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月の谷~南米編(20)

おい、レイ。なんかココ、凄くね~け!
   ・・確かに凄いかも。
絶対スゴイさ。おめ~も、そう思うろ!
  ・・うん、そう思う。
これじゃ、まるで月だな。
  ・・絶対に月だよ。

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奇岩 トレス・マリア
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球状石灰石  ※湯俣を彷彿させる
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断面ロック
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砂丘
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月の谷


・・前回の続き


16時、ツア-オフィス集合。
他の旅行会社で申し込んだツア-客も入り混じり、16:16、月の谷ツア-はサンペドロの町を出発した。
荒涼とした砂漠街道を走ること15分、バスは月の谷の入口らしき場所に停車。
バスを降りしばしのトイレ休憩、これ以降トイレはない。
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月の谷入口  ※自転車で来ているタフな旅行者もいた

再びバスに乗ること数分、クリスタル(水晶)が鋭くそそり立つキャニオンでバスは止まった。
ガイドの説明の後、クリスタルや鍾乳石の合間を抜け、狭い洞穴(ケイブ)へと入り込む。
中は真暗闇に包まれ、当然何も見えない。
その上、足元や天井、それに側面まで危ない所だらけで、下手に手や足を動かせない。
準備のいい前後の客のライトの明かりだけを頼りに、慎重に先へと進む。
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ライトがないと危険

無事に洞穴を潜り抜け、キャニオンの高台に出た。
ここで僕等は欲を出し、岩の頂上を目指すことにした。
先頭を行く嶺花。
颯爽と歩み始めた足取りは、駆け足にも近い快調な動きっぷりに見えた。
しかしその子供じみた軽い行動が、直ぐに仇となり自分に還ってきた。
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黄昏る太っちょガイド
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この直後、嶺花は足を負傷

目の前の岩を這い上がろうと、足を差し出す。
しかし尖がった地面を上手く捉え切れず、いきなり足の指を負傷してしまう。
血が溢れ出し、切り傷は多数。
その内の2ヶ所については、傷はかなり深かった。
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かなり鋭い  ※サンダルで来た僕等が馬鹿だった

すぐさまティッシュで血を拭き取り、絆創膏で血を止めた。
深い切り口の奥には、クリスタルの破片が入り込んでいた。
財布に入れていた絆創膏は2つしかなく、2枚で血が止まってくれることを祈るしかない。
当然登頂は諦め、嶺花の腕を僕の肩に回し、びっこを引きながら無事下まで下りてきた。
一応血は止まっているが、まだ安心は出来ない。

ガイドらと合流後、ガイドは何やら説明していたが、僕等は気分的にそれどころではなかった。
嶺花は一人では歩けず、僕に身を寄せ、何とかバスまで戻ってこれた。
再びバスに乗り、次の目的地を目指す。

バスは”トレス・マリア”と呼ばれる奇岩の前で停車した。
瞬時で見た者を虜にするこの光景は、”月の石”とも言うべき、地球外の物体にも見える。
これに周りの風景も相まって、まさにSF映画の舞台にでも舞い込んでしまったかのような、不思議な錯覚に陥った。
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完全に
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月だな
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ガイドの説明を聞き入る一行

バスは再び走り出す。
エア-ズロックのような大岩の付近でバスを降り、少しばかり自由に歩く。
これがただの岩だったなら興奮は知れていたが、その断面を目にして更に衝撃が走った。
筒を横半分に割ったような絶妙な切り口、なんてかっこいいんだ。
何かよく分からないが、凄く良かった。
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ザ・ロック
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自由散策

程よくバスに回収され、今度は砂丘前で停車した。
残念だが、嶺花はバスに残ってもらう。
今の僕等には靴も、靴下もない。
傷口に砂が入ることは目に見えているし、昨年サハラ砂漠に行ったから未練はないだろう。

サンダルを手に持ち、裸足で決められた砂地のル-トを上っていく。
砂丘は保護されており、立ち入りは出来ない。
そして、砂丘の上に着いた。
断念ロックも上から眺められ、付近一帯の見晴らしは抜群に良かった。
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裸足で砂地を歩く  ※嶺花はバスで待機
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砂丘頂上

バスに戻り、当ツア-のハイライトとなる、サンセットの丘へと移動。
到着すると、既に多くの客が集まっており、ワイン片手にその時を待つ羨ましい姿もあった。
確かあのワイン、僕は覚えているぞ。
サンティアゴで買おうかどうか散々悩んだ、お買い得のビックボトルだ。
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霞む両雄

太陽は次第にその光を強め、空の色は赤へと染まっていった。
そして間もなく、サンセット。
しかし誰もが期待したその瞬間は、何の前触れもなく、山の背後に隠れてしまった。
何とも冴えない、夕日鑑賞。
これまで見てきた中でも最悪、期待させられていただけに、その落胆は大きい。
ただしこのツア-、夕日以外はとても素晴らしい内容だった。
絶対に行くべきである。
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サンセット間近
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太陽は山肌に隠れ、夕日鑑賞は敢え無く終焉

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お気に入りのスペ-ス


サンペドロデアタカマ・VILACOYO HOSTAL泊-$20000   ※$:チリペソ


ホスタル($10000×2) ウユニ2泊3日ツア-(US$135×2) 月の谷ツア-($6000×2) パン(4個$1150、4個$1200) ポストカ-ド($250) 月の谷入場料(大人$3500、子供$2000) オレンジジュ-ス(3㍑$1100×2)    計$42300、US$270
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| '16南米編 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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