暑いのはヤダ!~ラオス編(2)
2011年4月27日
名古屋中部国際空港~上海経由~タイ・バンコク
ここはタイ、バンコク。
有名な安宿街カオサンロ-ドから少し入った、寺裏にある安宿ベラベラハウス。
この常宿で僕達は朝を迎えた。
部屋は104号室。
1階ロビ-で靴を脱ぎ2階へと上がり、最初に目にする部屋がこの部屋だ。
この部屋にも、僕達はもう何度も泊まっている。
今日の朝名古屋を発ち、乗継地の上海を経由してここバンコクに入った。
しかしこの町の蒸し暑さは半端ではなかった。
むんむんと立ち込める嫌な熱気、絶え間なく額から垂れ落ちる汗。
知っている筈のこの時期のバンコクの気候に、僕は完全に打ちのめされていた。
名古屋中部国際空港~上海経由~タイ・バンコク
ここはタイ、バンコク。
有名な安宿街カオサンロ-ドから少し入った、寺裏にある安宿ベラベラハウス。
この常宿で僕達は朝を迎えた。
部屋は104号室。
1階ロビ-で靴を脱ぎ2階へと上がり、最初に目にする部屋がこの部屋だ。
この部屋にも、僕達はもう何度も泊まっている。
今日の朝名古屋を発ち、乗継地の上海を経由してここバンコクに入った。
しかしこの町の蒸し暑さは半端ではなかった。
むんむんと立ち込める嫌な熱気、絶え間なく額から垂れ落ちる汗。
知っている筈のこの時期のバンコクの気候に、僕は完全に打ちのめされていた。
遠路遥々送迎してくれた易しい妻と可愛い四女に見送られ、再び新たな旅が始まった。
インドから帰国して3ヶ月、過酷だった旅の余韻も抜け切れていない春先の旅立ちとなる。
名鉄の始発駅、新鵜沼発の一番列車に乗り、中部国際空港へと向かった。

中部国際空港(セントレア)
乗継地である上海行きのMU292便は、中央通路を挟み3人掛けシ-トが両脇に並んでいる。
大抵旅客機では通路が2つ、その間には3人掛け、両端には2人掛けが左右に並んでいる。
そう考えると、この中国東方航空の機体がいかに狭いかが、自ずとみえてくる。
おまけに各座席には映画やアニメ、音楽等を備えた個人用のモニタ-が備えられておらず、
前方にある共用の中型モニタ-から、吹き替えのない映画が1本放映されているだけである。
その為時間を潰すのが非常に辛いのだが、フライト時間も短いのでヨシとしよう。
機内食を食べ、中国産の青島ビ-ルを2本飲み干すと、上海浦東国際空港に到着。

機内食と青島ビ-ル
乗り継ぎの要領がよく分からないままイミグレ(入国審査)の長い列に並び、不意に中国入国。
送迎の中国人をよそにアライバルホ-ルから階段を上がり、直ちに出発ゲ-トへと向かう。
この場では航空会社のチェックインは必要ないので、そのまま荷物検査を受ける。
そして再びイミグレ(出国審査)の長い列に並び、すぐさま中国出国。
今までの旅行はほぼ全てが、経由地での乗り継ぎが必要な航空券ばかりであった。
どの国の空港もわざわざ入出国する必要はなく、ただ飛行機の乗換だけで済んでいたはずだ。
こんな面倒な空港は全く僕の記憶にない。
トランジットだからさすがに不用だろうと目論んだイミグレ-ションカ-ド、
入国審査でも出国審査でも書くよう迫られた。
バンコク行きの旅客機も相変わらず狭い造りで、座席には当然個人用のモニタ-などない。
CAの振る舞いもいささか無愛想で、何もかもが低い方に特化していた。
ぬるいビ-ルを2本平らげ、ようやくバンコクのスワンナプ-ム国際空港に到着。
実に退屈な機内だった。
いつものようにタクシ-乗り場を目指し歩いていると、電車のマ-クが目に入ってきた。
市内まで電車で行けるというのか・・、いつの間に出来たんだろう。
半信半疑のまま電車のマ-クを追っていく。
そして要領の分からないまま、係員に習いマカサンまでのト-クンを販売機にて購入。
真新しい車体の高架列車は高速道路沿いにその車体を走らせ、バンコクの中心部へと向かう。
快適な走行が30分、MRTとの連結駅マカサンに到着したようだ。
だが接続状態は非常に悪く、一度町に出て、MRT駅まで歩かなければならない。
そして初めてのMRTに乗り込む。
車内は意外に快適で、容易にファラポ-ンまでは来る事が出来た。
鉄道駅があるファラポ-ンから安宿の集うカオサンまでは、水上ボ-トが一番安上がりだ。
昨年も穂乃花と歩いているはずの道を、船着場を目指し歩く。
しかし全く要領が得られず、現地のタイ人に道を尋ねるが場所が思うように定まらない。
何度も何度もたらい回しにされ、同じ道を行ったり来たりを繰り返す。
のぼせてしまいそうなこの暑さ、背中に担いだバックパック・・、
道が違っている事が分かった時のショックは計り知れないものがある。
そして精魂尽き果て、ようやくボ-トに乗船する事が出来た。

