FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

オ-プンツア-バス~東南アジア周遊編(21)

2014年1月8日
ハノイ~



CIMG2016_convert_20140530155602.jpg
何気ない情景
CIMG2100_convert_20140530154145.jpg
アオザイの娘達  ※世界遺産タンロン皇城遺跡にて

初めて乗った、オ-プンツア-バス。
各旅行会社が運行しているツ-リスト向けのバスで、主な観光地間を、利用人数に関係なく毎日運行している。
ハノイやホ-チミンそれぞれ起点の町で、南下、北上全ての区間のチケットを通して購入する。
便の予約はその都度バスに乗る町で、予め自らオフィスに出向いて行わなければならない。

今回僕が購入したチケットは、ハノイ発、フエ、ホイアン、ニャチャン経由のホ-チミン行き。
大陸を縦断するベトナム旅行者にとって、最もベタ-かつメジャ-な区間設定となる。
バスは寝台タイプ、これが1人945000D(45$)だから、結構お得と言えるだろう。

ベトナム入国以来、この国のバスの印象はすごくいい。
当然期待はしていたが、今回のバスもこれまでに増して中々豪華ではないか。
車内は縦3列、通路を隔てた各列には2段ベットがズラリ並んでいる。
2段ベット間は通路となり、土足は厳禁。

リクライニングは限度が固定され後部座席に影響を与えない、従って自分自身も前席の影響を受けることはない。
これがかなり重要で、通常のバスで限界まで倒されたものなら、とても窮屈で居られない。
前席の頭の下に自分の足をすっぽり入れる形となり、前方には小さなテ-ブルが付いている。
エアコンの効き過ぎに備えて毛布が常備され、枕はシ-トにマジックテ-プで固定されている。
走るユ-スホステル、といった感じだ。
CIMG2110_convert_20140530155050.jpg
オ-プンツア-バス

欧米系の若者カップルとその連れが随分調子に乗り、後部の乗客は皆、大迷惑を被っている。
エンジン音や車内テレビの大音響が、幾分不愉快さを緩和してはくれている。
こいつら完全に酒に酔い、大声で叫び散らしてやがる。
拳骨の一つでも浴びせたいが、こんな血気盛んな大男、逆にやられるのは目に見えている。

僕の座っているシ-トはトイレの前、すなわち右列の一番後ろ。
トイレが車内にあることは大変有り難いのだが、クラッシュして水浸しになっており使いづらい。
裸足で入ったり、素足にビニ-ル袋を巻いたり、各々工夫している姿が少し滑稽に映る。

そして、用を済ませたその誰もが、トイレのドアを閉めていかない。
ドアの調子が悪く閉めにくいのは確かだけど、トイレの被害を最も受けるのは、何を隠そう僕だ。
その為、仕方なくその都度催促している。
開けっ放しでは臭くて堪らないし、ドアがバタンバタン動き回っては煩くてしょうがない。
これじゃ、まるでトイレの管理人だな。

大迷惑な欧米系カップルは、最後尾の連結シ-トで完全に2人の世界に入っている。
コイツら、絶対にラブホテルと勘違いしてやがる・・。
男は上半身裸のパンツ一丁、長身の美女はその馬鹿な男に寄り添っている。

ようやく、煩わしい大声は少なくなってきた。
代わりにテレビから流れる音楽が、カオサン並みの大音響で車内を支配し始めた。


ハノイ最終日、今日は本当によく歩いた。
町は異様に入り組んではいるが、どこの路地にも通り名があり、地図さえあれば何とか宿に帰ることが出来る。
ホアンキエム湖、ハノイ大教会、ドンスアン市場・・。

旧市街を彷徨い、地元民に大人気の食堂も見つけた。
美味しいチェ-にも、ようやく巡り会えた。
ホ-チミンの家、世界遺産タンロン皇城遺跡と、二度目にして無事見学することも出来た。

少しずつ、ベトナム通貨も身に付いてきた。
銀行の両替えで引かされた100000Dの外れくじ(=ババ札、破れて使えない紙幣)は、無事朝食で使い果たした。
今朝ホテルでの支払いの際、数札の中に紛れ込ませてみたがこれはあっさりと見抜かれる。
結局のとこ暗闇の屋台か、大繁盛で大忙しの屋台でしか成功は見込めない。

札はさりげない角度で二つ折にして、何食わぬ顔で店のオバちゃんにさっと手渡す。
札をピンと伸ばし束ねて保管するような店では、気付かれるのが関の山。
ざる籠にお金を放り込むような大雑把な店でしか、ババを引かせることはまず無理だろう。
こうして迷惑なババ札は、銀行から旅人へ、そして市民へ、再び旅人へ・・と旅人が諦めて母国に持ち帰るまで、延々と主を替えていくのだろう。
(以前イスラエルで最後までババが残り、暗闇の屋台でめでたくおさらば、お陰で飯が食えた)

