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棚洞山(2)

【山域】棚洞山(1320m)
【日時】平成24年4月29日
【天候】晴れ
【岳人】嶺花(小3)、僕


・・前回のつづき

棚洞山(12:02、13:12)  誰もいないし、いる筈がない静かな棚洞山の山頂。高い樹木に覆われた広い山頂部はそれ程藪深くはないが、眺望がないのが残念だ。幹の太い笹が多く、半月後に来れば笹の子が沢山採れただろう。汗で濡れた上着を木の枝に干し、地べたに座り昼食とする。どうして山で食べるおにぎりは、こんなに美味しいのだろう。妻が朝早く作ってくれた今日のおにぎりには海苔がない為、手がヌメヌメになるのが少し厄介だが、美味しさに変わりはない。妻にしろ母にしろ、作ってくれた人の愛情が含まれている分、美味しさも格別な訳だ。先程から動く度に足が痛いと思っていたが、右足に大きな擦り傷が出来ていた。やはりあの時の強烈な棘々にやられていたようだ。ジ-パン姿の嶺花は大正解だったかな。苦労して到達した山のテッペン、嶺花の顔に充実感が漂っている。充実・・という言葉を知らなかった嶺花に、この場所でその意味を教えてあげた。予想外に時間がかかり、次に向かうつもりでいた一ノカイ山は既に諦めている。麓で祭りでもやっているのかな、太鼓の音が微かに響いてきた。
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棚洞山の山頂部
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山頂標識
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その裏面
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おにぎり最高
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ご褒美
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痛いはずだ

満足の山頂を発ち、帰路につく。先程山頂かと一瞬思い込んだ緩やかなピ-クにも寄ってみたが、そこには何もなかった。迷い込みそうな藪深い山頂尾根、来る時取り付けたピンクテ-プを確実に回収しながら慎重に戻る。それでも一箇所テ-プを見落とし、少し焦る場面もあった。テ-プの甲斐あって、無事下り斜面へと取り付いた。背丈の高い、急勾配の斜面も慎重に下り、林道交差まで無事下山。ここまで来ればもう安心だ、後は明瞭な谷を下るだけである。棘々に最大限の注意を払い、慎重に降下。行きに谷へと取り付いた箇所まで、難なく戻って来れた。  
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急斜面を下り、林道交差へ
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そのまま谷を降下

谷取り付き箇所(14:00)  ここからは林道を下るのが来た時のコ-スだが、おそらくこの谷はあのポイントに繋がっている筈。行きに林道から遠く棚洞山を見上げていた、あの場所のことだ。このまま林道を歩いて帰っても面白くないので、谷に入ってみる。谷の下部は上部とは明らかに形相が異なり、狭く暗い谷筋には湿気った植物が群生していた。これはきっと山菜だな・・、持参の山菜図鑑で確認すると毒性でびっくり。嶺花の笑いを誘ってしまう。これまで上部では一切なかった水気が次第に増え、やがて谷水となり完全な流れとなってきた。そしてその先に現れたのが谷の終点、滝壺である。 
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帰路は谷を下り切ってみる
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魅惑の谷
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小さな滝が
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連続する

滝壺(14:35)  川の冷たい水はとても心地良く、顔を洗い、喉を潤す。川を飛び石で渡り、僅かな草むら斜面を登り林道へ。深い谷越しに見上げる最奥に聳えている山が、さっきまで滞在していた棚洞山。嶺花は林道の渡渉がなく、非常に残念がっていた。満足感に溢れた嶺花のハイテンションぶりを見ていると、いつだって僕も嬉しくなってくる。娘と仲良く手を繋ぎ、林道をテクテク歩く。一度歩いた道、場所が分かっているという事は本当に気が軽いものだ。行きに長く感じた林道歩きもあっという間に終焉を迎え、駐車地の赤い車が見えてきた。
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滝壺に出た
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山頂東の谷  ※中央下が滝壺、中央上が棚洞山

林道カ-ブ駐車地(14:53)  嶺花の表情が凄くいい。そうか、僕は子供の変わった育て方をするマニア・・なのかも知れない。楽しかった山行を終え、ふとそう思った。
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林道カ-ブ駐車地  ※嶺花は近道している
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お疲れ


市指定天然記念物、ミズバショウ群生地。
旧高山市と旧朝日村を結ぶ国道361号線美女峠に広がる美女高原。ここの水芭蕉は丁度見頃を迎え、整備された板敷きの遊歩道を自由に散策し鑑賞する事が出来る。美女ヶ池では、釣りやボ-トを楽しむ家族連れや恋人達の姿が印象的だった。売店で売られている飛騨名物のみだらし団子、醤油60円、ヨモギ70円と地元料金で提供されていたのが嬉しい。目の前には乗鞍岳が雄大に聳え、ツリ-ハウスやアスレチック、芝生広場と嶺花は終始大はしゃぎで大変ご満悦だった。
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高山市指定 天然記念物
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ミズバショウ群生地
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美女ヶ池
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美女峠の由来 ↑画像クリックで拡大



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