日が沈んできた
やっと乗船したボ-トだったが、何かのパプニングに遭い目的地の一つ手前で停滞してしまう。
理由も分からぬまま他の乗客にならい、ボ-トを一旦降りるしかない。
しばらくして新たなボ-トに乗り換え、ようやく目指すバンランプ-の船着場に到着した。
予想外の事が続き、片方の空は色が落ち始めてきた。
行きかう車を交わし道路を横断、寺裏まで歩き1軒目に覘いたベラベラハウスにすんなりイン。
宿代は値上がりしていたが、今更宿を探して歩く気にはなれない。
結局ここまで辿り着くのに要した時間が、空港から2時間と20分。
どうせこうなるのなら、お金はかかったとしてもいつもの様にタクシ-にするべきだった。
部屋で短パンに着替えサンダルを履いて夜の町へ、そして取り合えずカオサンロ-ドを一往復。
相変わらず世界中からの旅行者で通りは溢れ、カオサン界隈は大変な賑わいを見せている。
ツア-オフィスで明日のビエンチャン行きの夜行バスを押さえ、早速いつもの屋台へと急いだ。

カオサンロ-ド
いつもの屋台は、いつもの場所で、いつもの美味しい料理を出してくれた。
だがどの品も少しずつ値上がりしていた事だけが、妙に気にかかる。
道向かいのシンガ-が奏でるギタ-と生歌を聞きながら、チャンビ-ルを豪快に飲み込んだ。
料理はとても美味しいのだが、いつものようにビ-ルの2本目を頼む気にはなれない。

いつもの屋台
それは、今日の2本のフライトで既に缶ビ-ルを4本飲んでいたからなのか・・、
いやそうではない。
この特有の蒸し暑さに、僕は完全に打ちのめされているようだ。
バンコク・ベラベラハウス泊-300B
高架列車(空港~マカサン35B×2) MRT(マカサン~ファラポ-ン29B×2) ボ-ト(タダ乗り) ベラベラハウス(300B) VIPバス(カオサン~ビエンチャン850B×2) 夕食(グリ-ンカレ-60B、チャイニ-ズ・ブロッコリ-60B、トムカ-カイ60B、フライドライス30B、チャンビ-ル70B、コ-ラ10B) パイナップル屋台(10B) 計2428B
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インドから帰国して3ヶ月、過酷だった旅の余韻も抜け切れていない春先の旅立ちとなる。
名鉄の始発駅、新鵜沼発の一番列車に乗り、中部国際空港へと向かった。

中部国際空港(セントレア)
乗継地である上海行きのMU292便は、中央通路を挟み3人掛けシ-トが両脇に並んでいる。
大抵旅客機では通路が2つ、その間には3人掛け、両端には2人掛けが左右に並んでいる。
そう考えると、この中国東方航空の機体がいかに狭いかが、自ずとみえてくる。
おまけに各座席には映画やアニメ、音楽等を備えた個人用のモニタ-が備えられておらず、
前方にある共用の中型モニタ-から、吹き替えのない映画が1本放映されているだけである。
その為時間を潰すのが非常に辛いのだが、フライト時間も短いのでヨシとしよう。
機内食を食べ、中国産の青島ビ-ルを2本飲み干すと、上海浦東国際空港に到着。

機内食と青島ビ-ル
乗り継ぎの要領がよく分からないままイミグレ(入国審査)の長い列に並び、不意に中国入国。
送迎の中国人をよそにアライバルホ-ルから階段を上がり、直ちに出発ゲ-トへと向かう。
この場では航空会社のチェックインは必要ないので、そのまま荷物検査を受ける。
そして再びイミグレ(出国審査)の長い列に並び、すぐさま中国出国。
今までの旅行はほぼ全てが、経由地での乗り継ぎが必要な航空券ばかりであった。
どの国の空港もわざわざ入出国する必要はなく、ただ飛行機の乗換だけで済んでいたはずだ。
こんな面倒な空港は全く僕の記憶にない。
トランジットだからさすがに不用だろうと目論んだイミグレ-ションカ-ド、
入国審査でも出国審査でも書くよう迫られた。
バンコク行きの旅客機も相変わらず狭い造りで、座席には当然個人用のモニタ-などない。
CAの振る舞いもいささか無愛想で、何もかもが低い方に特化していた。
ぬるいビ-ルを2本平らげ、ようやくバンコクのスワンナプ-ム国際空港に到着。
実に退屈な機内だった。
いつものようにタクシ-乗り場を目指し歩いていると、電車のマ-クが目に入ってきた。
市内まで電車で行けるというのか・・、いつの間に出来たんだろう。
半信半疑のまま電車のマ-クを追っていく。
そして要領の分からないまま、係員に習いマカサンまでのト-クンを販売機にて購入。
真新しい車体の高架列車は高速道路沿いにその車体を走らせ、バンコクの中心部へと向かう。
快適な走行が30分、MRTとの連結駅マカサンに到着したようだ。
だが接続状態は非常に悪く、一度町に出て、MRT駅まで歩かなければならない。
そして初めてのMRTに乗り込む。
車内は意外に快適で、容易にファラポ-ンまでは来る事が出来た。
鉄道駅があるファラポ-ンから安宿の集うカオサンまでは、水上ボ-トが一番安上がりだ。
昨年も穂乃花と歩いているはずの道を、船着場を目指し歩く。
しかし全く要領が得られず、現地のタイ人に道を尋ねるが場所が思うように定まらない。
何度も何度もたらい回しにされ、同じ道を行ったり来たりを繰り返す。
のぼせてしまいそうなこの暑さ、背中に担いだバックパック・・、
道が違っている事が分かった時のショックは計り知れないものがある。
そして精魂尽き果て、ようやくボ-トに乗船する事が出来た。

日が沈んできた
やっと乗船したボ-トだったが、何かのパプニングに遭い目的地の一つ手前で停滞してしまう。
理由も分からぬまま他の乗客にならい、ボ-トを一旦降りるしかない。
しばらくして新たなボ-トに乗り換え、ようやく目指すバンランプ-の船着場に到着した。
予想外の事が続き、片方の空は色が落ち始めてきた。
行きかう車を交わし道路を横断、寺裏まで歩き1軒目に覘いたベラベラハウスにすんなりイン。
宿代は値上がりしていたが、今更宿を探して歩く気にはなれない。
結局ここまで辿り着くのに要した時間が、空港から2時間と20分。
どうせこうなるのなら、お金はかかったとしてもいつもの様にタクシ-にするべきだった。
部屋で短パンに着替えサンダルを履いて夜の町へ、そして取り合えずカオサンロ-ドを一往復。
相変わらず世界中からの旅行者で通りは溢れ、カオサン界隈は大変な賑わいを見せている。
ツア-オフィスで明日のビエンチャン行きの夜行バスを押さえ、早速いつもの屋台へと急いだ。

カオサンロ-ド
いつもの屋台は、いつもの場所で、いつもの美味しい料理を出してくれた。
だがどの品も少しずつ値上がりしていた事だけが、妙に気にかかる。
道向かいのシンガ-が奏でるギタ-と生歌を聞きながら、チャンビ-ルを豪快に飲み込んだ。
料理はとても美味しいのだが、いつものようにビ-ルの2本目を頼む気にはなれない。

いつもの屋台
それは、今日の2本のフライトで既に缶ビ-ルを4本飲んでいたからなのか・・、
いやそうではない。
この特有の蒸し暑さに、僕は完全に打ちのめされているようだ。
バンコク・ベラベラハウス泊-300B
高架列車(空港~マカサン35B×2) MRT(マカサン~ファラポ-ン29B×2) ボ-ト(タダ乗り) ベラベラハウス(300B) VIPバス(カオサン~ビエンチャン850B×2) 夕食(グリ-ンカレ-60B、チャイニ-ズ・ブロッコリ-60B、トムカ-カイ60B、フライドライス30B、チャンビ-ル70B、コ-ラ10B) パイナップル屋台(10B) 計2428B
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