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地鎮祭

平成24年4月17日(大安)、地鎮祭。


ついに自宅建築に向けた工事が始まる。これに先立ち、まずはこの土地の神を鎮め、土地を利用させてもらう許しを得なければならない。これが地鎮祭(じちんさい)。土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となす。神職の主導のもと、施主である僕、同席の妻と母、施工業者各位参列により静粛に式は執り行われた。建築地となる現場には、10時開始予定の15分前に到着。だが既に準備は万全に整い、挨拶も程々に直ちに席に着く。祭場の中にはテントが張られ、祭壇が設けられている。お供え用の果物や野菜、魚の干し物や水や米、お神酒までもが全て施工者手配により用意されていた。

掲げられた式次第に沿い、地鎮祭は厳粛に始まった。まずは修祓。神職により参列者、お供え物が清められる。続けて降神の儀ではこの土地の氏神を迎え入れる為、神職が『ウォ~!』と大声を張り上げた。これには内心ビックリ、きっと妻と母も驚いた事だろう。祝詞奏上では施主となる僕の氏名、建築地の所在地番が述べられていた。清祓の儀では敷地の四方を神職が清め、お祓いを行なう。そして、刈初の儀。砂に植えられた雑草を鎌で刈る儀式のようだが、この時の僕は何故か鎌で3度砂を掘っていた。次の穿初の儀こそ、砂に鍬(くわ)を入れ穴を掘る儀式となる。積水の建築長が今まさに鍬を入れようとしている砂山は、馬鹿な施主により既にズタズタに崩されている。この時の僕は、これでもまだこの失態に気付いてはいない。玉串奉奠では施主である僕に続き同席の妻、母、建築長、営業担当が順に祭壇前に立ち、二礼二拍手一礼を交わし榊を神に奉納した。神職の仕草をじっと見つめる僕の両脇では、妻と母は緊張の様子で首を下に垂らしている。式次第は20分程で終了、祭壇にお供えしたお神酒を皆で交わし、地鎮祭は滞りなく幕を閉じた。


地鎮祭式次第
一、修祓(しゅばつ):祭に先立ち、参列者やお供え物を祓い清める儀式。
一、降神(こうしん)の儀:祭壇に立てた神籬に、その土地の神や地域の氏神を迎える儀式。
一、献饌(けんせん):神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式。酒と水の蓋を取る。
一、祝詞奏上(のりとそうじょう):その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。
一、清祓(きよはらい)の儀:敷地の四方をお祓いし、清める。
一、刈初(かりそめ)の儀:忌砂(いみすな)に生える雑草を忌鎌(いみかま)で刈る神事。
一、穿初(うがちぞめ)の儀:忌砂に忌鍬(いみくわ)、忌鋤(いみすき)で穴を掘る神事。
一、玉串奉奠(たまぐしほうてん):神前に玉串を奉り拝礼。玉串とは榊に紙垂を付けたもの。
一、撤饌(てっせん):酒と水の蓋を閉じ、お供え物を下げる。
一、昇神(しょうしん)の儀:神籬に降りていた神を、元の御座所に送る儀式。
直会(なおらい):神にお供えしたお神酒で乾杯。

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地鎮祭が始まった
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刈初の儀  ※訳が分からず穴を掘っている、オイオイそれは次の儀式だろ!
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玉串奉奠

そして、祭壇の撤収。皆非常に慣れた手つきで、後片付けも早い。それは神職も例外ではなく、ふと見れば車の助手席で既に正装を脱いでいる。終始戸惑っていたのは、初めて地鎮祭を体験した僕等家族だけ。神職に御礼を述べ玉串料を手渡し、皆でお見送り。結局今回の地鎮祭に際し施主側が準備したのは、この玉串料と挨拶回りの手品だけだった。積水の建築長、積和建設の工事部主任、電気工事担当、設備工事担当、外溝の工事課長や営業課長との挨拶を済ませ、工事進行の説明を受ける。いよいよ工事が始まるんだ・・。今の悩みの種は、まだ確定していない外溝工事のこと。自分で測量し分筆形成した222坪というこの敷地は、今となれば明らかに無駄な広さとなっている。建築長や営業担当と共に隣近への挨拶を済まし、僕達家族は現場を後にした。
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お供え物
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