キャメル・サファリ~インド編(28)
2011年1月13日
ジャイサルメ-ル (キャメル・サファリ1日目)
インドに来たなら是非とも体験してほしい”キャメル・サファリ”。
デリ-南西266kmに位置するラ-ジャスタ-ンの州都ジャイプル、そこから鉄道で12時間。
パキスタンとの国境まで100kmとなるラ-ジャスタ-ン州最西の町が、ここジャイサルメ-ル。
昨年エジプトで白砂漠のキャメル・サファリを断念していただけに、今回の期待も大きい。

長閑な朝
ガンディ-チョ-クに面したツア-オフィスに朝9時集合。
メインのバックパックをオフィスに預け、勧められたチャイをご馳走になる。
やがてオフィス正面に乗用車が現れ、いよいよ出発となった。
運転手の隣りにはオフィスのオ-ナ-が座り、後部座席には僕等親子2人が座る。
途中、給水施設でタンクの水を満タンにし、30km離れた郊外までの移動となる。
10時、ラクダ一行との待ち合わせ場所に着いたようだが、肝心の姿が見当たらない。
辺り一帯を車で行ったり来たり探し回るが、悲しい事にどこにもその姿がない。
”もしかして何らかの手違いで、今日はラクダは来ていないのではないか・・”
焦るオ-ナ-は携帯電話を何度も何度も取り出すが、電波の調子も悪いときた。
”本当に大丈夫なのかい・・”、僕はいきなり出だしから不安な気持ちにさらされていた。

車に駆け寄る少年達
ジャイサルメ-ル (キャメル・サファリ1日目)
インドに来たなら是非とも体験してほしい”キャメル・サファリ”。
デリ-南西266kmに位置するラ-ジャスタ-ンの州都ジャイプル、そこから鉄道で12時間。
パキスタンとの国境まで100kmとなるラ-ジャスタ-ン州最西の町が、ここジャイサルメ-ル。
昨年エジプトで白砂漠のキャメル・サファリを断念していただけに、今回の期待も大きい。

長閑な朝
ガンディ-チョ-クに面したツア-オフィスに朝9時集合。
メインのバックパックをオフィスに預け、勧められたチャイをご馳走になる。
やがてオフィス正面に乗用車が現れ、いよいよ出発となった。
運転手の隣りにはオフィスのオ-ナ-が座り、後部座席には僕等親子2人が座る。
途中、給水施設でタンクの水を満タンにし、30km離れた郊外までの移動となる。
10時、ラクダ一行との待ち合わせ場所に着いたようだが、肝心の姿が見当たらない。
辺り一帯を車で行ったり来たり探し回るが、悲しい事にどこにもその姿がない。
”もしかして何らかの手違いで、今日はラクダは来ていないのではないか・・”
焦るオ-ナ-は携帯電話を何度も何度も取り出すが、電波の調子も悪いときた。
”本当に大丈夫なのかい・・”、僕はいきなり出だしから不安な気持ちにさらされていた。

車に駆け寄る少年達
終に飽きらめたのか、はたまた気が動転しているのか、車は町方向に戻り始めた。
そして10時半、運良く道路脇の草むらで客人を待つキャメル一行を発見。
どうも待ち合わせ場所の意思統一が取れていなかったようだ。
ガイドは白い衣装に身を包んだ小太りのムスリム(イスラム教徒)、ヌラ。
コックは物静かそうな青年、デウ。
コックの同行は聞いておらず少し驚きであったが、僕等を含め総勢4名のキャラバンとなる。

ラクダ発見

荷造り
ラクダは3頭。
先頭をガイドとコックが話をしならが歩き、
ジョニ-に乗った僕、モ-ニンカに乗った岳登、空のラクダと1列に並び荒野を進んで行く。
後続で岳登が跨っているラクダ、その手綱は僕が握っている。

荒野を進む
出発前ツア-オフィスで読んだ参加者の感想ノ-トでは、どれも苦い体験談ばかりだった。
”かなり尻が痛い”、”二度と乗りたくない”、”短時間で充分だ”・・等。
その為、期待よりも不安を抱えてのライディングとなった。
右足を高々と上げ、おとなしく座り込んでくれているラクダに颯爽と跨る。
座席の後方には毛布がぎっしりと積んである為、ラクダの背の前方に座る事になる。
最初こそ不安定ではあったが、揺れにも直に慣れてきた。
バイクにでも跨っているかのように両足のももを内に強く締め、背筋はピンと伸ばす。
上下するラクダの振動に合わせ、自分の体も自ずとリズミカルに揺れてくれた。
ラクダの背の座る部分には毛布が敷かれ、意外にも尻は全く痛くない。
ライディングの姿勢に疲れれば、体を後ろに預け体を休める事も出来る。
1人1頭のチョイスは大正解だった。
料金を渋り相乗りとしていれば、身動きが取れない程狭く、かなり辛かった事はもう間違いない。
とは言え、両足が宙ぶらりとなり、その上大股を開いている為、次第に両太ももが疲れてきた。
ストレッチ運動で、両足を全開にしているような体勢が続く。
時々、片足づつラクダの背に上げ、足を休めるしかない。
快適なライディングを続け、通りがかりの村でラクダを一旦降りる。
45分程、村を散策。
村と言えど、片手で数えれる程しか民家はないが、非常に興味の湧くここでの滞在となった。

