蝶ヶ岳、常念岳
【山域】蝶ヶ岳(2677m)、常念岳(2857m)、前常念岳(2661m)
【日時】平成20年7月19日~7月21日
【天候】晴れ
【岳人】岳登(小3)、僕
1日目
三股駐車場(4:35) 前夜自宅を車で発ち、街道沿いにある道の駅堀金を更に北上。堀金の交差点を左折すると三股に辿り着く。この駐車場にはトイレや水場がある。バモスにて車中泊。翌朝、蝶ヶ岳新道より登り始める。今回は三股を基点に蝶ヶ岳、常念岳とぐるり周回するコ-スを計画してみた。同じ道を通る必要がなく無駄がない。ただ最終日の常念の登り返しが辛いかな・・。しばらく歩くと力水に到着。”力水”と書かれた薄い鉄板が谷沿いに置かれていた。これが最後の水場と思った方がいい。この先の蝶沢上部でも沢水を汲むことは出来るが、時期によっては沢を少し登らなければならない。この蝶ヶ岳新道。荷物が重いと意外に堪える。

蝶ヶ岳新道
力水(5:17、5:27)
まめうち平(7:05)
蝶ヶ岳ヒュッテ幕営地(10:30) 蝶ヶ岳山頂は幕営地より3分程の近距離。テントを張り、取り合えず山頂に立ってみる。さすがに眺望は抜群だ。わずかに雪を残した穂高連峰がすぐ目の前に連なっている。蝶ヶ岳新道では泣きべそを掻いていた岳登の機嫌も段々と良くなってきたようだ。テントの前にシ-トを広げ、ラ-メンを作って食べる。今日はとても天気が良い。稜線を散策し穂高をのんびり眺めたり、トランプを興じたり山の上を満喫。その後シ-トに仰向けになり晴天の下、少し昼寝をした。そして夕暮時、地鳥のケイチャンにうどんを入れ食べた。この幕営地、とても広く山頂も近く、大変気に入った。

蝶ヶ岳

夕食
【日時】平成20年7月19日~7月21日
【天候】晴れ
【岳人】岳登(小3)、僕
1日目
三股駐車場(4:35) 前夜自宅を車で発ち、街道沿いにある道の駅堀金を更に北上。堀金の交差点を左折すると三股に辿り着く。この駐車場にはトイレや水場がある。バモスにて車中泊。翌朝、蝶ヶ岳新道より登り始める。今回は三股を基点に蝶ヶ岳、常念岳とぐるり周回するコ-スを計画してみた。同じ道を通る必要がなく無駄がない。ただ最終日の常念の登り返しが辛いかな・・。しばらく歩くと力水に到着。”力水”と書かれた薄い鉄板が谷沿いに置かれていた。これが最後の水場と思った方がいい。この先の蝶沢上部でも沢水を汲むことは出来るが、時期によっては沢を少し登らなければならない。この蝶ヶ岳新道。荷物が重いと意外に堪える。

蝶ヶ岳新道
力水(5:17、5:27)
まめうち平(7:05)
蝶ヶ岳ヒュッテ幕営地(10:30) 蝶ヶ岳山頂は幕営地より3分程の近距離。テントを張り、取り合えず山頂に立ってみる。さすがに眺望は抜群だ。わずかに雪を残した穂高連峰がすぐ目の前に連なっている。蝶ヶ岳新道では泣きべそを掻いていた岳登の機嫌も段々と良くなってきたようだ。テントの前にシ-トを広げ、ラ-メンを作って食べる。今日はとても天気が良い。稜線を散策し穂高をのんびり眺めたり、トランプを興じたり山の上を満喫。その後シ-トに仰向けになり晴天の下、少し昼寝をした。そして夕暮時、地鳥のケイチャンにうどんを入れ食べた。この幕営地、とても広く山頂も近く、大変気に入った。

蝶ヶ岳

夕食
2日目
蝶ヶ岳ヒュッテ幕営地(6:30) 朝方外は大変冷え込んでおり、カッパを着て寒さをしのぐ。すぐ近くの山頂で朝日を拝むと、幕営地のカラフルなテントは朝日に包まれていた。朝食を取りテント撤収。いよいよ縦走の開始だ。穂高を左に従え稜線を歩いていると、行く手に鮮やかな虹が架かった。雨なんて降ってたかな。運良く雷鳥の親子にも出会えた。

一日の始まり
蝶槍(7:00) 今回の縦走で初めて蝶槍の存在を知ったが、そのユニ-クな山名や独特の山容がとても気に入った。”蝶ヶ岳にある槍”。蝶槍に限らず山の名前自体単純な由来が多いが、この表現には実にはまった。その後周辺の山に登った時には迷わず蝶槍を探すようになり、意外にどこの山からでも確認出来る。

蝶槍を背に
常念岳(10:40、11:00) 常念に登ったのは何回目だろうか。長女の初登山が確かこの山だった。その前にも何回か来ているし、今後も何度か訪れるだろうな。信州の名山と言えよう。

