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タイのアンコ-ルワット~東南アジア周遊編(8)

2013年12月27日
~コラ-ト



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ピマ-イ遺跡  ※確かにアンコ-ルワットそっくりだ

11世紀、アンコ-ル朝のス-ルヤバルマン1世の治世に完成したとされるピマ-イ遺跡。
”タイのアンコ-ルワット”と称されるその例えには、自ずと期待も膨らんでいた。
入場口を抜け、そう広くない敷地内を、高鳴る鼓動を抑え先へと進む。
2頭の獅子(シンハ)、7つの頭をもつ蛇竜(ナカラ-ト)を抜け、サパン・ナカラ-ト(竜王橋)へ。
この砂岩で造られた石橋は、人界と天界をつなぐ橋とされている。

敷地より数段高いその橋の先には、ゴ-プラ(塔門)が他の方角の3塔と共に周壁を形成。
そしてこの周壁の内側こそが、神々の住む天界と信じられている。
南側塔門の先には参道が延び、その先にメインの中央祠堂が静かに佇んでいた。

『オッ!これは・・』

門越しに見た光景は正しくアンコ-ルワット、期待通りの結果にテンションも上がってきた。
この中央祠堂は11世紀の創建、インド古叙詩、仏教説話などが至る箇所に刻まれている。
遺跡公園内は建物が少ない為、気に入った箇所はじっくり時間をかけて見入る事が出来る。
このくらいが丁度いいや・・。
スコ-タイやカンペ-ン・ペッの広さに振り回された後だけに、その思いも一入だった。
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蛇神と獅子


ナコ-ン・ラ-チャシ-マ-(NAKHON RATCHASIMA)。
タイ東北部の玄関口に位置するこの大都市は、通称”コラ-ト”とも呼ばれている。
確かに”ナコ-ン・ラ-チャシ-マ-”では何かと都合が悪い、口に出す事さえも億劫だ。
町には大型ショッピングセンタ-も多く、大田舎から来た僕にとってとても夢広がる町だった。

ピッサヌロ-クからこの町に到着後、バスタ-ミナルで時間を潰し朝を待つ。
早朝到着の場合、易々と町に出てもまともに宿探しも出来ない。
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朝を待つ

新バスタ-ミナルは市街地からやや離れているが、中心部までは充分に歩いて行ける距離だ。
宿を探し始めて一軒目、本命の”HOTEL TOKYO”であっさりと決まった。
ホテルの外壁に描かれた大きな鳥居と富士山が目印の大型ホテルである。
”東京”といっても、従業員、内観はどうみても中国系であるのが少し笑える。
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フライドチキン

夜行バスでの移動翌朝、宿での過し方はだいたい決まっている。
まずシャワ-を浴び、その後僕は洗面台で洗濯、その間、嶺花は前日の日記を書いている。
この時期の洗濯物は一晩では乾かず、外出前に外に乾し、日中の太陽を当てる必要がある。
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ソ-セ-ジライスは嶺花のお気に入り

バスで近郊のピマ-イ遺跡へ出かけ、見学を終え早々とミニバスでコラ-トへと戻って来た。
昨日の失敗もあるので、早め早めの帰途を心掛けている。
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昼食は麺で
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中央祠堂へと続く参道
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輪っか
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日本語パンフが有難い
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彫刻
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町から中央祠堂が見える

この町は大変に賑やかである。
ショッピングセンタ-は地元の人々で大賑わい。
衣料品や電化製品は安く感じるが、食料品は、日本の物価と同等かそれ以上のものもあった。

広場はBBQフェスティバルとやらのイベントで、大変な熱気に包まれている。
ステ-ジではバンド演奏が始まったがテ-ブルはほぼ空席、これからが本番といったところか。
多く設けられたブ-スでは、肉や魚介類が炭火で焼かれ、たこ焼き、タイ料理など何でも揃う。
チャンビ-ルのテントもあり、日暮れと共にかなり盛り上がっていくのだろう。
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BBQフェスティバル

延々と回り続ける観覧車の座席からそんな光景を眺め、僕等は早々と会場を後にした。
金がない者には、このグットスメイルはただの酷でしかない。

宿に帰り、部屋の小さなテ-ブルで夕食とする。
今夜のメインは先程ス-パ-で買い込んできた、僕等にとって超贅沢な鶏の丸焼き。
嶺花は初めて目にする食材を前に、既に興奮は最高潮に達している。
手を油でドロドロ汚し、恐竜のように豪快にかぶりついていた。
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観覧車
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鶏の丸焼きとスティックライス


コラ-ト・ホテルTOKYO泊-300B


朝食(おかず2品ライス35B×2) トイレ(2B) フライドチキン(10B×2) 宿代(300B×2泊分) ソ-セ-ジライス(10B) バス(コラ-ト~ピマ-イ50B×2) 昼食(麺?B) 遺跡公園(100B、子供フリ-) ポストカ-ド(5B×3、キ-ホルダ-10B×2) ミニバス(ピマ-イ~コラ-ト50B×2) ソ-セ-ジライス(10B)  ソフトクリ-ム(9B×2) ド-ナツ(4B×8) ス-パ-マ-ケット(鶏丸焼き109B、ライス7B×2、ウィスキ-92B) 観覧車(30B×2)  計1372B



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