朝日でなく、夕日だった~南米編(43)
2016年1月21日
~パリ

空港のソファ-ベット
ここはフランスのパリ郊外、シャルル・ド・ゴ-ル空港。
南米へ飛ぶエア-フランスが発着するタ-ミナル2には、手頃なソファ-ベットが2フロアに分けて何か所か設置されている。
足を伸ばし仰向けになった時の、腰の落ち込み具合、はまり具合が抜群に良い。
ソファ-の堅さも丁度よく、頭の上がり具合(やや高いが)、足の上がり具合も絶妙である。
それに、さすがはお洒落なパリらしく、その色やデザインもどことなく洗練されている。
更には電源コンセントまで備わっており、まるで空港泊を歓迎しているかのようである。
こんな空港、これまで見たことがない。
間もなく、21時。
空港内は空調が効いてないようで、少し肌寒く感じる。
ズボンを2枚重ね穿き、靴下、手袋の完全防寒で、薄毛布にくるまりこれから眠ろうと思う。
~パリ

空港のソファ-ベット
ここはフランスのパリ郊外、シャルル・ド・ゴ-ル空港。
南米へ飛ぶエア-フランスが発着するタ-ミナル2には、手頃なソファ-ベットが2フロアに分けて何か所か設置されている。
足を伸ばし仰向けになった時の、腰の落ち込み具合、はまり具合が抜群に良い。
ソファ-の堅さも丁度よく、頭の上がり具合(やや高いが)、足の上がり具合も絶妙である。
それに、さすがはお洒落なパリらしく、その色やデザインもどことなく洗練されている。
更には電源コンセントまで備わっており、まるで空港泊を歓迎しているかのようである。
こんな空港、これまで見たことがない。
間もなく、21時。
空港内は空調が効いてないようで、少し肌寒く感じる。
ズボンを2枚重ね穿き、靴下、手袋の完全防寒で、薄毛布にくるまりこれから眠ろうと思う。
23:30、定刻より1時間以上遅れリマを飛び発った、エ-ルフランスのAF483便。
僕の眼(まなこ)は既に限界のピ-クを迎えており、離陸後直ぐにでも食事を出してほしかった。
食事が出てくるまでは、絶対に目は閉じないぞ・・。
貴重な機内食を逃さまいと、僕は一人、真夜中の奮闘に耐えていた。
そしてしばらく経過し、夕食が出てきたのは、深夜も1時過ぎのことだった。
(・・遅過ぎる。在庫不足を補う為の計画的犯行か。←有り得る)

機内食(1度目) ※深夜1時

食欲以上に睡魔が襲う
座席の背もたれはほとんど倒れず、南米のバスに比べて、寝心地は最悪だった。
熟睡も出来ぬまま、不本意な朝を迎える。
程よくして、2度目の食事が運ばれてきた。
通常の感覚ならば、疑いもなく、これは”朝食”ということになろうかと思う。
しかし時差を修正すると、腕時計の表示は夕刻を示していた。

機内食(2度目) ※16時前
食事を終え、やがて着陸態勢に入った。
そして、無事着陸成功。
機内で一斉に拍手が湧き起る。(←たまにある光景)
タラップを渡り、ふと顔を右に背けると、空港の彼方が輝いて見えた。
綺麗な朝日だな・・。
実はこれ、夕日だった。

無事パリに到着

朝日でなく、夕日だった
乗り換え後の次のフライトは明日の昼過ぎとなり、空港での野宿が必然となってくる。
タ-ミナル2に快適そうなソファ-があることは、旅の始まりに気付いていた。
目立たない(恥ずかしい)、且つ、ある程度は目立つ(防犯上)最適なソファ-を2つ陣取った。
空港泊する乗客は少しは存在し、先程まで機内で嶺花の左隣に座っていた男性も、ここで一泊するようだ。
当然貴重品は全て身に着け、荷物は全てチェ-ンで固定している。

こんな空港は見たことがない
昨夜(今朝)の狭苦しい飛行機に比べたら、足を伸ばせる分、今夜は快適に眠れると思う。
明日は朝早くからパリ観光に出かける予定ではいるが、時間が限られ、まだどうするかは決めかねている。
時差の関係で、今日(1/21)という日は、実に短かった。
これから新たな一日が始まるかと思いきや、その一日は早々に終焉を迎える。
何とも損をしたような、不思議な気分だった。
パリ・シャルルドゴ-ル空港泊
出費なし
僕の眼(まなこ)は既に限界のピ-クを迎えており、離陸後直ぐにでも食事を出してほしかった。
食事が出てくるまでは、絶対に目は閉じないぞ・・。
貴重な機内食を逃さまいと、僕は一人、真夜中の奮闘に耐えていた。
そしてしばらく経過し、夕食が出てきたのは、深夜も1時過ぎのことだった。
(・・遅過ぎる。在庫不足を補う為の計画的犯行か。←有り得る)

機内食(1度目) ※深夜1時

食欲以上に睡魔が襲う
座席の背もたれはほとんど倒れず、南米のバスに比べて、寝心地は最悪だった。
熟睡も出来ぬまま、不本意な朝を迎える。
程よくして、2度目の食事が運ばれてきた。
通常の感覚ならば、疑いもなく、これは”朝食”ということになろうかと思う。
しかし時差を修正すると、腕時計の表示は夕刻を示していた。

機内食(2度目) ※16時前
食事を終え、やがて着陸態勢に入った。
そして、無事着陸成功。
機内で一斉に拍手が湧き起る。(←たまにある光景)
タラップを渡り、ふと顔を右に背けると、空港の彼方が輝いて見えた。
綺麗な朝日だな・・。
実はこれ、夕日だった。

無事パリに到着

朝日でなく、夕日だった
乗り換え後の次のフライトは明日の昼過ぎとなり、空港での野宿が必然となってくる。
タ-ミナル2に快適そうなソファ-があることは、旅の始まりに気付いていた。
目立たない(恥ずかしい)、且つ、ある程度は目立つ(防犯上)最適なソファ-を2つ陣取った。
空港泊する乗客は少しは存在し、先程まで機内で嶺花の左隣に座っていた男性も、ここで一泊するようだ。
当然貴重品は全て身に着け、荷物は全てチェ-ンで固定している。

こんな空港は見たことがない
昨夜(今朝)の狭苦しい飛行機に比べたら、足を伸ばせる分、今夜は快適に眠れると思う。
明日は朝早くからパリ観光に出かける予定ではいるが、時間が限られ、まだどうするかは決めかねている。
時差の関係で、今日(1/21)という日は、実に短かった。
これから新たな一日が始まるかと思いきや、その一日は早々に終焉を迎える。
何とも損をしたような、不思議な気分だった。
パリ・シャルルドゴ-ル空港泊
出費なし
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| '16南米編 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