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事務所を抜け出し、堪らず出陣

5月17日、ある事務所で司法書士の先生と話をしていた。その中で気になる話が出てきた。先週土曜に某山で笹の子(根曲り竹)を採ってきたらしく、車は30台ほど停まっていたそうだ。『へぇ~、もう出ていましたか。あの山は随分早いのですね・・』。そんな何気ない返答をしておいたが、いつも僕が入る山は後2週間後くらいが採り頃となってくる。そして翌日の昼を迎え、考えれば考える程、僕は落ち着かなくなってきた。昼食後迷わず事務所を抜け出し、僕は某山へと車を走らせていた。この山には何度か登頂目的で登ったことはあるが、笹の子目的で登ったことはない。一体どこで採れるんだ・・。情報はなく、不安は大きかった。そして30分で現地に到着。さすがは平日だけあり、車は数台しか見かけない。林道沿いに車を1台見つけ、この辺りで採れるのかと推測を立てる。見渡せば、辺り一帯が骨太の笹斜面。カ-ブを幾つか過ぎ、僕も空地に駐車した。そして意を決して藪に突入。
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この山、スゴっ!  ※噂には聞いていたが・・

不安は瞬く間に、驚きへと変わった。何だこの山、凄いじゃないか!探さずとも次から次へと笹の子が目に飛び込んでくる。目の前の笹の子を手でもぎ採る前から、既に次の笹の子が何本か視界に入ってくる。あまりにもそれが続き、次の笹の子はどこだっけ、と忘れる程だ。笹の子は本来、探さずに採るものだ。いいもの(太くて短くて赤っぽいもの)が1本あれば、周りには何本でもあるはず。いわゆる、探さずとも笹の子の方から勝手に目に飛び込んでくる。”笹の子を探す”というより、”まだ誰も入っていない場所を探す”、これが大収穫のコツだろう。そしてこの山は、そんなポイントがどれだけでもあった。採りに来る人は多いが、受け皿がそれをも上回っている。いつも僕が通っている山は採れる範囲が限られ、その上、ポイントに辿り着くまで山登りも必要となる。先日のコシアブラもそうだが、笹の子も近場のこちらに切り替えようと思う。
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笠ヶ岳(左)から大キレット、穂高連峰(右)

このまま山に入ってさえいれば、まだどれだけでも採れそうだ。しかし疲れてきたし、いい加減あぐんで(飽きて)きた。それに夕食の準備の都合もあることだし、3時間で潔く収穫を切り上げた。山頂からは飛騨山脈(北アルプス)の一通りの名峰が見渡せ、しばしその光景に見とれていた。最近覚えたホタルイカ捕りは読み切れない要素が多いが、同じ自然相手でも笹の子採りは戦略が立てやすい。それに空振りはまずないし、何せ海は遠いが山は直ぐそこに幾らでもある。平日思いつきで事務所を抜け出したくらいだから、それなりの成果は絶対に得てくるつもりでいた。しかし思った以上の成果を前に、家族は皆大喜びだった。近いうちに、もう一度この山に出かけようと思う。
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乗鞍岳
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御嶽山
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白山
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杭バックは3時間で満杯に
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本日の収穫  ※久々に探さず採れた
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まずまずの上物も多い
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淡竹(ハチク)  ※収穫場所は異なる

万能食材の淡竹と比べ、笹の子は何かと効率が悪い。採りに行くのも採るのも大変ならば、その後の料理(下準備)にも面倒がかかる。僕は採る専門なので料理の大変さは体験していないが、どちらが大変かと問われれば明らかに料理の方が大変だと思う。数十本程度なら、皮剥き作業はきっと楽しいだろう。しかしこれが数百本ともなれば、収穫時間の何倍もの時間が簡単に流れてしまう。夕食時実家に家族が集まった時は子供が手伝ってくれたからいいものの、僕等が帰り、母は深夜0時まで黙々と皮を剥いていたそうだ。今回、突如思いつきで採ってきたこともあり、品数は少なかったが、定番メニュ-を中心にとても美味しく味わえた。
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笹の子は剥くのが一番大変だ
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夕食は笹の子料理のフルコ-ス
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笹の子ご飯
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味噌汁
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笹の子の天ぷら
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淡竹の天ぷら  ※淡竹の方が断然美味いし、何もかも楽
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茹でもの(下)とホイル焼き


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翌日の夕食も笹の子料理
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炊き込みご飯
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味噌汁
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卵とじ
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煮付け
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味噌和え
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折り菜(自家製)の醤油かけ
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