常念岳
常念小屋幕営地(11:55) 早速好位置をキ-プ。テントの中から常念岳が望めるようにテントを張った。大人気の山だけに既にテントの数も多い。テントの入口前にシ-トを広げ、小屋で買ってきたアサヒス-パ-ドライで乾杯。岳登には持参したオレンジジュ-ス。しかしこのビ-ルのぬるい事。小屋受付前の水桶に浸してあっただけで、ほとんど冷えていない。もう常念で買うのはよしておこう。夕食にはモヤシ入り焼きそばに初挑戦してみるが、コッヘルが焦げ失敗に終わる。ただ焦げただけなら我慢も出来るが、生もののモヤシは完全に腐っていた。「岳登すまんな、今晩は飯抜きだ!」

常念乗越
3日目
常念小屋幕営地(6:25) 今日も綺麗な朝日を拝む事が出来た。出だしがいいぞ。峠はすぐに朝日を浴び槍穂の稜線の影となり、少しの間黒い色に包まれた。稜線の上には真ん丸お月様。朝の常念を眺めながら朝食を取る。テントを撤収し最終日が始まる。昨日降りた常念山頂からの下り道を今度は登り返す。この唯一の無駄を省くべく、常念を巻くル-トがあるようだったが通れないようだ。空には雲一つなく、真っ青な空に槍穂高が冴えて見える。

大キレットと月

常念を背に
三股分岐(7:15、7:20) 三股への分岐には道標がありここで折れる。そこから前常念までは岩場が多い岩稜歩きとなり、少し緊張が必要となる。遥か彼方には富士山が雲に浮かんでいた。

三股分岐

岳爺
前常念岳(8:10、8:22)

常念を背に、前常念岳三角点
2207m地点(10:00)
三股駐車場(12:05) 前常念の先はひたすら樹林帯を下る事になる。そして無事三股にゴ-ル。天候にも恵まれ息子と過した楽しい3日間となった。
ブログランキングに参加中。1日1クリックのご協力をお願い致します。→
にほんブログ村
蝶ヶ岳ヒュッテ幕営地(6:30) 朝方外は大変冷え込んでおり、カッパを着て寒さをしのぐ。すぐ近くの山頂で朝日を拝むと、幕営地のカラフルなテントは朝日に包まれていた。朝食を取りテント撤収。いよいよ縦走の開始だ。穂高を左に従え稜線を歩いていると、行く手に鮮やかな虹が架かった。雨なんて降ってたかな。運良く雷鳥の親子にも出会えた。

一日の始まり
蝶槍(7:00) 今回の縦走で初めて蝶槍の存在を知ったが、そのユニ-クな山名や独特の山容がとても気に入った。”蝶ヶ岳にある槍”。蝶槍に限らず山の名前自体単純な由来が多いが、この表現には実にはまった。その後周辺の山に登った時には迷わず蝶槍を探すようになり、意外にどこの山からでも確認出来る。

蝶槍を背に
常念岳(10:40、11:00) 常念に登ったのは何回目だろうか。長女の初登山が確かこの山だった。その前にも何回か来ているし、今後も何度か訪れるだろうな。信州の名山と言えよう。

常念岳
常念小屋幕営地(11:55) 早速好位置をキ-プ。テントの中から常念岳が望めるようにテントを張った。大人気の山だけに既にテントの数も多い。テントの入口前にシ-トを広げ、小屋で買ってきたアサヒス-パ-ドライで乾杯。岳登には持参したオレンジジュ-ス。しかしこのビ-ルのぬるい事。小屋受付前の水桶に浸してあっただけで、ほとんど冷えていない。もう常念で買うのはよしておこう。夕食にはモヤシ入り焼きそばに初挑戦してみるが、コッヘルが焦げ失敗に終わる。ただ焦げただけなら我慢も出来るが、生もののモヤシは完全に腐っていた。「岳登すまんな、今晩は飯抜きだ!」

常念乗越
3日目
常念小屋幕営地(6:25) 今日も綺麗な朝日を拝む事が出来た。出だしがいいぞ。峠はすぐに朝日を浴び槍穂の稜線の影となり、少しの間黒い色に包まれた。稜線の上には真ん丸お月様。朝の常念を眺めながら朝食を取る。テントを撤収し最終日が始まる。昨日降りた常念山頂からの下り道を今度は登り返す。この唯一の無駄を省くべく、常念を巻くル-トがあるようだったが通れないようだ。空には雲一つなく、真っ青な空に槍穂高が冴えて見える。

大キレットと月

常念を背に
三股分岐(7:15、7:20) 三股への分岐には道標がありここで折れる。そこから前常念までは岩場が多い岩稜歩きとなり、少し緊張が必要となる。遥か彼方には富士山が雲に浮かんでいた。

三股分岐

岳爺
前常念岳(8:10、8:22)

常念を背に、前常念岳三角点
2207m地点(10:00)
三股駐車場(12:05) 前常念の先はひたすら樹林帯を下る事になる。そして無事三股にゴ-ル。天候にも恵まれ息子と過した楽しい3日間となった。
ブログランキングに参加中。1日1クリックのご協力をお願い致します。→

にほんブログ村
スポンサーサイト
| '08山行記録 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