FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

第5回能登半島すずウルトラマラソン(1)~前日は見附島三昧

走り始めて2年目。そのシ-ズン最後となる大会が、明日ここ能登半島の最果ての地にて開催される。昨年は何とか根性でこの大会で完走を果たし、自分の可能性に多少なりとも驚いていた。そして今年はリピ-タ-として、2度目の出場に挑む。今年に入り、年間4本の目標を立てた。後に引けないようエントリ-は早々に済ませておいた。富士五湖(4月)での快走は、エイドロスさえなければ11時間台は確実だった。飛騨高山(6月)、白山白川郷(9月)と国内屈指の難コ-スにも出てきたが、到底納得のいく内容ではなかった。切れそうで切れない12時間の壁。能登すずでの12時間切りは至上課題だった。目標はズバリ11時間半。2㌔のおまけ付きで、何とかこのタイムを上回りたい。

大会前日の10月15日、朝8時に自宅を出発。昨年は富山から高速道路を使い金沢まで向かっていた。しかし能登半島の道路事情を今更ながら知り、のと里山海道(旧能登有料道路、H25.3.31から全線無料)だけでなく、能越自動車道(高岡以南を除く)も無料で通れることをふいに知った。昨年のように無駄銭を払ってわざわざ金沢まで遠回りする必要はなく、高岡から一気に珠洲を目指し北上出来る訳だ。地理的にもこれが最も妥当なル-ト。途中立ち寄った別所岳SAでの休憩を除けば、正味4時間で見附島に到着した。

まずは、能登牛。昨年食べ損ねていただけに、今回はどうしても食べておきたかった。見附島(みつけじま)の目の前に立つ、見附茶屋。窓側の席を選び、島に対面するかのように席に着いた。陶板で焼き上げた熱々の能登牛やタマネギ等の具材を、能登棚田米コシヒカリの上に乗せて特製ソ-スで頂く。誰がどう見たって、どう考えたって美味いに決まってる。しかし量的に物足りず、ご飯はこの倍は欲しいところ。サプライズで輪島塗の箸が土産に付き、思い出作りには言うことない。
010_convert_20161017173020.jpg
見附茶屋  ※窓の向こうは見附島
011_convert_20161017173139.jpg
能登牛の陶板焼丼 1500円  ※ミニうどん、香物、輪島塗箸(手前の黒箸)の土産付き
014_convert_20161017173150.jpg
焼き上げた具材を能登棚田米コシヒカリの上にのせ、特製ソ-スで頂く
016_convert_20161017173208.jpg
見附島(軍艦島)

食事を終え、珠洲市内へと向かう。ラポルトすずで早速受付を済ませ、おもてなしサロンでしばし休憩。今年もPJOさんの動画が流れており、昨年少し並走させてもらった出崎さんの奮闘に心が熱くなってきた。14時からの選手説明会。大会長や実行委員長の人間味溢れる挨拶は、一度聞いたら忘れられない。選手としても参加する日本旅行宮本さんの司会進行のもと、ほのぼのとした時間が過ぎてゆく。富士五湖や飛騨高山のように大きな大会ではなく、名物プロデュ-サ-もいないけど、能登すずはこの手作り感が一つの売りでもある。そして輪島太鼓、虎之介。全国でも指折りの太鼓集団で、海外でも公演する程の実力派。子供達の大熱演に、僕の鼓動は弾けそうだった。
022_convert_20161017173228.jpg
ラポルトすず
023_convert_20161017173239.jpg
選手受付  ※昨年の参加Tシャツが1000円で売られていた
024_convert_20161017173250.jpg
おもてなしサロン  ※PJO動画を見て気分を盛り上げる
029_convert_20161017173304.jpg
輪島太鼓虎之介の迫真の演技

昨年は道の駅すずなりにて車中泊したが、今年は見附島公園へと寝場所を変えた。ここからラポルトすずまでは車で7分と、まるで苦にならない。見附茶屋に隣接した、国民宿舎『のとじ荘』。昨年は町の銭湯に入ったけど、当然石鹸類はないし、所詮銭湯は銭湯。しかし今回入ったここの弘法の湯が最高に良かった。値段は600円と昨年の銭湯より少し高いくらい。泉質は普通だが、何より眺めが飛び抜けて素晴らしい。内風呂から見附島が眺められるのは勿論、露天風呂やサウナの中からも見附島がよく見えている。露天風呂に浸かり、暑くなってきたらイスに腰掛ける。そして体が冷えてきたらサウナへとGO。これらどの場面でも、目の前には見附島。恐るべし、のとじ荘。しかしこの弘法の湯(露天風呂、サウナ)、男女入れ替え制のようで注意が必要。翌日再訪した時は男性は内風呂のみだった為、慌てて和倉温泉へと車を走らせた。
035_convert_20161017173333.jpg
国民宿舎のとじ荘から  ※内湯、露天風呂、サウナ全てが絶景

見附島公園の駐車場に車を停め、ゼッケンを付けたり、預け荷物の準備を済ます。陽が落ちると、辺りは一気に暗くなってきた。ビ-ルを飲み、唐揚げを食べながら、窓全開であちこち動き回っていたが、野良猫がずっと僕の唐揚げを狙っていた。ようやく準備をし終えたところで、夕飯やラジオを持って海辺へと向かう。唯一佇む1本の街灯に照らされた明るいベンチを陣取り、寒空の下、おもむろに宴を開始した。目の前に広がる静かな大海原。ライトアップされ浮かび上がった軍艦島。月とのコントラストは最高に素晴らしい。この贅沢な景色を僕は独り占めしている。ラジオからいかした音楽が流れ、来年はコンロ持参で能登牛を焼いて食べるのもいいな・・なんて思ったりもする。月はその場に留まることなく、まるで生きているかのように次第に高度を上げていった。今日はずっと見附島ばかり眺めていたな。不思議と悪い気はしなかった。
038_convert_20161017173345.jpg
月夜の潮風に吹かれながら
044_convert_20161017173401.jpg
この景色を独り占め


つづく・・

スポンサーサイト



| 2016 | 19:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://gakuto2164.blog85.fc2.com/tb.php/834-23a140fb

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT