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ジャパニ-ズ~ラオス編(6)

2011年5月1日
~ルアンパバ-ン



国立博物館の道路向いから328段の長い階段を上り切り、僕達は今小高い丘の上にいる。
プ-シ-と呼ばれるこの展望地からは、茶色く濁ったメコン川やナムカ-ン川、
世界遺産ルアンパバ-ンの町並みが哀愁の風景を抱き、眼下に大きく広がって見えた。
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頂上に立つタ-ト・チョムシ-
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ルアンパバ-ンの町並み
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メコン川

あと1時間もすれば、メコン川の真上辺りに太陽は沈んでいるだろうか。
或いは、日没までにはまだ2時間くらいかかるだろうか。
いずれにせよ僕達は最後のその時まで、しぶとくここに居座る覚悟でいる。

それにしても、日本人が異常に多い。
この町に来て尚更そう感じてならない。
ツア-の団体客、家族連れ、男子学生、若いカップル、女友達・・、
アジアの秘境である筈のこの国にはバックパッカ-しかいないだろうと思っていただけに、
その驚きはかなり大きかった。
まるで京都や奈良等の日本の観光地でも訪れているかのようだ。
山頂を占めている数え切れない程の観光客、その大半は日本人ではなかろうか。


ビエンチャン発のVIPバスに乗り、今日の早朝このルアンパバ-ンにやって来た。
豪華なのは名前だけ、大きいのは車体だけ、客層は全てロ-カルで埋まっていた。
”ウォ~、これがVIPバスか!”
発車するなり添乗員からミネラルウォ-タ-の配分を受け、感激したのも束の間、
続けてナイロン袋が乗客全員に配られた。

そう言えば昨夜出発前、宿前のカフェでスイス人の中年旅行者が言っていた。
『ルアンパバ-ン行きのバスならかなり揺れるゼ、覚悟しておきな!』
そうか、分かったぞ!
”吐きたい方は是非この袋の中でお済ませ下さい”、そういう時の為に配られた袋なのだろう。

確かにバスは揺れた。
窓にはひびが入っており、激しい振動でいつ窓が割れてしまうか常に心配であった。
ふと腕時計で高度を確認すると、最高で標高1200mの高所を走行していた。
バスは真暗な山深き未舗装の悪路を、ガタガタ激しい縦揺れを起こし進んでいる。
全く眠る隙を与えない、辛く厳しい夜の移動だった。

苦労の末、夜明けと共に到着した町は雨だった。
トゥクトゥクに乗り市中心まで着いたのはいいが、自分の居場所が全くつかめない。
雨の中穂乃花と一つの折り畳み傘に入り、何度も現地の人に道を尋ね歩く。
しかし、ここでギブアップ。
再びトゥクトゥクに乗り、宿まで楽して運んでもらう。
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バスタ-ミナル

100,000kipのダブルの宿泊費を、頼み込み70,000kipにまけてもらいチェックイン。
この宿が凄くいい。
小奇麗な部屋には大きなベットにソファ-があり、トイレやシャワ-も部屋の中に完備。
部屋の奥にはバルコニ-があり、小さな椅子やテ-ブルまで付いている。
その上、無料の朝食用にコ-ヒ-や紅茶、バナナがあり、ロビ-のインタ-ネットも無料ときた。
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バナナとコ-ヒ-の朝食は無料
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メコン川周辺は安宿が多い

メコン川沿いの雨上がりの道路を、ブラブラと散歩がてら歩いてみる。
辿り着いたボ-トのチケット売場で、明後日のスロ-ボ-トのチケットを早々と押さえる。
こんな事前に買う乗客はいないようで、受け取ったチケットには1、2の数字が書かれていた。
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焼き物食堂
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チョイスした具材でサンドイッチ(10000K)
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スロ-ボ-トチケット売場

この町最大の見所、世界遺産ルアンパバ-ンを象徴するワット・シェント-ンまで歩く。
この寺院の建立は1560年、ラオスの中で最も美しいと称されている。
本堂を見てまず目を引く、湾曲し重なった屋根はルアンパバ-ン様式と呼ばれる。
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ワット・シェント-ン
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派手な装飾

この町はラオス最大の仏教都市だけあり寺院の数もかなり多く、立て続けに巡ってみた。
ワット・セ-ン。
この寺院は1714年に建立、その後2度、ブッタ生誕2500年を記念して改修が施されている。
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隅に置かれた未完成の仏像

ワット・マイ。
この寺院は国立博物館に隣接し、完成までに70年もの長い年月を要した傑作である。
屋根に限れば、ワット・シェント-ンよりも美しいとの評価もある。
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ストリ-ト

穂乃花は相当疲れているようで、通りを歩いていると次第にご機嫌が斜めになってきた。
昨夜はまともに眠っていないのだから無理もないか。
一旦宿に戻り、部屋で少し眠らせる事にした。
僕は近くの商店でビアラオを買い込み、バルコニ-で今後の計画を練るとする。
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お昼寝

・・そして2時間後、穂乃花を起こそうと試みるが一向に目を開けてはくれない。
仕方ないな、久々に一人で町歩きでもしてみるか。
寺院を二つ見学し、人気の食堂でルアンパバ-ン名物のカオソ-イを食べてみる。
味は最高に美味しいのだが、一人だとやけに寂しく感じてしまう。
山でも旅でも家族が一緒でないと、僕は少しも楽しめない事を改めて感じた。
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NanBaeのカオ・ソ-イ(12000K)
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タ-ト・パトゥム
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プ-シ-

腕時計で時刻を確認すると、既に15時半となっている。
いくら寝るのが大好きな穂乃花でも、3時間半も昼寝をすればもう充分だろう。
部屋に戻り穂乃花の背中をトントン叩くと、ニッコリ笑顔で僕の顔を見つめてくれた。

そして今、プ-シ-の頂上にいる。
次第に観光客が集まってきた。
皆目的は同じで、そこら中に座り込んで静かにその時を待っている。

太陽は陽射しを増し高度を下げてきたのだが、時間はまだしばらくかかりそうだ。
ここに居る誰もが、間もなく見届けるであろう太陽の最後に大きな期待を寄せている。
メコン川に沈む夕日は実に綺麗だろうな。
エジプトのナイル川、インドのガンジス河・・、どれも太陽との競演は見事であった。

それにしても、何故こんなに日本人がいるのだろう。
強い陽射しを避け日影に避難している僕の目の前を、次々と日本人が通り去っていく。
一体ここはどこなんだ。
なんだか居心地が悪いのは何故なんだ。
僕は目の前の光景を疑うかのように、必死に目を背けていた。

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ミックス・シェイク(5000K)
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激安ビュッフェ  ※10000Kで一皿盛り放題
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ナイトマ-ケット


ルアンパバ-ン・ビラデサGH泊-70000K


トゥクトゥク(バスタ-ミナル~市内20000K) トゥクトゥク(市内~GH10000K)  朝食(サンドイッチ10000K×2) スロ-ボ-ト(ルアンパバ-ン~パ-クベン、大人110000K、子供55000K) ワット・シェント-ン(大人20000K、子供フリ-) ポストカ-ド(2000K×5) ビアラオ(8000K) 昼食(カオソイ12000K) プ-シ-(大人20000K、子供フリ-) 夕食(ビュッフェ10000K×2、ビアラオ10000K) ミックスシェイク(5000K) ビアラオ(8000K)  計328,000K



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