FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

対岸を望む町~ラオス編(10)

2011年5月4日
パ-クベン~フアイサ-イ



コケコッコ-!
朝一番、ニワトリの鳴き声で目を覚ました。
その鳴き声につられたニワトリも、声高らかに鳴き散らす。
コケコッコ-!
実に分かり易い、万国共通の朝である。

散歩がてらパ-クベンの町を歩いてみる。
メインストリ-トを端から端まで歩いても、10分とかからない。

朝の市場では鶏がさばかれ、生きたままのカエルは可哀想に袋詰めにされている。
賑わう市場を出て、音楽の流れる方向を目指し通りを行き進む。
電柱に取り付けられたスピ-カ-がその音源のようだ。
おそらく、町民に朝の時刻を知らせているのだろう。
脇の長い階段を下りると寺院があり、役目を終えた手作りの神輿が隅に置かれていた。
P1110750_convert_20110622154904.jpg
祭りの後


宿に戻り、深々と眠っている穂乃花を叩き起こす。
近くの食堂で麺を食べ、先程訪れた市場では昼食用にカオニャオとおかずを買い込んだ。
そしてバックパックを背負い、スロ-ボ-ト乗り場へと向かった。
P1110752_convert_20110622154959.jpg
定番の麺  ※テ-ブルの付け出しを色々入れて食べると美味い
P1110754_convert_20110622155057.jpg
パ-クベンの一本道

ボ-ト乗り場にはルアンパバ-ン目指しメコン川を下って行くスロ-ボ-トと、
フアイサ-イに向けメコン川を遡って行くスロ-ボ-トが停留していた。
間違って違うボ-トに乗ったら大変だ、そこは何人もに確認をしようやく船内に落ち着く。
僕等の今日乗るボ-トは、昨日とは違うものだった。
P1110756_convert_20110622155200.jpg
再びスロ-ボ-トに乗船

日本製の乗用車かバンの後部座席を幾つもかき集め、そのまま船内の椅子としている。
その為座席は簡単に動き、前席との間隔も自由自在に取れるのは何かと都合がいい。
乗客の顔ぶれは昨日のメンバ-とだいたい同じ、皆スロ-な乗客ばかりだ。
P1110759_convert_20110622155302.jpg
空き気味の船内  ※船が変わればシ-トの質も変わる

船はゆっくり動き出し、順に回ってきた係員より終点フアイサ-イまでのチケットを購入。
料金は昨日の区間ルアンパバ-ン~パ-クベンと同じ料金であった。
二区間通しで買った日本人乗客曰く、
通しで買うと割り引かれるどころか、余計に高くなっているようだ。

今日も変わる事のない景色が、ただゆったりと流れていく。

青い空、
白い雲。
緑色の山、
焼け焦げた黒い斜面、
茶色く濁ったメコン川。
水上には特徴のある切り立った岩々が、荒々しく天を指し立ち並んでいる。
P1110765_convert_20110622155402.jpg
荒々しい岩肌が目立つ

メコンの岩肌に取り付けられた竹竿には、漁獲網がくくり付けられていた。
決して流れない浮かんだままのペットボトル、
その水面下には、おそらくこれまた漁獲用の仕掛けがあるのだろう。
このような仕掛けが出始めてくると、必ず集落が現れる。
大人は漁をし、子供はメコンに浸かり逞しく遊んでいる。

昼寝をする。
一応横にはなれるが、座席二つ分では足を畳むしかなく、かなり窮屈で体勢が辛い。
従ってあまり眠れない。

腹が減った、床に座り昼食とする。
わざわざ床に座ったのは、おかずの汁で座席が汚れるのが嫌だったから。
右手でカオニャオ(もち米)をつまみ、丸く固め中央に窪みを作る。
その穴におかずを入れ、いざ口へと運ぶ。
米は堅く食感がいい、適当に選んだおかずも中々いける。
P1110777_convert_20110622155510.jpg
床で昼食  ※乗船前に市場で買っておいたカオニャオとおかず

食べ終えると後方の洗面台で手を洗い、再び自分の席に着く。
景色を見る、
先程見たような景色だ。
ガイドブックを読む、
このペ-ジはさっき見たぞ。
日記を書く、
何もしていないから書く事もないな。
そして又、
景色を見る。
P1110778_convert_20110622155605.jpg
変わらない風景
P1110780_convert_20110622155723.jpg
メコンの子供達
P1110791_convert_20110622155819.jpg
焼き山
P1110792_convert_20110622155918.jpg
岸から突出た岩が途中の船着き場となる  ※ここで地元の男性一名下船
P1110796_convert_20110622160030.jpg
船内の売店は高い
P1110798_convert_20110622160142.jpg
船の後ろ半分  ※エンジン室や船長の居住場所

夕方近くになり、船の外は雨が降ってきた。
決まって毎日降り出す激しい雨、いいかげんラオスの雨にはもう懲り懲りだ。
こんな時、屋根のないスピ-ドボ-トは大変だろう。

ようやく雨が止んだ。
代わりに強い陽射しが船内に入り込んできた。
カ-テンに身を隠し、太陽が沈むのを待つ。

座席から眺める変わらぬ風景の中で、ふとある事に気が付いた。
空と山と川の比は6:2:2といったところか。
ボ-トはメコンに浮かんでいる為、視線の高さは自ずと限りなくメコンの水面に近くなる。
従って大きく広がる空が、芸術的な作り雲と共に視界の多くを占めている。
P1110803_convert_20110622160246.jpg
空と船
P1110805_convert_20110622160349.jpg
束の間の息抜き  ※僧侶達だって水浴びくらいする

次第にゴ-ルが近付いてきた。
対岸にタイの国旗や寺院が見えてきたから、そうと分かった。
出来れば今日中にラオスを抜け、タイ側国境の町チェンコ-ンに入っておきたかった。
だがボ-トが船着場に着いた時には、イミグレの閉まる18時を過ぎていた。
P1110815_convert_20110622160447.jpg
日没

パ-クベン。
この町は一本のメインストリ-トを中心に、イミグレへ下りる角辺りが最も賑わっている。
心配していた安宿も多くありそうだし、その料金や質も申し分ない。
予定外のラオスでのもう一夜。
安めのレストランでカオソイやチャ-ハンを食べ、ビアラオとペプシで穂乃花と祝う。
何を祝っているのかは毎度良く分からない。
P1110823_convert_20110622160613.jpg
テレビのアニメに夢中
P1110831_convert_20110622160717.jpg
カオソイとビアラオ
P1110835_convert_20110622160830.jpg
スネ-ク・ウィスキ-  ※日本へ持ち込めるのだろうか・・

商店の軒先で焼かれていた焼き鳥やソ-セ-ジ、それにビアラオとコ-ラを買い込んで、
他に客のいない宿3階の部屋前にあるロビ-で、穂乃花と宴会をする。
これが実に楽しい、最高の一時となった。

穂乃花この歳にして初めてのお使い、先程の店でビアラオと焼き鳥の追加を買ってきてもらう。
今夜もこうしてビアラオを飲めるとは思いもしなかっただけに、
飲み応えは抜群であった。
P1110837_convert_20110622160910.jpg
ラオス最後の夜  ※宴会はかなり盛り上がった


フアイサ-イ・PhoneThip GH泊-50000K


朝食(麺10000K×2) 昼食買出し(カオニャオ5000K、おかず3000K) スロ-ボ-ト(パ-クベン~フアイサ-イ、大人110000K、子供55000K)  トゥクトゥク(船着場~市中心5000K) 宿代(50000K、言い値60000K) 夕食(チャ-ハン15000K、カオソイ10000K、麺10000K、ビアラオ10000K×2、ペプシ5000K) 商店(ビアラオ10000K、コ-ラ5000K、焼き鳥1000K、ソ-セ-ジ2000K×2) 初めてのお使い(ビアラオ10000K、焼き鳥1000K×3)  計341,000K



ブログランキングに参加中。『子連れ旅行』バナ-のクリックをお願いします。→にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ旅行へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



| '11ラオス編 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://gakuto2164.blog85.fc2.com/tb.php/353-5f6b3430

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT