マドリッドの夜~ジブラルタル海峡を越えて編(35)
2015年1月21日
アランフェス~マドリッド

バル(ムセオ・デル・ハモン) ※ビ-ルとタパスで0.7€と激安、サンドイッチは1€

プラド美術館 (フラ・アンジェリコ/受胎告知)

ソフィア王妃芸術センタ- (ピカソ/ゲルニカ)
・・前回の続き
アランフェスを発ち間もなく、マドリッドのアト-チャ駅に到着した。
この駅はとても大きいが、アランフェスのように見かけだけではなく中身も伴っていた。
コインロッカ-に荷物を預け、軽身となったところで颯爽と町に繰り出した。
一度歩いた町は頭に入っており、地図は必要ない。

アト-チャ駅
まずは、プエルタ・デル・ソルを目指し、周辺を散策しながら土産物を物色。
思い出に残りそうな物を厳選し、幾つか買い込んだ。
そして以前から気になっていた場所へ。

プラド美術館

顔なし男

ミラ-越し
アランフェス~マドリッド

バル(ムセオ・デル・ハモン) ※ビ-ルとタパスで0.7€と激安、サンドイッチは1€

プラド美術館 (フラ・アンジェリコ/受胎告知)

ソフィア王妃芸術センタ- (ピカソ/ゲルニカ)
・・前回の続き
アランフェスを発ち間もなく、マドリッドのアト-チャ駅に到着した。
この駅はとても大きいが、アランフェスのように見かけだけではなく中身も伴っていた。
コインロッカ-に荷物を預け、軽身となったところで颯爽と町に繰り出した。
一度歩いた町は頭に入っており、地図は必要ない。

アト-チャ駅
まずは、プエルタ・デル・ソルを目指し、周辺を散策しながら土産物を物色。
思い出に残りそうな物を厳選し、幾つか買い込んだ。
そして以前から気になっていた場所へ。

プラド美術館

顔なし男

ミラ-越し
ムセオ・デル・ハモン。
訳して”ハムの博物館”というこの店は、20年前にも一度来た記憶がある。
店舗が違ったような気もするが、その時はバルでなく、食事をしたように覚えている。
市内を歩いていると何軒か同じ店があり、この店の売りは何よりその安さだろう。
ス-パ-のワインで充分満足していたので、僕はこれまで一度もバルを訪れることはなかった。
しかし心の奥底には未練もあり、こうして最終日に念願が叶った訳である。
ビ-ルは200mlで0.4€と、300mlで0.7€の2タイプ。
入店前に値段が分かっているので、心配なく入りやすい。
カウンタ-に立ち、0.7€のビ-ルを早速オ-ダ-。
目の前で見事に生ビ-ルが注がれ、タパスと共にカウンタ-に置かれた。
無料でタパスがついてくるなんて知らなかっただけに、僕も一気にハイテンションになった。
ビ-ルはコクがあり、とても美味しい。
銘柄はアムステルビ-ルのようだった。

バルのカウンタ- タパスは毎度違う品を出してくれる

看板はインパクト大 賑わう店内は買い物も出来る
タパスはビ-ルの注文ごとに違うものを作ってくれ、なかなかいいつまみになる。
嶺花は横で1€のサンドイッチを2つ平らげた。
この気軽さがいいのだろうな・・。
隣には婦人連れの紳士や一人で来店した若者など、客層は実に様々だ。
どれだけでもここに居たかったが、予算には限りもあるし、今日は時間に余裕がない。
タパスも一通り食べ終え、4周目は自ら指定した。
ビ-ル4杯とサンドイッチ2つで、5€出し、つりが返ってきた。
これは安い!
少々の悔いを残しつつも、大満足して店を出た。
ヨシ、そろそろ行くか・・。
プラド美術館。
ここプラド美術館は、18時以降、何と入館料(大人12€、学割6€)が無料になる。
マドリッドでの美術館巡りは、こうして無料の曜日、時間帯を狙った方がいいだろう。
皆この時間を狙っていたのか、とにかくすごい数の入館者だった。
さすがは、ヨ-ロッパ屈指の美術館だ。
フラ・アンジェリコ、ボッス、エル・グレコ、リベラ、ヴェラスケス、ル-ベンス、ゴヤ・・。
知らない名が多かったが、どれも驚くほど見事な絵画ばかり。
前回の美術館の反省から、まず見たいものを見て、閉館時間を気にしながら賢く回った。

エル・ゴレコ/聖三位一体 ※写真撮影禁止の為、かろうじて1枚のみ

彫刻
雨に輝く町は、どこも綺麗だな。
次に、ソフィア王妃芸術センタ-へと急いだ。
ここは19時以降、入館料(大人6€、学割3€)が無料になる。
ここではピカソに的を絞り、超大作『ゲルニカ』の他、数点のみに時間を割いた。
(※後で知ったが、ゲルニカは小学校の教科書にも載っていた。)

ソフィア王妃芸術センタ-
アト-チャ駅のコインロッカ-で荷物を受け取り、鉄道で空港へと向かう。
今夜は空港で野宿と決めている。
宿代の節約と、明日の早朝移動を避けての安全策。

