ハ-ブガ-デン造り
ずっとハ-ブガ-デンが欲しかった。僕は顔に似合わず、ハ-ブがすごく好きだ。その甘い香りに癒されるところが、その理由として大きい。ラベンダ-は収穫を兼ねカットし、ドライにして香りを楽しんでいる。レモンバ-ムやロ-ズマリ-は香りが抜群に心地良い。カモミ-ルは白ワインに入れれば、ゴ-ジャスな気分が味わえる。タイムやオレガノは可憐な花が美しい。ラムズイヤ-はふわふわの毛が特徴的で、各種ミントと共にどれだけでも増えて困るくらいだ。そして僕がハ-ブを好むもう一つの大きな理由は、あの雑草的な生命力にある。どんな頑強な地盤でも強く生き抜いていくし、繁殖力も半端でない。暑さ寒さも意に介せず、何とも頼もしいこの力強さ。雑草のような一人の人間として、自分の代名詞のようなハ-ブに僕は魅せられている。
ハ-ブはこの土地に家を建てて以来、鉢に入れたり、畑の片隅で育てていた。ハ-ブが好きになったのは母の影響で、レモンバ-ムが僕にとってのハ-ブだった。その後ラベンダ-も実はハ-ブであることを知り、シソやヨモギ、パセリまでもが立派なハ-ブの一員であることを知った。次第に管理する品種は増えていき、地植えのものはその繁殖力からそこら中に化身が増えていった。こうして増え続けるハ-ブを、どこかに一まとめにしたかった。庭区画に専用ガ-デンを造ろうとも思っていたが、芝をめくるのは何だか気が引けるし、適当な場所もない。そこで畑区画の片隅、玄関前の角に造ることにした。
まずは、枕木の購入。枕木以外は考えていなかった。地元のホ-ムセンタ-には置いてなく、購入先はWEBで国鉄産業㈱に決めた。枕木自体の値段は安いのだが、送料がかさんでくるのが痛い。中古の枕木には痛みの程度から等級も付けられており、選定にあたっての判断は難しいところ。結局僕は反り具合に魅せられ、曲がり(B等級程度)を2本注文した。訊くところによると、あの曲がり具合は故意ではないようで、自然の成り行きらしい。直(ちょく)に比べ人気はなく、その分値段は安くなる。実物を見るまでは実際にレイアウトが出来ないので、長さ調整の為に短木も2本、それにかすがいも2本頼んでおいた。
後日、枕木が自宅に運ばれてきた。力持ちの嶺花に手伝ってもらい、早速適当に置いてみる。長もの2本は多かったかな・・と心配していたが、丁度いい感じに納まり僕は思わずにやけてしまった。曲がり具合も最高。一番曲がっているものを・・と頼んでいただけに、こちらの主旨も十分伝わっていたようだ。直ものだと、ここまで自然な形には仕上がらなかっただろう。1本当り50kgの重量があるので、地面の上に置くだけで設置は完了。レンガのように面倒な工事はなく、元に戻すのも楽勝。木材には防腐剤クレオソ-トが注入されている。この為耐久性は向上するが、発ガン性のリスクが伴ってくるのが少々ネックだ。

枕木レイアウト、石除去済み ※曲がりを選んで大正解だった

国産中古短枕木(L600×W200×H140) ※短木は何かと使える

国産中古曲枕木(L2100×W200×H140) ※傷は多いが、これでも綺麗な方の面
そして1週間後、いよいよ土を入れることになった。当初黒土か赤土をまとめて仕入れようと思っていたが、結局はホ-ムセンタ-で購入。色々調べていたらハ-ブの土には水はけ・水持ちに優れた赤玉土が良いらしく、微生物の住処として腐葉土も混ぜ、その割合は7:3とした。赤玉土と腐葉土を1袋ずつ混ぜ、順に花壇に撒いていく。30袋くらいは覚悟していたが、24袋で何とか納まった。赤玉土は当初全て中粒を使うつもりでいたが、粒が大きいような気がして途中から小粒に切り替えた。しかし結果として中粒でも苗は十分固定され、問題はない。ハ-ブは弱アルカリ性を好む為、酸性の混合土に石灰を少々混ぜ、土壌改良を施す。そして植え付けに備え、元肥も加えておいた。

土入れ前 ※頑強な地盤も少し耕しておいた

腐葉土、赤玉土(小粒)、赤玉土(中粒)
枕木は土入れの前に予めかすがいで固定しておいたが、ヒビが余計に広がり、これにはかなり後悔した。これだけの重さなので、2mものにかすがいは必要ない。それにこのかすがいも中古なのか、錆がひどいのが気にかかる。木製フェンスは枕木と同じ色合いで、花壇の雰囲気を損ねず、中々グットな代物だ。もう2個3個欲しかったけど、値が張るので敢え無く見送った。そしてここに、ハ-ブガ-デンの完成。ずっと、こんなのが欲しかったんだ。家族の評判も中々宜しく、僕も大満足であった。後は主役となるハ-ブの登場を待つだけだ。

