ティッセン・ボルネミッサ美術館~ジブラルタル海峡を越えて編(32)
2015年1月19日
サラマンカ~マドリッド
スペインの首都、マドリッド。
今回の旅でこの町に来るのは3度目となる。
1度目は日本からヘルシンキを経て、マドリッドに到着。
その日の夜行バスで、直ぐにグラナダへと下った。
そして2度目。
モロッコの旅を終え、タンジェからアルヘシラスへと入り、夜行バスでマドリッドに翌朝到着。
この時もレンフェとメトロを乗り継いだだけで、町に出ることなく直ぐにセゴビアへと向かった。
そして3度目、ようやくこの町に宿を取り、落ち着いて町を歩くことになる。

サラマンカには駐車場がないようだ

窓の外は雪

マドリッド到着
さすがは首都、さすがは大都会である。
まずは人が多い、観光客も普通に多い。
地方では裏路地はもちろん、カテドラルがある名所周辺などでも人の気配はほとんど感じなかった。
地方は完全に観光の対象から外れている、それがこれまでの印象だ。
マドリッドには宿がすごく多い。
マヨ-ル広場やプエルタ・デル・ソル周辺を中心に、探さなくても何軒も目に入ってくる。
その中でもオスタルが多く、1つのビルに何軒ものオスタルが入っていることもある。
値段や設備はともかく、宿探しにはまず困らないだろう。
サラマンカ~マドリッド
スペインの首都、マドリッド。
今回の旅でこの町に来るのは3度目となる。
1度目は日本からヘルシンキを経て、マドリッドに到着。
その日の夜行バスで、直ぐにグラナダへと下った。
そして2度目。
モロッコの旅を終え、タンジェからアルヘシラスへと入り、夜行バスでマドリッドに翌朝到着。
この時もレンフェとメトロを乗り継いだだけで、町に出ることなく直ぐにセゴビアへと向かった。
そして3度目、ようやくこの町に宿を取り、落ち着いて町を歩くことになる。

サラマンカには駐車場がないようだ

窓の外は雪

マドリッド到着
さすがは首都、さすがは大都会である。
まずは人が多い、観光客も普通に多い。
地方では裏路地はもちろん、カテドラルがある名所周辺などでも人の気配はほとんど感じなかった。
地方は完全に観光の対象から外れている、それがこれまでの印象だ。
マドリッドには宿がすごく多い。
マヨ-ル広場やプエルタ・デル・ソル周辺を中心に、探さなくても何軒も目に入ってくる。
その中でもオスタルが多く、1つのビルに何軒ものオスタルが入っていることもある。
値段や設備はともかく、宿探しにはまず困らないだろう。
僕等の泊まったオスタル・エスパルテロスはビルの4階部分にあり、ランクを示す星の数は1つである。
部屋は地方に比べて狭く、かろうじてトイレとシャワ-が付いている。
洗面台の水受け部分はB5サイズの大きさで、ただでも狭い。
それなのに上部の鏡が邪魔をして、膝を曲げて姿勢を落とさないと歯磨きすら出来ない。
この洗面台は、確実に宿の印象を悪くしている。

マドリッドの宿事情は最悪
ビル入口に『シャワ-付き個室』と日本語で表示されていた。
確かに、そうだ。
ここはスペイン一の大都会、シャワ-付き個室に泊まれるだけでも贅沢なことなのだ。
それにしても35€は高いと思うが、他を探しても大差はないだろう。
マドリッドでは、両替が普通に出来ることにも感動した。
スペインでの両替には苦労していたが、この町には両替商がある。
しかし両替商のレ-トは最悪で、ここは銀行で替えるべきだろう。
銀行は何の躊躇いもなく日本円を受け取ってくれ、手数料は6€と高かったが、それを差し引いたとしてもなかなかのレ-トだった。

マヨ-ル広場 ※工事ばかりで景観は悪い

顔のない白服の兵隊

太ったスパイダ-マン


プエルタ・デル・ソルのパフォ-マ- ※動かない銅像男(右2つが人気)

熊と山桃の像 ※マドリッドの紋章にもなっている

ロナウドとメッシ

国会議事堂
今日は、月曜日。
この日にマドリッドに来たのは一応偶然を装ってはいるが、若干狙い通りの魂胆もあった。
世界有数の個人コレクションを誇る、ティッセン・ボルネミッサ美術館。
ここの入場料10€が、月曜日は何と無料になる。
宮殿を改装した館内には、ティッセン・ボルネミッサ男爵が親子2代に亘って収集した膨大なコレクションが、惜しみもなく一般公開されている。

ティッセン・ボルネミッサ美術館

サルバドル・ダリ (目を覚ます1秒前/1944年)

パブロ・ピカソ (鏡を持つ道化師/1923年)

エドワ-ド・ホッパ- (ホテルの部屋/1931年)

ヴィンセント・バン・ゴッホ (オ-ヴェルの風景/1890年)

オ-ギュスト・ルノア-ル (庭の傘をさした女/1875年)

館内は撮影可

レンブラント (自画像/1642年)
ピカソ、ミロ、ダリ、セザンヌ、ルノア-ル、ゴッホ・・。
絵画を学んだ者でなくとも誰もが一度は耳にしたことがあるような、ビックネ-ムばかり。
その中でもピカソとゴッホのコレクションが多く、深く印象に残った。
館内は広く、3つのフロアにびっしり集められた作品群は、全て見ようとすれば、どれだけでも時間が必要となる。
閉館時間は気にしていなかったが、16時になり、皆一斉に追い返されるように外に出された。
パンフレットの表紙にもなっている重要な絵画を見そびれたが、これでも十分満足出来た。
シベ-レス宮殿を遠越しに見学し、一旦宿に戻る。
カメラの電池が切れてしまったので、宿で至急充電を行う。
そして夜、プエルタ・デル・ソル近くのバイキングレストランへと浮き足で向った。
9.95€で食べ放題。
昼間手にしたビラで、この店の存在を知った。
そうは多くないメニュ-の中、パスタ、パエリアは今一だったが、ピザはまずまず美味しかった。
そして何より、チキン料理が大変素晴らしかった。
数種全て美味かったが、特に甘みの利いた手羽先は最高だった。
サラダやデザ-トもあり、1ドリンクも付き、結構お得だと思う。

