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アランフェスの王宮~ジブラルタル海峡を越えて編(34)

2015年1月21日
トレド~アランフェス



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世界遺産 アランフェスの文化的景観
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王宮


夜明け前、トレドの町を出た。
スペインの朝は遅く、今日も受付には誰もいない。
カ-ドキ-はテ-ブルの上に置き、勝手にチェックアウト、無人のロビ-に別れを告げた。
寒空の下、早速バスタ-ミナルへと向かう。

それにしても、もう8時近くだというのに、外は真夜中のように暗いままだ。
バスタ-ミナルのチケットブ-スは開いておらず、電光掲示板の表示を頼りに、プラットホ-ムへと移動する。
バスは僕等と同時に、プラットホ-ムに入ってきた。

バスの車内でめでたくチケットを買え、いよいよこれからアランフェスを目指す。
アランフェス、この町は古くから王家の保養地として使われていた。
タホ川の畔に贅の限りを尽くして建てられた王宮が、この町の象徴となっている。


バスが到着した場所は、ただの路上の端だった。
一応簡易な事務所が道沿いにあるが、一見それとは気付かない。
今日はこの後、レンフェ(鉄道)を利用して、マドリッドに向かう予定である。
その鉄道駅に荷物を預け、軽身で王宮見学・・、これが僕の描いた本日前半の予定である。
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アランフェスのバス停留場
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王宮前を通過
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近景
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遠景

重荷を背負って歩くというものは、大変に肩がこる。
各地で買った土産の影響もあり、荷は確実に重くなっている。
そしてようやく鉄道駅に着いた。

立派な駅だったので期待をしたが、中は狭く、トイレもなければ、肝心のコインロッカ-がない。
先程見たバスの切符売場の方が、ベンチやトイレがある分、余程マシだろう。
しかしコインロッカ-がないとしても、簡単に引き下がる訳にはいかない。

鉄道駅の切符売場で、『荷物を預かってくれ・・』とジェスチャ-を交え、しぶとく頼んでみる。
少しは期待したが、相手にもしてもらえなかった。
この駅舎はかなり大きいが、乗客が立ち入れる場所は正面の2部屋のみ。
ほとんどは乗客と直接関係のない、事務所や倉庫のようだった。

1階の仕事部屋で何やら作業している男性にもダメもとで頼んでみたが、ここも撃沈。
しかしこれは想定内であったからショックはない。
見かけ倒れの鉄道駅はあてにならない、ようやく僕は潔く覚悟を決めた。
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アランフェス鉄道駅  ※立派なのは見かけだけ

再び王宮に逆戻り。
鉄道駅への往復は単に辛いだけで、結局は何の意味もなかった。
幸い王宮の入口に大きなコインロッカ-があり、荷物持参での見学だけは免れた。
そうと知っていれば、最初からそうしていたのに・・。

この王宮は、王家が春と秋の別荘として18世紀に完成したもの。
数多くある部屋はどれも豪華で、壁に掛けられた特大の絵画や天井画は見事であった。
しかし見学者は、僕等の他にもう1組しかいない。
それとは反対に館内は警備員だらけで、この異様な空気感が王宮の重要度を示していた。
撮影も厳禁で、何度か注意されながらも、しぶとく記念の1枚の撮影に成功。
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いざ入場
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贅沢かつ優雅

王宮を出て少し町を歩くが、この状況ではそう遠くにも行けない。
町の見物を諦め、素直に鉄道駅へと向かった。
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通路
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宴会は控えめに


つづく・・

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