枕木はかすがいで固定 ※余計にヒビが広がった

ハ-ブガ-デン完成 ※枕木連結、土入れ後
ハ-ブはこの土地に家を建てて以来、鉢に入れたり、畑の片隅で育てていた。ハ-ブが好きになったのは母の影響で、レモンバ-ムが僕にとってのハ-ブだった。その後ラベンダ-も実はハ-ブであることを知り、シソやヨモギ、パセリまでもが立派なハ-ブの一員であることを知った。次第に管理する品種は増えていき、地植えのものはその繁殖力からそこら中に化身が増えていった。こうして増え続けるハ-ブを、どこかに一まとめにしたかった。庭区画に専用ガ-デンを造ろうとも思っていたが、芝をめくるのは何だか気が引けるし、適当な場所もない。そこで畑区画の片隅、玄関前の角に造ることにした。
まずは、枕木の購入。枕木以外は考えていなかった。地元のホ-ムセンタ-には置いてなく、購入先はWEBで国鉄産業㈱に決めた。枕木自体の値段は安いのだが、送料がかさんでくるのが痛い。中古の枕木には痛みの程度から等級も付けられており、選定にあたっての判断は難しいところ。結局僕は反り具合に魅せられ、曲がり(B等級程度)を2本注文した。訊くところによると、あの曲がり具合は故意ではないようで、自然の成り行きらしい。直(ちょく)に比べ人気はなく、その分値段は安くなる。実物を見るまでは実際にレイアウトが出来ないので、長さ調整の為に短木も2本、それにかすがいも2本頼んでおいた。
後日、枕木が自宅に運ばれてきた。力持ちの嶺花に手伝ってもらい、早速適当に置いてみる。長もの2本は多かったかな・・と心配していたが、丁度いい感じに納まり僕は思わずにやけてしまった。曲がり具合も最高。一番曲がっているものを・・と頼んでいただけに、こちらの主旨も十分伝わっていたようだ。直ものだと、ここまで自然な形には仕上がらなかっただろう。1本当り50kgの重量があるので、地面の上に置くだけで設置は完了。レンガのように面倒な工事はなく、元に戻すのも楽勝。木材には防腐剤クレオソ-トが注入されている。この為耐久性は向上するが、発ガン性のリスクが伴ってくるのが少々ネックだ。

枕木レイアウト、石除去済み ※曲がりを選んで大正解だった

国産中古短枕木(L600×W200×H140) ※短木は何かと使える

国産中古曲枕木(L2100×W200×H140) ※傷は多いが、これでも綺麗な方の面
そして1週間後、いよいよ土を入れることになった。当初黒土か赤土をまとめて仕入れようと思っていたが、結局はホ-ムセンタ-で購入。色々調べていたらハ-ブの土には水はけ・水持ちに優れた赤玉土が良いらしく、微生物の住処として腐葉土も混ぜ、その割合は7:3とした。赤玉土と腐葉土を1袋ずつ混ぜ、順に花壇に撒いていく。30袋くらいは覚悟していたが、24袋で何とか納まった。赤玉土は当初全て中粒を使うつもりでいたが、粒が大きいような気がして途中から小粒に切り替えた。しかし結果として中粒でも苗は十分固定され、問題はない。ハ-ブは弱アルカリ性を好む為、酸性の混合土に石灰を少々混ぜ、土壌改良を施す。そして植え付けに備え、元肥も加えておいた。

土入れ前 ※頑強な地盤も少し耕しておいた

腐葉土、赤玉土(小粒)、赤玉土(中粒)
枕木は土入れの前に予めかすがいで固定しておいたが、ヒビが余計に広がり、これにはかなり後悔した。これだけの重さなので、2mものにかすがいは必要ない。それにこのかすがいも中古なのか、錆がひどいのが気にかかる。木製フェンスは枕木と同じ色合いで、花壇の雰囲気を損ねず、中々グットな代物だ。もう2個3個欲しかったけど、値が張るので敢え無く見送った。そしてここに、ハ-ブガ-デンの完成。ずっと、こんなのが欲しかったんだ。家族の評判も中々宜しく、僕も大満足であった。後は主役となるハ-ブの登場を待つだけだ。

枕木はかすがいで固定 ※余計にヒビが広がった

ハ-ブガ-デン完成 ※枕木連結、土入れ後
ハ-ブガ-デン造りに要した費用
国産中古曲枕木(L2100×W200×H140) 2500円(税抜)×2本
国産中古短枕木(L600×W200×H140) 900円(税抜)×2本
かずがい 180円(税抜)×2個
運賃 6500円(税抜)
消費税 1093円
赤玉土(中粒14㍑) 235円(税込)×10袋
赤玉土(小粒14㍑) 235円(税込)×7袋
腐葉土(16㍑) 235円(税込)×7袋
木製半割フェンス 380円(税込)×2個
合計 21153円
国産中古曲枕木(L2100×W200×H140) 2500円(税抜)×2本
国産中古短枕木(L600×W200×H140) 900円(税抜)×2本
かずがい 180円(税抜)×2個
運賃 6500円(税抜)
消費税 1093円
赤玉土(中粒14㍑) 235円(税込)×10袋
赤玉土(小粒14㍑) 235円(税込)×7袋
腐葉土(16㍑) 235円(税込)×7袋
木製半割フェンス 380円(税込)×2個
合計 21153円
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