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日ノ観ヶ岳と阿弥陀堂

【山域】日ノ観ヶ岳(1105m)
【日時】平成23年10月23日
【天候】曇り
【岳人】ナナ(年少)、嶺花(小2)、穂乃花(小4)、僕


林道終点駐車地(11:32)  最近何故か週末になると天候が崩れる。さっさと岳登との百高山を片付けてしまいたいのだが、已む無く我が家のちびっ子達を引き連れ飛騨の低山へ向う事にした。まずは長女が主将を務める中学女子バスケの試合会場に立ち寄り、そっと応援。冷たい視線を全身に浴びながらも、家では決して見せない直向きな姿に感動した。観戦後、朝日町の登山口へと向かう。しかし肝心の小谷林道入口が分からない、何度も行ったり来たりを繰り返す。地元の方に教えてもらい、何とか林道に入る。猪の進入防護策を開閉し、未舗装の林道を進む。急勾配のS字カ-ブを越えるとその先が登山口、その僅か先が林道終点であった。終点広場に駐車し歩き出す。この終点から鉄塔巡視路が反対方向に延びているがそこへは入らず、先程通り越した阿弥陀堂登山口の古びた看板から山に入る。
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小谷林道入口  ※右の街道は国道361号線、策のこちら側が林道となる
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林道起点標柱
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阿弥陀堂登山口

分かり易い道筋が付いた枯れ木の絨毯を颯爽と歩く。程よく伐採された植林林は次第に斜度を増し、幼子のナナには辛い勾配となってきた。誤って斜面に転げ落ちてしまわぬよう皆で手を取り、無事尾根まで登り切った。随所に真新しいピンクテ-プが目立つ。測量が入っている山域でのテ-プの意味合いは、必ずしも登山者の為の道標とは限らない。だがここは道標と決め込み、黙って従う事にした。尾根を一旦左に下る。すると直ぐに明瞭な尾根道が始まった。これは明らかに山頂まで続いているようだ。ナナは辛い登りに、顔の表情を崩している。どうやらこの尾根が久々野町と朝日町(共に高山市)の町界となっているようだ。国土調査の青いプラスチック杭が点々と続き、図根点の大杭も多くある。こんな山奥を測量する業者も大変だろうな・・。僕等が目指す山頂までは、尾根上に点在するプラ杭を追って行けばいいのだ。目の前に岩場が現れた。直登も出来るようだが、無難に左の巻き道を選ぶ。巻き道にはトラロ-プがあるが、体の小さなナナにとっては頼ると逆に危ない。娘の手を取り、慎重に足を運ぶ。巻きの屈曲を終えると、そこが山頂だった。
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急斜面
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尾根に取り付いたら、左へ下る  ※右へは登らない
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山頂直下の岩場は左へ巻く

日ノ観ヶ岳(12:10、12:46)  山頂には阿弥陀堂に三等三角点、由来を記した立て札があり、結局ここまでプラ杭は続いていた。尾根は更に二手に延び、西へと急降下した先の大岩からは唯一展望が開けた。眺望のない広い山頂に戻り、昼食のおにぎりを食べ腹ごしらえ。休憩後、阿弥陀様に手を合わせ下山とする。
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日ノ観ヶ岳
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阿弥陀堂と三等三角点
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日ノ観ヶ岳と阿弥陀堂建立の由来  ※画像クリックで拡大
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船山と蛇行する飛騨川  ※山頂を西に下った大岩からの眺望  

林道終点駐車地(13:10)  念の為に持参していた背負子だが、予定通り使う事はなかった。さすがにこれくらいの山行で一日を締める訳にはいかない。幾つかある近辺の候補の中から的を絞り、次に僕等は久々野町へと抜け国道41号線を南下した。
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林道終点駐車地



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