建方工事-バルコニ-防水シ-ト、とウンチク3つ
5月23日、2階バルコニ-の防水シ-ト設置。現場はその翌日の昼、妻と末子を連れて訪れた。溶連菌感染症にかかってしまった末子のナナ、今朝から熱が上がり保育園は休んでいる。赤痢にかかったり、オ-イチ何とか、にかかったり彼女も中々忙しい。今日は屋根工事2日目、という事でその進捗を楽しみにやって来た。屋根の仕上げに用いるウッドピ-スは、積水ハウス独自の屋根材となる。しかし現場はまだ屋根工事に入っておらず、仙台から運ばれてきた屋根材が建物の脇に積まれていた。それにしても今度は仙台か・・、さすがは全国にネットワ-クを持つ大企業だけの事はある。
バルコニ-とベランダ。僕も知らなかったが、それは言い方が異なるだけではないようだ。どちらも建物の外に張り出した部分ではあるが、簡単に言って屋根があるのがベランダ、ないのがバルコニ-。ベランダは縁側や廊下という意味も持ち、和風建築でいう下屋、洋風建築においてベランダと呼ぶ。それに対しバルコニ-は屋根のない床縁、露台と言う意味を持ち、ベランダより面積の広い場合が多く鉢植えなどを置く人も多い。従って我が家はベランダ部分がほとんどで、バルコニ-部分は主寝室前で突き出た部分のみとなる。そのベランダバルコニ-の床には、既に青い防水シ-トが施されていた。よくみるとダインの内壁も取り付けられている。だんだん、それらしくなってきた。それにしてもダインは実にいい。ここなら誰の干渉も受けず、じっくり眺めていても不審者とも阿呆とも思われる事はないだろう。僕の些細な夢がダインを眺めながら酒を飲む事なら、妻の夢はバルコニ-にリクライニングチェアを置き、寝そべって本を読む事のようだ。

バルコニ-防水シ-ト

排水口シ-ル
前回の訪問時から気になっている件、屋根の骨組みにも目を向ける。まず西側から3本目のトラスだけ、片方がない疑問。確かに現場で注意して見てみると、設計士の言っていた事がよく分かる。本来2mピッチで設けるトラスを構造計算上、屋根形状の面から補強する必要がある場合、追加で補強用として入れる。西側端1本目から2本目までの距離は歩測で2m、2本目から3本目までは歩測1m、3本目から4本目までは歩測1m・・。なるほどな、確かに3本目はピッチの中間、2本目と4本目の中間補強としてのものだった。
切妻屋根(きりづまやね)。屋根形状のひとつで、屋根の最頂部の棟から地上に向かって二つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をした屋根を言う。長辺側、あるいは屋根の棟と平行な面を平(ひら)と言い、短辺側、あるいは屋根の棟と直角な面を妻(つま)と言う。町屋建築等における「平入り」、「妻入り」とは、正面出入口がいずれの面にあるかによっての分類となる。そうならば我が家の屋根構造は、”平入りの切妻造り”という事になる。妻とは建物の中央や中心に対して他端を意味する端(つま)を語源とし、配偶者の呼び名で用いる妻はここら辺りが始まりのようだ。料理の添え物として用いられる”つま”、例えば「刺身のつま」も同じ意味を持つ。
では、切妻屋根の軒とケラバ。ケラバとは切妻屋根の棟の両端部(妻側)の端部を言い、軒側の先の方を軒先と呼んでいる。屋根のしくみを中からじっくり眺めてみたら、その屋根材や配置の違いは一目瞭然。屋根の勾配に対して垂直なラインには銀色の鋼材が狭い間隔で配置され、その裾は建物の外にもはみ出し、ケラバ側(妻側)庇の支えとなり屋根下地の木材を補っている。それに対し、屋根の勾配に沿い三角トラスの上辺を兼ねている黒色の鋼材。これが軒先の支えとなり、平部分(南北側)の庇を支えている。しかしその鋼材の間隔はケラバ側に比べ広く、耐加重について心配が残る。ここは雪国豪雪地帯、冬になれば雪が毎年1mから2mは、間違いなく屋根に乗る。雪下ろしが出来ない危険な勾配につき、したくても出来ないのが現実のようだ。しかし設計士曰く、心配は無用。この地域では積雪量150cmを基準として設計されており、実際はそれ以上の積雪においても充分耐え得る、との事。

屋根の仕組みは、素人にはかなり複雑だ

切妻軒先(平部分の庇)の強度について
バルコニ-とベランダ。僕も知らなかったが、それは言い方が異なるだけではないようだ。どちらも建物の外に張り出した部分ではあるが、簡単に言って屋根があるのがベランダ、ないのがバルコニ-。ベランダは縁側や廊下という意味も持ち、和風建築でいう下屋、洋風建築においてベランダと呼ぶ。それに対しバルコニ-は屋根のない床縁、露台と言う意味を持ち、ベランダより面積の広い場合が多く鉢植えなどを置く人も多い。従って我が家はベランダ部分がほとんどで、バルコニ-部分は主寝室前で突き出た部分のみとなる。そのベランダバルコニ-の床には、既に青い防水シ-トが施されていた。よくみるとダインの内壁も取り付けられている。だんだん、それらしくなってきた。それにしてもダインは実にいい。ここなら誰の干渉も受けず、じっくり眺めていても不審者とも阿呆とも思われる事はないだろう。僕の些細な夢がダインを眺めながら酒を飲む事なら、妻の夢はバルコニ-にリクライニングチェアを置き、寝そべって本を読む事のようだ。

バルコニ-防水シ-ト

排水口シ-ル
前回の訪問時から気になっている件、屋根の骨組みにも目を向ける。まず西側から3本目のトラスだけ、片方がない疑問。確かに現場で注意して見てみると、設計士の言っていた事がよく分かる。本来2mピッチで設けるトラスを構造計算上、屋根形状の面から補強する必要がある場合、追加で補強用として入れる。西側端1本目から2本目までの距離は歩測で2m、2本目から3本目までは歩測1m、3本目から4本目までは歩測1m・・。なるほどな、確かに3本目はピッチの中間、2本目と4本目の中間補強としてのものだった。
切妻屋根(きりづまやね)。屋根形状のひとつで、屋根の最頂部の棟から地上に向かって二つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をした屋根を言う。長辺側、あるいは屋根の棟と平行な面を平(ひら)と言い、短辺側、あるいは屋根の棟と直角な面を妻(つま)と言う。町屋建築等における「平入り」、「妻入り」とは、正面出入口がいずれの面にあるかによっての分類となる。そうならば我が家の屋根構造は、”平入りの切妻造り”という事になる。妻とは建物の中央や中心に対して他端を意味する端(つま)を語源とし、配偶者の呼び名で用いる妻はここら辺りが始まりのようだ。料理の添え物として用いられる”つま”、例えば「刺身のつま」も同じ意味を持つ。
では、切妻屋根の軒とケラバ。ケラバとは切妻屋根の棟の両端部(妻側)の端部を言い、軒側の先の方を軒先と呼んでいる。屋根のしくみを中からじっくり眺めてみたら、その屋根材や配置の違いは一目瞭然。屋根の勾配に対して垂直なラインには銀色の鋼材が狭い間隔で配置され、その裾は建物の外にもはみ出し、ケラバ側(妻側)庇の支えとなり屋根下地の木材を補っている。それに対し、屋根の勾配に沿い三角トラスの上辺を兼ねている黒色の鋼材。これが軒先の支えとなり、平部分(南北側)の庇を支えている。しかしその鋼材の間隔はケラバ側に比べ広く、耐加重について心配が残る。ここは雪国豪雪地帯、冬になれば雪が毎年1mから2mは、間違いなく屋根に乗る。雪下ろしが出来ない危険な勾配につき、したくても出来ないのが現実のようだ。しかし設計士曰く、心配は無用。この地域では積雪量150cmを基準として設計されており、実際はそれ以上の積雪においても充分耐え得る、との事。

屋根の仕組みは、素人にはかなり複雑だ

切妻軒先(平部分の庇)の強度について
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