警察署前に貼られた交通事故の生々しい写真、日本では絶対に見ることのない壮絶な写真。
鉄橋下で遭遇した追いかける者と、裸足で逃げ回る者のいざこざ。
逃げる男は一旦捕まるも、追ってきた男を体落としで投げ飛ばし、そのまま押さえ込み。
追っていた男から木棒を取り上げ形勢は逆転、追っていた男は弱すぎる。

追っていた男は大きな石を拾い上げ、相手の男目掛けて投げかける。(当ったら確実に死ぬ)
追われていた男はどこかへ逃げて行ったと思いきや、どこかで鍬(くわ)を手にし戻って来た。
お前、さっきまで逃げていただろう、何故わざわざ戻ってきたんだよ・・。
石を投げられたことに殺意を感じ、余程腹が立ったのだろう。

近くにいる者は一切誰も止めようとはしない。
いや、とても恐ろしくて止められない、といった方が適当か。
追っていた男は緑の服を着ていたから警官かと思っていたが、どうもそうではないようだ。
そこに勇敢な女性が出現。
ひるむことなく鍬男を大声で叱り付け、この殺し合いのいざこざを勇敢な言動で制していた。
CIMG2036_convert_20140530150604.jpg
鍬男vs石男の壮絶な戦い  ※かなりヤバかった

バイクの数は信じ難いほど多い、それは8年前と何ら変わってはいなかった。
嶺花も少しずつ、道の歩き方に慣れてきたようである。
道の歩き方に慣れる・・、こんな表現が必要な国はここベトナムくらいだろう。
常に数十台が行き交う、ハノイの深刻な道路事情。
隙を見計らい走って渡るくらいなら、道路の真中で立ち止まった方が余程安全だ。

そんな首都ハノイの町を発った。
そして僕等は次の町、古都フエを目指している。

CIMG1992_convert_20140530144756.jpg
屋台から一日が始まる  ※ここでババ札とはおさらば
CIMG1994_convert_20140530145423.jpg
魚は美味いが、緑の野菜がきつかった
CIMG1993_convert_20140530144956.jpg
コ-ヒ-屋台
CIMG2001_convert_20140530145849.jpg
ハノイ大教会
CIMG2018_convert_20140530145804.jpg
蛙をさばく笑顔の男と尻女
CIMG2024_convert_20140530150104.jpg
市場外の食堂は最高
CIMG2029_convert_20140530150345.jpg
ベトナムを代表する甘味チェ-
CIMG2034_convert_20140530155319.jpg
鉄道と高架下
CIMG2042_convert_20140530150921.jpg
新郎と新婦
CIMG2056_convert_20140530151136.jpg
ホ-チミンの家  ※高床式の離れが欲しくなってきた
CIMG2047_convert_20140530151359.jpg CIMG2054_convert_20140530152607.jpg
ホ-チミンが使用していた車(写真左)、書斎(右)
CIMG2062_convert_20140530152901.jpg
皇城正門となる端門(タンロン遺跡)
CIMG2066_convert_20140530153118.jpg CIMG2068_convert_20140530153332.jpg
作戦会議室(写真左)、当時の通信機器(右)
CIMG2069_convert_20140530153512.jpg CIMG2074_convert_20140530153652.jpg
これら作戦司令部D-67の各部屋は、深さ10mの地下にある(写真左)、皇帝と仕官を隔てる龍の階段(右)
CIMG2099_convert_20140530153944.jpg
端門の楼閣にて  ※僕の横には彼女達を撮影するプロのカメラマン
CIMG2103_convert_20140530154400.jpg
線路
CIMG2104_convert_20140530154600.jpg
親切な女性だと思っていたら、別れ際にマネ-(銭よこせ)だって
CIMG2107_convert_20140530154802.jpg
ベトナムは基本的に何を食べても美味い


夜行バス(ハノイ~フエ)泊


ポストカ-ド(4000D) 朝食(麺25000D×2) ポストカ-ド(5000D×2) 昼食(1プレ-トつめ放題40000D×2) チェ-(15000D×2) ホ-チミンの家(25000D×2) タンロン遺跡(30000D、子供フリ-) バインセオ(10000D×2) 夕食(麺35000D×2)  計344000D



ブログランキングに参加中。『子連れ旅行』バナ-のクリックをお願いします。→にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ旅行へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



| '14東南アジア周遊編 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://gakuto2164.blog85.fc2.com/tb.php/611-428be422

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT