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くそったれ、ハロン~東南アジア周遊編(20)

2014年1月7日
ハロン湾



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世界遺産 ハロン湾
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クル-ズは楽しかったが、この胡散臭いガイドがね・・

非常に後味の悪いツア-だった。
世界遺産、ハロン湾。
ベトナムきっての景勝地であり、大小2000もの奇岩が静かな海に突出ている光景は、”海の桂林”とも例えられている。
ここハロン湾へは、ハノイからの1日ツア-に参加した。

朝8時半、ホテルのロビ-で待機していると、時間通りにピックアップのミニバスがやって来た。
この時点で既に乗客は少々、日本人女性3人組の姿もある。
バスは次第に席を埋め、一路遠く離れた目的地目指し走る態勢に入った。

突如出入口付近に座る年配コ-リャンが立ち上がり、何やらベラベラと一方的に喋り始めた。
一通り喋り終えたその韓国人男性は、今度は持参していたバナナを乗客全員に配り始めた。
その乗客らしからぬ積極的な言動から、今日のツア-ガイドなんだと僕は軽く見流していた。

しかし実際はそうではなく、ただのツア-客であることが後々分かってくる。
『私は韓国人、昨日ハノイに着きました。バナナが安かったので買ったのですが、沢山有りすぎて一人では食べ切れません。それに重たいから、皆さんどうぞ食べて下さい』
先程の熱弁は聞いていなかったが、日本人女性によるとこんな内容の事を言っていたようだ。

重たいから食べてくれ・・
これが本音なのか、仲良くなりたい為の口実なのか、知る由もないし、知りたいとも思わない。
面白い韓国人だな・・
しかし、これが乗客皆の本音であることは、きっと間違いのない事実だろう。

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屋台飯
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油揚げ入り粥
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引いてしまったババ  ※まさか銀行でやられるとは


バスは途中、30分程のトイレ休憩に入った。
そこは大きな建物の土産物屋で、フル-ツ売場の前にはツア-客の行列が出来ていた。
ハロン湾に向かうツア-バスは他にも多くあり、どこのツア-も必ずここに立ち寄るようだ。
ここでは他のツア-に紛れ込まないよう、最善の注意が必要となってくる。

バスがハロン湾に近付くにつれて、道路の工事が連続して行なわれていた。
速度は一気に落ち、路面も悪い。
ただでさえ時間は遅れており座席も狭いのに、更にそれらが望まぬ方向に進んでいった。
とうとう正午を回り12時半になった、しかしようやくハロン湾へと到着。

一同、ガイドの後についてゾロゾロ歩く。
ハロンの港は観光客で溢れ、さすがはベトナムを代表する観光地だけはあると実感。
歩き終えた先は船着場のようで、クル-ズ船が何隻も停留していた。
ガイドが切符売場で乗船券を買ってきて、ツア-客全員に配り渡した。
先程、入場料がどうのこうのガイドと欧州系の乗客が車内で揉めていたのが少し引っ掛かる。
このツア-は入場料や昼食を含め、全てが込みのはずだ。

クル-ズ船に乗り込み奥の席に腰を下ろしたが、昼食の関係でガイドの指示に従い席を立つ。
ツア-客一同は、幾つかのテ-ブルに無造作に振り分けられた。
卵焼き、揚げ春巻き、キャベツ炒め、魚のフライ、ライス、ス-プ(不味い)。
昼食はまずまずの内容だったが、何せ量が少な過ぎる。
メンツによっては全然食べ切れていないテ-ブルもあり、僕等のテ-ブルはよく食べる外れ組みだった。
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船内での昼食  ※嶺花と韓国人バカップル

次第に窓の外に奇岩が現れ始めた。
これがハロンか・・、と真先に反応して屋上に上ってみる。
船内でバカップルのイチャイチャを見せ付けられているより、外にいる方が余程気が楽でいい。

船はティエンクン洞(Dong Thiencung)の埠頭に着いた。
階段を上った先に洞への入口があり、期待を寄せて中に入る。
空間の広い大鍾乳洞は、鮮やかな各色にライトアップされ、とても神秘的に演出されていた。
出口の先にはもう一つの洞があったが、ツア-はどちらか一方にしか入れない。
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鍾乳洞を2つ抱える ダウゴ-島
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ティエンクン洞

再び船に乗り、静かな海面に風を切る。
そして終に、僕等を乗せた船はこのクル-ジングの最終目的地へと到着した。
海上に浮かぶハウスボ-ト、手漕ぎ舟、観光客目当ての果物売りの少女達は筏に乗って桟橋に寄り添っている。
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撮影にも熱が入る
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ドッグ岩
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物売りの少女

ツア-というのはそれが何であれ、決して遅れをとってはいけない。
そんな自己流鉄則に従い、船内で同じテ-ブルだったバカップルに続き、小舟に便乗した。
料金は1人120000Dと高額だったが、バカップルの男性も当たり前のように払っており、そういうものかと二人分払う。
別料金なんてあったかな・・、あまり納得はしていない。
自分達だけならもう少し渋っただろうが、別客がいたので止むを得ずその場の空気に従った。
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小舟漕ぎの女衆

小舟はゆっくりと波を切り、パドルが水面を捉える音だけが静かに響き渡っている。
目の前に聳えていた、壁のような大きな岩の下を潜り抜けた。
そこには更に静寂な空間が広がっていた。
しかし、青の洞窟(イタリア・ナポリ)のような感動はない。
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静寂な場所

しばらくすると、後続のツア-客が何隻にも分かれ、こちら目掛けて迫ってきた。
しかし、何だか様子がおかしい。
次の瞬間、僕のテンションは海底へ沈没、代わりに押さえきれない怒りの大爆発が起きた。
小舟に乗っているべき同じツア-客は皆、それぞれカヌ-に乗っているのだ。
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後続のツア-客はカヌ-を漕いで楽しそう

こちらの小舟はただ乗っているだけで、何の楽しみもない。
自分の行きたい場所にも行けず、自分の居たいだけそこに留まることだって出来ない。
同じツア-客がカヌ-を漕ぐ姿を見る度に、怒りと虚しさがこみ上げてくる。
それは嶺花もしかり、ぶつけようのない悔しさに二人とも完全に頭がおかしくなっていた。

結局カヌ-は30000D、僕等の小舟は1人120000D。
180000Dの損失もかなり痛いが、高い銭を払ってまでして、何故こんな事をしているのだろう。
僕等だって、自分等の漕いだカヌ-でハロンの水面を漂ってみたかった。

ガイドは余計な事はペラペラ喋るくせに、肝心なところで乗客全てにその要件を伝えていない。
自分の英語力の無さが前提にあるが、バカップルの荒い金遣い、ツア-ガイドの胡散臭さ、ハロンツア-のシステム、このハロン湾、それら全てが嫌になった。

ツア-の先陣を切った事、相乗りした客に恵まれなかった事によって招いた今回のカヌ-事件。
遅れをとってはいけないという原則には、時として例外もある。
高い授業料の代償に得た、この件唯一の成果だった。
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くそったれ、ハロン
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夫婦岩
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観光船
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夕焼けの色

ハノイへの帰りのミニバスは、行き2台分の乗客が一まとめにされた。
通路の狭い臨時シ-トに閉じ込められ、背もたれがなければ、足も伸ばせない。
苦痛だけの復路を辿りながら、一人心に誓った。
チクショ~、もう二度とハロンなんかに来るもんか!
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揚げヌ-ドル


ハノイ・サンシャイン3ホテル泊-14$(窓なしツイン)


宿代(2泊分630000D) 朝食(お粥15000D×2) マンゴ-(25000D) ハロン湾(小舟120000D×2) 夕食(揚げ麺30000D×2、お茶5000D×2) ケバブ(25000D)  計1020000D



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