砂漠の民
12時10分、ランチ休憩となる。
規定のランチ場所なのか、たまたま見つけた適所なのかは分からない。
ガイドとコックは服が汚れる事など一切気にしていないようで、おもむろに砂の上に座り込む。
僕等は敷かれたマットに腰を下ろし、コック等は早速調理に取り掛かった。

キリンのようなシルエット
まず温かいチャイが入り、ポテトのような揚げスナックを手早く作ってくれた。
どこからか現れたタ-バン姿の長老も加わり、待望のランチが始まった。
ジャガイモ、カリフラワ-、グリ-ンピ-スの入ったカレ-とチャパティ。
コックのナイフさばきやチャパティを作る一連の動作を見ていると、感心せずにはいられない。

揚げスナック
ガイドも鉄板の上のチャパティを手でひっくり返したり、完璧な補助をしていた。
タ-バン姿の長老は結局食べるだけ食べ、一頭のラクダを引いてどこかへ去って行った。
空のラクダの持ち主だったのだろうか・・。
ランチはとても美味しく、これまでインドで食べてきた中で一番と言っても過言ではない。
お腹も満腹となり、しばし満足感に浸る事が出来た。
しかし、そこからが長かった。
いつまで経っても出発する気配がないので、たまらず訊いてみる。
『あと30分くらいしたら出るさ!』
随分のん気な事を言っているが、一体どうなっているのだ。
次第にこのインド人に、ツア-に不安を抱くようになってきた。

何もしない長老

1日目の昼食
つづく・・
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そして10時半、運良く道路脇の草むらで客人を待つキャメル一行を発見。
どうも待ち合わせ場所の意思統一が取れていなかったようだ。
ガイドは白い衣装に身を包んだ小太りのムスリム(イスラム教徒)、ヌラ。
コックは物静かそうな青年、デウ。
コックの同行は聞いておらず少し驚きであったが、僕等を含め総勢4名のキャラバンとなる。

ラクダ発見

荷造り
ラクダは3頭。
先頭をガイドとコックが話をしならが歩き、
ジョニ-に乗った僕、モ-ニンカに乗った岳登、空のラクダと1列に並び荒野を進んで行く。
後続で岳登が跨っているラクダ、その手綱は僕が握っている。

荒野を進む
出発前ツア-オフィスで読んだ参加者の感想ノ-トでは、どれも苦い体験談ばかりだった。
”かなり尻が痛い”、”二度と乗りたくない”、”短時間で充分だ”・・等。
その為、期待よりも不安を抱えてのライディングとなった。
右足を高々と上げ、おとなしく座り込んでくれているラクダに颯爽と跨る。
座席の後方には毛布がぎっしりと積んである為、ラクダの背の前方に座る事になる。
最初こそ不安定ではあったが、揺れにも直に慣れてきた。
バイクにでも跨っているかのように両足のももを内に強く締め、背筋はピンと伸ばす。
上下するラクダの振動に合わせ、自分の体も自ずとリズミカルに揺れてくれた。
ラクダの背の座る部分には毛布が敷かれ、意外にも尻は全く痛くない。
ライディングの姿勢に疲れれば、体を後ろに預け体を休める事も出来る。
1人1頭のチョイスは大正解だった。
料金を渋り相乗りとしていれば、身動きが取れない程狭く、かなり辛かった事はもう間違いない。
とは言え、両足が宙ぶらりとなり、その上大股を開いている為、次第に両太ももが疲れてきた。
ストレッチ運動で、両足を全開にしているような体勢が続く。
時々、片足づつラクダの背に上げ、足を休めるしかない。
快適なライディングを続け、通りがかりの村でラクダを一旦降りる。
45分程、村を散策。
村と言えど、片手で数えれる程しか民家はないが、非常に興味の湧くここでの滞在となった。

砂漠の民
12時10分、ランチ休憩となる。
規定のランチ場所なのか、たまたま見つけた適所なのかは分からない。
ガイドとコックは服が汚れる事など一切気にしていないようで、おもむろに砂の上に座り込む。
僕等は敷かれたマットに腰を下ろし、コック等は早速調理に取り掛かった。

キリンのようなシルエット
まず温かいチャイが入り、ポテトのような揚げスナックを手早く作ってくれた。
どこからか現れたタ-バン姿の長老も加わり、待望のランチが始まった。
ジャガイモ、カリフラワ-、グリ-ンピ-スの入ったカレ-とチャパティ。
コックのナイフさばきやチャパティを作る一連の動作を見ていると、感心せずにはいられない。

揚げスナック
ガイドも鉄板の上のチャパティを手でひっくり返したり、完璧な補助をしていた。
タ-バン姿の長老は結局食べるだけ食べ、一頭のラクダを引いてどこかへ去って行った。
空のラクダの持ち主だったのだろうか・・。
ランチはとても美味しく、これまでインドで食べてきた中で一番と言っても過言ではない。
お腹も満腹となり、しばし満足感に浸る事が出来た。
しかし、そこからが長かった。
いつまで経っても出発する気配がないので、たまらず訊いてみる。
『あと30分くらいしたら出るさ!』
随分のん気な事を言っているが、一体どうなっているのだ。
次第にこのインド人に、ツア-に不安を抱くようになってきた。

何もしない長老

1日目の昼食
つづく・・
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| '11インド編 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