アト-チャ駅構内
出発ロビ-の目立たないベンチを陣取り、ワインを飲み、最後の宴を始める。
スペインの空港は暖かく、実に快適だ。
中国の空港と違い、夜中にエアコンの電源を落とされることもないだろう。

空港
今日はとても充実した一日だった。
朝から夜遅くまで、アランフェスとマドリッドの2つの町を巡り、2日過ごした気分である。
時間は今、0時30分を過ぎたところだ。
マドリッド・空港泊
バス(トレド~アランフェス3.1€×2) 王宮(大人9€、子供4€、コインロッカ-1€だが戻る) ス-パ-マ-ケット(ポテトチップス1.2€) レンフェ(アランフェス~マドリッド4.05€×2) コインロッカ-(3.1€) ポストカ-ド(0.25€) 土産(プレ-ト板10€) バル(サンドイッチ1€×2、グラスビ-ル0.7€×4) 土産(レアルマドリ-ド革バック11.5€、マグネット1€×2) レンフェ(空港へ5.2€) 計63.35€
訳して”ハムの博物館”というこの店は、20年前にも一度来た記憶がある。
店舗が違ったような気もするが、その時はバルでなく、食事をしたように覚えている。
市内を歩いていると何軒か同じ店があり、この店の売りは何よりその安さだろう。
ス-パ-のワインで充分満足していたので、僕はこれまで一度もバルを訪れることはなかった。
しかし心の奥底には未練もあり、こうして最終日に念願が叶った訳である。
ビ-ルは200mlで0.4€と、300mlで0.7€の2タイプ。
入店前に値段が分かっているので、心配なく入りやすい。
カウンタ-に立ち、0.7€のビ-ルを早速オ-ダ-。
目の前で見事に生ビ-ルが注がれ、タパスと共にカウンタ-に置かれた。
無料でタパスがついてくるなんて知らなかっただけに、僕も一気にハイテンションになった。
ビ-ルはコクがあり、とても美味しい。
銘柄はアムステルビ-ルのようだった。


バルのカウンタ- タパスは毎度違う品を出してくれる


看板はインパクト大 賑わう店内は買い物も出来る
タパスはビ-ルの注文ごとに違うものを作ってくれ、なかなかいいつまみになる。
嶺花は横で1€のサンドイッチを2つ平らげた。
この気軽さがいいのだろうな・・。
隣には婦人連れの紳士や一人で来店した若者など、客層は実に様々だ。
どれだけでもここに居たかったが、予算には限りもあるし、今日は時間に余裕がない。
タパスも一通り食べ終え、4周目は自ら指定した。
ビ-ル4杯とサンドイッチ2つで、5€出し、つりが返ってきた。
これは安い!
少々の悔いを残しつつも、大満足して店を出た。
ヨシ、そろそろ行くか・・。
プラド美術館。
ここプラド美術館は、18時以降、何と入館料(大人12€、学割6€)が無料になる。
マドリッドでの美術館巡りは、こうして無料の曜日、時間帯を狙った方がいいだろう。
皆この時間を狙っていたのか、とにかくすごい数の入館者だった。
さすがは、ヨ-ロッパ屈指の美術館だ。
フラ・アンジェリコ、ボッス、エル・グレコ、リベラ、ヴェラスケス、ル-ベンス、ゴヤ・・。
知らない名が多かったが、どれも驚くほど見事な絵画ばかり。
前回の美術館の反省から、まず見たいものを見て、閉館時間を気にしながら賢く回った。

エル・ゴレコ/聖三位一体 ※写真撮影禁止の為、かろうじて1枚のみ

彫刻
雨に輝く町は、どこも綺麗だな。
次に、ソフィア王妃芸術センタ-へと急いだ。
ここは19時以降、入館料(大人6€、学割3€)が無料になる。
ここではピカソに的を絞り、超大作『ゲルニカ』の他、数点のみに時間を割いた。
(※後で知ったが、ゲルニカは小学校の教科書にも載っていた。)

ソフィア王妃芸術センタ-
アト-チャ駅のコインロッカ-で荷物を受け取り、鉄道で空港へと向かう。
今夜は空港で野宿と決めている。
宿代の節約と、明日の早朝移動を避けての安全策。

アト-チャ駅構内
出発ロビ-の目立たないベンチを陣取り、ワインを飲み、最後の宴を始める。
スペインの空港は暖かく、実に快適だ。
中国の空港と違い、夜中にエアコンの電源を落とされることもないだろう。

空港
今日はとても充実した一日だった。
朝から夜遅くまで、アランフェスとマドリッドの2つの町を巡り、2日過ごした気分である。
時間は今、0時30分を過ぎたところだ。
マドリッド・空港泊
バス(トレド~アランフェス3.1€×2) 王宮(大人9€、子供4€、コインロッカ-1€だが戻る) ス-パ-マ-ケット(ポテトチップス1.2€) レンフェ(アランフェス~マドリッド4.05€×2) コインロッカ-(3.1€) ポストカ-ド(0.25€) 土産(プレ-ト板10€) バル(サンドイッチ1€×2、グラスビ-ル0.7€×4) 土産(レアルマドリ-ド革バック11.5€、マグネット1€×2) レンフェ(空港へ5.2€) 計63.35€
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