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嶺花、カオサンに立つ~東南アジア周遊編(3)

2013年12月23日
昆明~タイ・バンコク



この時期、中国の夜はそう甘くはなかった。
それは寒く長く辛い空港での一夜だった。

空港タ-ミナル内24時間電気は点いていたが、僕等の到着が最後なのか空港に活気がない。
夜を明かす覚悟のパッセンジャ-が数人、既に数少ないベンチを陣取っていた。
テントを張っている強者には、さすがに僕も驚いた。

深夜2時を過ぎようやく僕等の寝床も確定、薄い毛布にくるまり眠る態勢に入る。
・・そして待望の朝、結局2時間程しか眠ることは出来なかった。
この寒さは、結構身にしみるな。
中国の空港は夜は節電に入り、エスカレ-タ-のみならず、空調設備も停止しているようだ。
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昆明の空港は寒い

朝5時すぎ、僕等の横たわる国内線のベンチ周辺は多くの中国人乗客で溢れ出してきた。
結局寒くなかったとしても、朝までゆっくり眠るのは無理だったようだ。

さて、昼まで何をして時間を潰そうか。
何かないかと取り合えず空港タ-ミナル内を一通り歩いてみる。
大胆にも通路で横たわる欧米人、ベンチで寝袋に包まる者、床に敷物を敷いて赤ん坊を寝かせるインド人・・
そうか、人目さえ気にしなければ、どこだって寝られるんだ。

店もちらほら開き始めているが、中国元を持ち合わせていない僕等は何も買う事が出来ない。
嶺花に日記や算数ドリルをやらせ、再びフロアの散策、そしてテレビ観賞・・、
何とか少しでも時間を稼ごうと試みるが、昼にはほど遠い。

こうなったら、やはり寝るしかないかな。
バックに身を寄せ、きつい姿勢でしばしの眠りにつく。
浅い眠りを騙し騙し繰り返し、何とか10時までこぎつけた。

それでも出発まではまだ3時間以上あるが、無理を承知で暗いカウンタ-に声を掛けてみる。
『ゴ-トゥ-、クンミン?』
しかし運良くチェックインを受け付けてくれた。
出国手続、荷物検査も順にこなし、搭乗ゲ-トまで早々に進んでおく。
そして搭乗までの長い3時間も何とかやりくりし、いよいよバンコクへ向け僕等は飛び立った。
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搭乗口


飛行機から通路に降り立った時に感じるこの熱帯的、かつどんよりとしたこの空気感、
これこそ東南アジアの第一印象である。

心配していたタイへの入国手続に、タイ出国の航空券なしでのノ-ビザで挑んでみた。
本来日本人観光客のビザ免除の条件として、30日以内にタイから出国する航空券等の所持が必要となる。
しかしこの要件は実に曖昧で、片道航空券で入る長期旅行者や陸路で隣国へと抜ける個人旅行者は数多くいる。
そのほとんどは観光ビザなど取得しておらず、この要件を知る以前の僕も何食わぬ顔してタイに入国していた。

イミグレで出国の航空券を求められる可能性はないに等しいが、万一に備え英文の日程表を作りいつでも提示出来るようにしていた。
しかし万に一つの不遇には遭わず、何の疑いも持たれないまま、すんなりとイミグレを通過する事が出来た。

到着フロアから出発フロアへと上がり、路肩に停まり客待ちしている暇そうなタクシ-と交渉。
前から順に声をかけ、3台目のタクシ-と”カオサン300B”で手を打ち運んでもらう。
前回穂乃花とバンコクに来た際、初めて鉄道を乗り継ぎカオサンへと向かってみた事があるが、相当苦労した挙句、体力、時間、お金の全てを無駄に費やしてしまった。
今回はその反省も込め、無難にタクシ-でカオサンへと移動する。

連日報道されている反政府デモの影響が心配だったが、その姿は視界に入らなかった。
タクシ-ドライバ-もまともで、別れ際、ミネラルウォ-タ-をプレゼントしてくれた。

これまで何度も訪れているこの界隈、地図がなくても、だいたい地理は頭に入っている。
いつも利用する安宿は又も値上がりしていたので、その隣りの宿に決めた。
カオサンはうるさくて眠れない、この寺裏が宿を取るには最も適しているだろう。

嶺花もついにカオサンに来たか。
ここは世界中のバックパッカ-が集い、連日連夜がお祭り騒ぎのバックパッカ-の聖地。
屋台や土産物屋も多く、歩いているだけでも充分に楽しめる。
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カオサン通り
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昆虫屋台  ※写真撮影のみだと10B徴収される
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焼きトウモロコシ                       ドラゴンフル-ツシェイク

マンゴ-、昆虫の唐揚げ、ドラゴンフル-ツシェイク・・
兄や姉が口にしてきた珍しいものを、嶺花も同じようにこの時初めて口にする。
旅の間の、数少ない贅沢な一時である。

ブラスメン砦のあるこの公園は貴重なオアシスであり、体を休めるのに最適である。
ライトアップされた砦や対岸の夜景も実に綺麗だった。
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チャオプラヤ-川

明日の夜は早々とバンコクを発つ、その為今日の夕食はタイ料理と決めていた。
トムヤンクンやトムカ-カイ、グリ-ンカレ-、最初は美味しく感じたが、具材がどれも今一。
食事を終え、歩き出すと僕等の入ったつもりの屋台がそこにあった。
美味しくないと思っていたが、どおりで店を1軒間違えていたようだ。
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タイ料理  ※写真左から、トムカ-カイ、トムヤムクン(手前)、グリ-ンカレ-

バンコクの12月、この時期初めて訪れてみたが、これは中々過しやすい季節だ。
日が暮れるとすっかり涼しくなり、水シャワ-を浴びるには気合が必要となる。
部屋のファンさえも必要なく、毛布だけでは寒く感じる一夜となった。
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タイの最安ビ-ルは不味かった


バンコク・マイハウス泊-250B


タクシ-(空港~カオサン300B) 宿代(250B) マンゴ-(20B) 昆虫唐揚げ(30B) 焼きトウモロコシ(20B) ドラゴンフル-ツシェイク(30B) 夕食(トムヤムクン60B、トムカ-カイ60B、グリ-ンカレ-60B、ライス10B×2) ビ-ル(32B) 計882B



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