ALL U CAN EAT 9.95€
夜の町をふらつき、宿に戻る。
マドリッドはいつまでもいつまでも賑やかだった。
しかし狭いシャワ-付き個室のベットに腰を下ろした途端、僕は何故か感傷的になった。
やはり地方の方がいいな・・。
スペインの旅は、きっと地方に極意が隠されている。

夜のプエルタ・デル・ソル

店頭の生ハムとチ-ズ

経済的な宿が多く入るビル

テレビにはジャイアン 洗面台が狭くて使いづらい
マドリッド・Hostal Esparteros泊-35€
メトロ(3.4€) 宿代(35€) ポストカ-ド(0.3€、0.7€×2) 夕食(バイキング9.95€×2) ワイン(0.99€) 計60.99€
部屋は地方に比べて狭く、かろうじてトイレとシャワ-が付いている。
洗面台の水受け部分はB5サイズの大きさで、ただでも狭い。
それなのに上部の鏡が邪魔をして、膝を曲げて姿勢を落とさないと歯磨きすら出来ない。
この洗面台は、確実に宿の印象を悪くしている。

マドリッドの宿事情は最悪
ビル入口に『シャワ-付き個室』と日本語で表示されていた。
確かに、そうだ。
ここはスペイン一の大都会、シャワ-付き個室に泊まれるだけでも贅沢なことなのだ。
それにしても35€は高いと思うが、他を探しても大差はないだろう。
マドリッドでは、両替が普通に出来ることにも感動した。
スペインでの両替には苦労していたが、この町には両替商がある。
しかし両替商のレ-トは最悪で、ここは銀行で替えるべきだろう。
銀行は何の躊躇いもなく日本円を受け取ってくれ、手数料は6€と高かったが、それを差し引いたとしてもなかなかのレ-トだった。

マヨ-ル広場 ※工事ばかりで景観は悪い

顔のない白服の兵隊

太ったスパイダ-マン




プエルタ・デル・ソルのパフォ-マ- ※動かない銅像男(右2つが人気)

熊と山桃の像 ※マドリッドの紋章にもなっている

ロナウドとメッシ

国会議事堂
今日は、月曜日。
この日にマドリッドに来たのは一応偶然を装ってはいるが、若干狙い通りの魂胆もあった。
世界有数の個人コレクションを誇る、ティッセン・ボルネミッサ美術館。
ここの入場料10€が、月曜日は何と無料になる。
宮殿を改装した館内には、ティッセン・ボルネミッサ男爵が親子2代に亘って収集した膨大なコレクションが、惜しみもなく一般公開されている。

ティッセン・ボルネミッサ美術館

サルバドル・ダリ (目を覚ます1秒前/1944年)

パブロ・ピカソ (鏡を持つ道化師/1923年)

エドワ-ド・ホッパ- (ホテルの部屋/1931年)

ヴィンセント・バン・ゴッホ (オ-ヴェルの風景/1890年)

オ-ギュスト・ルノア-ル (庭の傘をさした女/1875年)

館内は撮影可

レンブラント (自画像/1642年)
ピカソ、ミロ、ダリ、セザンヌ、ルノア-ル、ゴッホ・・。
絵画を学んだ者でなくとも誰もが一度は耳にしたことがあるような、ビックネ-ムばかり。
その中でもピカソとゴッホのコレクションが多く、深く印象に残った。
館内は広く、3つのフロアにびっしり集められた作品群は、全て見ようとすれば、どれだけでも時間が必要となる。
閉館時間は気にしていなかったが、16時になり、皆一斉に追い返されるように外に出された。
パンフレットの表紙にもなっている重要な絵画を見そびれたが、これでも十分満足出来た。
シベ-レス宮殿を遠越しに見学し、一旦宿に戻る。
カメラの電池が切れてしまったので、宿で至急充電を行う。
そして夜、プエルタ・デル・ソル近くのバイキングレストランへと浮き足で向った。
9.95€で食べ放題。
昼間手にしたビラで、この店の存在を知った。
そうは多くないメニュ-の中、パスタ、パエリアは今一だったが、ピザはまずまず美味しかった。
そして何より、チキン料理が大変素晴らしかった。
数種全て美味かったが、特に甘みの利いた手羽先は最高だった。
サラダやデザ-トもあり、1ドリンクも付き、結構お得だと思う。

ALL U CAN EAT 9.95€
夜の町をふらつき、宿に戻る。
マドリッドはいつまでもいつまでも賑やかだった。
しかし狭いシャワ-付き個室のベットに腰を下ろした途端、僕は何故か感傷的になった。
やはり地方の方がいいな・・。
スペインの旅は、きっと地方に極意が隠されている。

夜のプエルタ・デル・ソル

店頭の生ハムとチ-ズ

経済的な宿が多く入るビル


テレビにはジャイアン 洗面台が狭くて使いづらい
マドリッド・Hostal Esparteros泊-35€
メトロ(3.4€) 宿代(35€) ポストカ-ド(0.3€、0.7€×2) 夕食(バイキング9.95€×2) ワイン(0.99€) 計60.99€
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