても満室には見えず、客を選んでいるな、とさえ思えた。

そこから遠く離れた2軒目。
苦労して辿り着いた宿であったが、ここは4400ルピ-と異様に高い。
それはないだろ、この品質で・・。
値切り交渉にも一切応じてもらえず、敢え無く断念。

この先は一切の当てもなく、飛び込みで3軒目に入る。
しかし、ここも満室。
どうやら『クリスマスイブ』というこの日が影響しているらしい。

そして次に見つけた4軒目、『ROOMS』の文字を見つけて適当に飛び込んでみた。
部屋はありそうだ。
何とかここを値切り、2200ルピ-で部屋を押さえることが出来た。
値段の設定は有って無いようなものなのか。
出だしから辛い宿探しとなったが、この貯水池沿い、宿が多いことだけが唯一の救いだった。
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宿探しは4軒目で終了
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高いくせに部屋は今一

何と言っても、スリランカの旅はまだ始まったばかりである。
物価の感覚は当然身についておらず、何もかもが高い、騙されていると感じてしまうのは現時点では仕方のないことだ。
しかしこれから何日か、いく町かで経験を積んでいけば、旅はきっと楽しくなってくるんだろう。

初めて訪れた、南国島国スリランカ。
暑いし、物価は思ったより高い。
早く日本に帰りたい・・。
既にそんな感情が見え始めた。

しかし僕は知っている。
この感情が出た時こそ、旅は思い出として深く心に残ることを・・。
騙され、ぼられ、失敗し、その国に少しずつ馴染んでゆく。
物の高い安いが分かるまで、しばらくの間、じっと辛抱が必要だ。

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初めてのスリランカフ-ド
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町の象徴 クルネ-ガラ・ロック
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ロック頂上を目指す  ※右側に直登ル-トがあった
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ブッダの裏手に出た
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頂上からの眺望  ※バスタ-ミナル(中央左)と貯水池
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頂上に建つ巨大なホワイトブッダ
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直登ル-ト  ※登り口には確かボッシュの看板があった
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マンゴ-
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宿裏の岩山に登る
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クルネ-ガラ・ロックと寺院
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ジャングリ-な町並み
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クルネ-ガラ貯水池
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裏山で夕日鑑賞
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ここは絶好のビュ-ポイント
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落陽
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夕食はフライドチキン(左皿)、ビ-フカレ-(右皿)
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暗闇に浮かぶホワイトブッダ


クルネ-ガラ・ROCK WIVE泊-Rs.2200


マイクロバス(空港~コロンボRs.200×2) バス(コロンボ~クルネ-ガラRs.130×2) 宿(Rs.2200) 昼食(チキン他Rs.345) マンゴ-(Rs.50) ティ-(Rs.30×2) ソフトクリ-ム(Rs.25×2) 水(1.5㍑Rs.70) 夕食(フライドチキン、ビ-フRs.410)  計Rs.3845
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