ポルトガル都市~ジブラルタル海峡を越えて編(14)
2015年1月3日
カサブランカ~アル・ジャディ-ダ

世界遺産 アル・ジャディ-ダのポルトガル都市

鶏の丸焼き
アル・ジャディ-ダ。
カサブランカの西約90kmに位置し、1502年から1769年にはポルトガルの支配下にあった。
巨大な塁壁に囲まれた旧市街(メディナ)には、要塞や遺物が今も尚残っている。
このポルトガル都市は、2004年に世界遺産に登録された。
カサブランカ~アル・ジャディ-ダ

世界遺産 アル・ジャディ-ダのポルトガル都市

鶏の丸焼き
アル・ジャディ-ダ。
カサブランカの西約90kmに位置し、1502年から1769年にはポルトガルの支配下にあった。
巨大な塁壁に囲まれた旧市街(メディナ)には、要塞や遺物が今も尚残っている。
このポルトガル都市は、2004年に世界遺産に登録された。
ユ-スホステルの豪華な朝食を急いで食べ終え、トラム乗り場へと早足で向かった。
ここからトラムに乗り、カサ・ヴォヤジャ-駅へと移動。
カサブランカは大都会だけあり鉄道駅が複数あり、注意が必要となる。

ユ-スは朝食込み
鉄道駅のチケット売り場には、係員誘導の下、既に長蛇の列が出来ていた。
時間的に少し焦ったが、定刻に若干のゆとりを持って間に合った。
そして定刻通り9時20分、列車はカサブランカを発つ。

カサ・ヴォヤジャ-駅
快適な鉄道の旅は、1時間半でジエンド。
到着したアル・ジャディ-ダの鉄道駅が町のどの辺りにあるのか、僕は全く把握していない。
地図に載っていないくらいだから、郊外にあることだけは確かなようだ。
選択肢は他にない、呼びかけてきたタクシ-に躊躇わず乗り込んだ。

アル・ジャディ-ダ駅
タクシ-は相乗りで、遠く離れた旧市街まで20DHで僕等二人を運んでくれた。
着いた場所は、おそらくハンサリ広場だろう。
地元の人に何度か尋ねながら、探していた安宿に無事辿り着いた。
部屋では長居をせず直ぐに外出し、早速バスタ-ミナルを目指し歩き始めた。
ここはムハンマド5世通りをただひたすら東へと進めばいい。
明日のエッサウィラ行きのバスチケットも無事購入。
これで少しは肩の荷が下り、ペ-スを落とす。
するとようやく、僕等の目にも周りの景色が入ってきた。
バスタ-ミナルの周辺には安食堂が多く、軒先で煙を上げるタジン料理が妙に気にかかる。
この店に入り、タジンを2つオ-ダ-。
どの店もタジンは蓋が取られた状態で出てくる為、三角錐のタジン鍋の面影は薄い。
白い煙が上へと延び、騒がしい音がその熱さをお客に伝えている。
野菜中心のここのタジンは、味も量もまずまずであった。

野菜タジン

軒先にタジン鍋があれば、食事可ということ
ムハンマド5世通りを、今度は西へと進む。
通りがかりの衣服屋で、10DH均一のワゴンセ-ルをやっていた。
ここで嶺花にマフラ-を新調し、早速首に巻き付けた。
ホテルに戻り、少し休む。
今泊まっている部屋は広く、城壁や海の眺めもいいのだが、何せ北向きでとても寒い。
僕自身カサブランカで体調を崩した為、余計にそう感じているのかもしれない。
部屋で休もうとしたが、まだ日の当たる外にいた方が体には良さそうだ。

部屋は広いが寒い
城壁の上を歩き、潮風を浴びる。
日本の団体ツア-客一行がカメラをぶら下げて続々とやって来た。
城壁に囲まれたメディナ内、たいした見所はなく、名所はポルトガルの貯水槽くらいだろう。
ここは当初倉庫として造られたが、塁壁の外の水が絶たれた時の為にと、後々改造された。
底には薄っすらと水が溜まり、強い光が1点目掛け力強く差し込んでいる。
その神秘的な光景が、深く印象に残った。

少年が飛び下りた ※すごい勇気だ

城壁の大砲

メディナのメインストリ-ト

メディナを囲む城壁

貯水槽入口は一見気付かない

階段を下りると、中には水が

この神秘的な場所が

ポルトガルの貯水槽

光が差し込む
体調は悪化の一途を辿っている。
食堂水は極力避けているので下痢は防げているが、連日のハ-ドな移動から見えない疲れが生じているようだ。
この町に着くなり散々目にしてきたのが、チキンのフル(鶏の丸焼き)。
食べれと言わんばかりに、香ばしい匂いを漂わせ、その焦げた色も食欲をそそる。
体調を考慮する以前に、これは食べずにはいられなかった。

海辺でサッカ-

嶺花に頑張ってもらった
食後町を歩く気力はなく、一切寄り道をせずにホテルへと戻って来た。
そして19時半、死んだようにベッドに倒れ込む。
熱は37度5分。
平熱が低い僕からしてみれば、これは嫌な兆候である。
体が非常にだるく、寒さも帯びてきた。
おまけに声がかなりかすれている。
風邪薬と解熱剤を飲み、明日の回復を祈りながら、眠りに就いた。
アルジャディ-ダ・ホテルMAGHREB泊-92DH
トラム(7DH×2) 鉄道(カサブランカ~アルジャディ-ダ35DH×2) 相乗りタクシ-(鉄道駅~旧市街20DH) 宿代(92DH) バス(アルジャディ-ダ~エッサウィラ45DH×2) 昼食(野菜タジン25DH×2) マフラ-(10DH) 小遣い(1DH) ポストカ-ド(2DH×3) ポルトガル貯水槽(10DH、子供3DH) ヨ-グルト(3DH×2) コ-ラ2㍑(12.5DH) 夕食(鶏丸焼きセット90DH×2) 計474.5DH
ここからトラムに乗り、カサ・ヴォヤジャ-駅へと移動。
カサブランカは大都会だけあり鉄道駅が複数あり、注意が必要となる。

ユ-スは朝食込み
鉄道駅のチケット売り場には、係員誘導の下、既に長蛇の列が出来ていた。
時間的に少し焦ったが、定刻に若干のゆとりを持って間に合った。
そして定刻通り9時20分、列車はカサブランカを発つ。

カサ・ヴォヤジャ-駅
快適な鉄道の旅は、1時間半でジエンド。
到着したアル・ジャディ-ダの鉄道駅が町のどの辺りにあるのか、僕は全く把握していない。
地図に載っていないくらいだから、郊外にあることだけは確かなようだ。
選択肢は他にない、呼びかけてきたタクシ-に躊躇わず乗り込んだ。

アル・ジャディ-ダ駅
タクシ-は相乗りで、遠く離れた旧市街まで20DHで僕等二人を運んでくれた。
着いた場所は、おそらくハンサリ広場だろう。
地元の人に何度か尋ねながら、探していた安宿に無事辿り着いた。
部屋では長居をせず直ぐに外出し、早速バスタ-ミナルを目指し歩き始めた。
ここはムハンマド5世通りをただひたすら東へと進めばいい。
明日のエッサウィラ行きのバスチケットも無事購入。
これで少しは肩の荷が下り、ペ-スを落とす。
するとようやく、僕等の目にも周りの景色が入ってきた。
バスタ-ミナルの周辺には安食堂が多く、軒先で煙を上げるタジン料理が妙に気にかかる。
この店に入り、タジンを2つオ-ダ-。
どの店もタジンは蓋が取られた状態で出てくる為、三角錐のタジン鍋の面影は薄い。
白い煙が上へと延び、騒がしい音がその熱さをお客に伝えている。
野菜中心のここのタジンは、味も量もまずまずであった。

野菜タジン

軒先にタジン鍋があれば、食事可ということ
ムハンマド5世通りを、今度は西へと進む。
通りがかりの衣服屋で、10DH均一のワゴンセ-ルをやっていた。
ここで嶺花にマフラ-を新調し、早速首に巻き付けた。
ホテルに戻り、少し休む。
今泊まっている部屋は広く、城壁や海の眺めもいいのだが、何せ北向きでとても寒い。
僕自身カサブランカで体調を崩した為、余計にそう感じているのかもしれない。
部屋で休もうとしたが、まだ日の当たる外にいた方が体には良さそうだ。

部屋は広いが寒い
城壁の上を歩き、潮風を浴びる。
日本の団体ツア-客一行がカメラをぶら下げて続々とやって来た。
城壁に囲まれたメディナ内、たいした見所はなく、名所はポルトガルの貯水槽くらいだろう。
ここは当初倉庫として造られたが、塁壁の外の水が絶たれた時の為にと、後々改造された。
底には薄っすらと水が溜まり、強い光が1点目掛け力強く差し込んでいる。
その神秘的な光景が、深く印象に残った。

少年が飛び下りた ※すごい勇気だ

城壁の大砲

メディナのメインストリ-ト

メディナを囲む城壁

貯水槽入口は一見気付かない

階段を下りると、中には水が

この神秘的な場所が

ポルトガルの貯水槽

光が差し込む
体調は悪化の一途を辿っている。
食堂水は極力避けているので下痢は防げているが、連日のハ-ドな移動から見えない疲れが生じているようだ。
この町に着くなり散々目にしてきたのが、チキンのフル(鶏の丸焼き)。
食べれと言わんばかりに、香ばしい匂いを漂わせ、その焦げた色も食欲をそそる。
体調を考慮する以前に、これは食べずにはいられなかった。

海辺でサッカ-

嶺花に頑張ってもらった
食後町を歩く気力はなく、一切寄り道をせずにホテルへと戻って来た。
そして19時半、死んだようにベッドに倒れ込む。
熱は37度5分。
平熱が低い僕からしてみれば、これは嫌な兆候である。
体が非常にだるく、寒さも帯びてきた。
おまけに声がかなりかすれている。
風邪薬と解熱剤を飲み、明日の回復を祈りながら、眠りに就いた。
アルジャディ-ダ・ホテルMAGHREB泊-92DH
トラム(7DH×2) 鉄道(カサブランカ~アルジャディ-ダ35DH×2) 相乗りタクシ-(鉄道駅~旧市街20DH) 宿代(92DH) バス(アルジャディ-ダ~エッサウィラ45DH×2) 昼食(野菜タジン25DH×2) マフラ-(10DH) 小遣い(1DH) ポストカ-ド(2DH×3) ポルトガル貯水槽(10DH、子供3DH) ヨ-グルト(3DH×2) コ-ラ2㍑(12.5DH) 夕食(鶏丸焼きセット90DH×2) 計474.5DH
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