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たった一夜のパラグアイ~南米編(8)

2015年12月29日
フォスドイグアス~パラグアイ・シウダ-デルエステ~アスンシオン



物価の高いブラジルから流れてきた者にとって、ここパラグアイほど落ち着く国もないだろう。
ブラジル西端の町フォス・ド・イグアスからパラナ川に架かる友情の橋を渡ると、そこは隣国パラグアイ。
広い南米大陸の中にあって、国土は日本と同じくらい。
周囲をアルゼンチン、ブラジル、ボリビアに囲まれ、海のない内陸国となっている。

国境の町シウダ-・デル・エステは活気に満ち溢れ、アジアを想わせる雰囲気が漂っていた。
活気がある、汚らしい・・、これらは僕が最も好む表現であり、物価は必然的に安くなる。
これで僕等も、ようやくまともな食生活が送れそうだ。

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近距離バスタ-ミナル                     国境方面へのバス乗り場
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ブラジル側国境ゲ-ト                     ブラジル側イミグレ
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両国をつなぐ友情の橋                     国を隔てるパラナ川    
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パラグアイ側国境ゲ-ト                   パラグアイ側イミグレ
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国境の町 シウダ-デルエステ(パラグアイ)        バイタクの存在が物価安の証


シウダ-デルエステの町中で両替を済ませた後、市バスで郊外のバスタ-ミナルを目指した。
タ-ミナル到着後、首都アスンシオンへと向かうバスは、探すまでもなく直ぐに見つかった。
客引きも多く、バスの手配に困ることはないだろう。
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バスタ-ミナル(シウダ-デルエステ)            このバスで首都アスンシオンへ

僕等の乗るアスンシオン行きバスは、9:10の出発ということだ。
見た目は南米のバスらしからぬ若干古臭いが、車内はエアコンが利いていて涼しかった。
バスの脇で何やら作業が行われており、バスは動き出す気配がない。
9:10発というのは大嘘で、結局出発は9:40となってしまった。
しまった、バスの選定を誤ったようだ。

リオデジャネイロからフォスドイグアスへと向かった、24時間バスでの大移動。
空席が大半を占める状況下でも、バスは一目散に目的地を目指し走ってくれた。
しかし今乗っているこのバス、全く急ぐ気がないようで、速度がやたらと遅いのが気に入らない。

それに寄り道も多く、無駄に時間ばかりが過ぎていく。
時差の修正で時間を1時間戻し、少し得した気分になっていたが、そんなボ-ナスはこのバスに直ぐに消費された。
相変わらずバスは停まってばかりで、これではまるで路線バスじゃないか。
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長距離バス(RYSA社)  ※最悪なバスだった
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見た目ほど美味くない
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池井戸潤さん最高 ※同県だし               物売り      

時刻は16時を回った。
アスンシオンに近付いているということは、車窓から見る町の雰囲気で何となく感じている。
しかし渋滞が凄すぎて、車はほとんど進んではいない。
次第にエアコンの利きも悪くなり、車内は暑苦しくなってきた。
最初から乗っている乗客は、僕等の他に地元風の若い男女ペア1組だけ。

16時半を過ぎ、僕も焦り始めてきた。
この後、明日のバス予約、セントロへの移動、宿探し、と難題が幾つか待ち構えている。
夕方遅くからこれらを全てこなすのは、何かと気がかりな部分が多い。
ただ日没が遅いことだけが、唯一の救いとなっている。

ガラガラの車内で一人苛立つ僕。
渋滞につかまり、動きたくても動けないバス。
先程までは自分の意思で動かなかったくせに、何を今頃。

そして16:50、終にアスンシオンのバスタ-ミナルに到着した。
タ-ミナル2階の切符売り場へと急ぎ、明日のブエノス・アイレス行きのチケットを無事押さえることが出来た。
これで先ずは一安心だ。
町の脱出手段を確保出来ないことが、旅の計画に最も悪影響を及ぼすからだ。
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アスンシオンに到着                      めでたくブエノス行きをゲット

直ぐにバス乗り場へと移動し、セントロ(旧市街)行きのバスに飛び乗った。
バスの車内は暑く、熱気が立ち込め、汗が自然と垂れ落ちる。
それにしても、この町の渋滞は凄いもんだな。
これでは世界一の人口密集地ダッカ(バングラデシュ)とまるで変わらない。
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バスタ-ミナル(アスンシオン)
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渋滞はダッカ並み

50分ほど乗車し、セントロ中心部の英雄広場付近で下車。
交差点には通り名を記した標識が設置されており、慣れれば町の地理は容易いだろう。
決めていたホテルの2階受付へ。
宿代は僕の想定よりやや高かったが、泊まれればどこでもいいや・・という心境に陥っていた。
部屋にはエアコンやテレビがあり、広々としたトイレ、シャワ-付き。
急いで短パンとサンダルに着替え、町に繰り出した。
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HOTEL Embajador
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部屋

まずは観光案内所に立ち寄ってみたが、ここは訪れる価値が大である。
エアコンの利いた真新しく小奇麗な建物には、土産物屋等も併設されていた。
結局この町でポストカ-ドはここでしか見なかったから、必要であればここで買っておきたい。
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観光案内所には土産物屋も併設されている

通りかかった小さな商店を覗いてみる。
商品には値段のシ-ルが貼られ、この国が物価安であることが伺える。
アルコ-ルに飢えていた僕は、ウィスキ-小瓶がG.5000という安さに飛びついた。
(後に見つけた酒屋では同じものがG.4000だった)
明日の長距離バス移動に備えて、パンも買い込んでおく。

英雄広場の周りを少し歩いてみた。
屋台でポップコ-ンを買い、広場のベンチで少し休憩。
僕はウィスキ-をチビチビすすり、久々に喉が満たされた。
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さすがは首都だな  ※お洒落(自由)な若者が多い、髪の色に注目
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セントロの中心 英雄広場
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ポップコ-ン屋台

20時頃になって、ようやく日が暮れ始めた。
夕食として屋台でホットドックを食べてみる。
とても美味しいのだが、サイズが小さ過ぎてこれだけでは物足りない。
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チョリパン(ホットドック)屋台  ※最高に美味いが、量が少ない

他に何かないかなと、広場を点々と囲む屋台を物色しながら歩く。
選択肢はさほどないが、その中のハンバ-ガ-屋台に決めた。
鉄板の上でハンバ-グを焼き、バンズを軽くあぶり、そこに目玉焼きやハム、チ-ズ、それにレタスやトマトを重ねていく。
結構なボリュ-ムのあるハンバ-ガ-が2つ完成した。
広場のベンチに座り、夜の小さな風景を眺めながら、豪快に大きな口を開けてみる。
ん・・。
美味い、美味すぎる!
味はかなり上質で、これまで食べた中で一番美味い、と言っても過言ではない。
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ハンバ-ガ-屋台
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最高に美味かった

二人の話も随分と弾み、僕のウィスキ-は底をついた。
たった一夜のパラグアイ・・。
普段ならとっくに寝ている22時頃まで夜の町を楽しみ、それなりに良い思い出が出来た。
明日僕達はパラグアイを抜け、情熱の国アルゼンチンへと入る。
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たった一夜のパラグアイ  ※夜終いが早いのが残念
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締めはマックのソフトクリ-ム
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何故こんな羽目に  ※部屋のシャワ-、突然お湯(水)が出なくなった
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激安ウィスキ-  ※左:G.2000(約40円)、右:G.5000(約100円)


アスンシオン・ホテルEmbajador泊-G.100000


バス(~国境R$5×2) バス(~バスタ-ミナルR$5×2) バス(シウダ-デルエステ~アスンシオンG.60000×2) キャンディ-(4個G.1000) チキンバ-ガ-(G.5000) バス(アスンシオン~ブエノスアイレスG.250000×2) バス(~セントロG.2250×2) ホテル(G.100000) ポストカ-ド(G.4500) 商店(ウィスキ-小瓶G.5000×2、コ-ラ2㍑G.4000、パンG.5000、G.5500) ポップコ-ン(G.2000) 酒屋(ウイスキ-小瓶G.2000) ホットドック(G.4000×2) ハンバ-ガ-(G.10000×2) マクドナルド(ソフトクリ-ムG.3500×2)  計R$20、G.789500
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