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Lassi~インド編(25)

2011年1月10日
~ジャイプル



”ジャイプル”と言えば、やはり”ラッシ-”だろう。
では”ラッシ-”と言えば、やはり”ジャイプル”となってしまう。
古い記憶を呼び起こしても、風の宮殿のピンク色よりもまずはラッシ-が頭に浮かぶ。

『チャ-イ、チャイ!』
今日も張りのある伸びやかな売り子の掛け声で目を覚ました。
夜行車両は今日もまた、夜通し頑張って走ってくれた。
順調ならば、あと3時間程でジャイプルに着く事になる。

停車駅でプラットホ-ムの売り子から、朝食用にプ-リ-を買う。
使い古しの新聞紙の上に油の乗った小さなプ-リ-が6枚、
売り子は慣れた手つきで小皿にカレ-を注ぎ、プ-リ-の上に重ね渡してくる。
これを列車内に持ち込み、自分の座席に腰掛けて食べる訳だが、
少しでも皿を傾けるとカレ-がこぼれてしまい、自分の座席がカレ-まみれになってしまう。
カレ-は少し辛いけど、油っこいプ-リ-とも良く絡まりなかなかの味だ。
値段はどこもだいたい10Rsと安く、列車での朝はプ-リ-で済ます事が多くなる。
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列車での定番朝食  ※安くてかなり美味いが、汚さないよう食べるのが難しい
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カレ-とプ-リ-(小6枚)で10Rs


それにしても、今朝は霧が深い。
ツンとした冷気が鼻に入り、故郷の冬を思い出す。
ふと居合わせたインド人学生にジャイプルへの到着時間を尋ねてみる。
学生曰く”3時間レイト”のようだ。
やはりこの深い霧が原因で思うように列車も走れていないらしい。
窓を開け車窓から外を眺めていると、『プ~、プ~』と警笛を鳴らしながら走っている事に気付く。
視界がない為、運転手も相当苦労しているようだ。
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見送り
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肌寒い朝
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用途多彩  ※チャダルは毛布代わりにもなる

定刻より3時間遅れの12時45分、列車はラ-ジャスタ-ンの州都ジャイプルに到着。
早速近づいてきたリクシャマンは10Rsでホテルまで運んでくれると言う。
その彼を外に待たせ、鉄道予約オフィスで最後となる2区間の手配に取り掛かる。
岳登は予約窓口に並ばせ、僕はエンクワイアリ-に並んで順番を待つ。
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ジャイプル駅

通常はエンクワイアリ-で教わった列車番号を予約シ-トに書き込み、予約窓口に提出。
岳登の並ぶ予約(購入)窓口の方が、先に順番が回ってきた。
僕はエンクワイアリ-の列を離れ、一か八か予約窓口に予約シ-トを差し出してみた。
窓口の係員は画面で列車番号や空き状況を調べてくれ、チケットが買えてしまった。
今までエンクワイアリ-に並んでいた意味は何だったのか。
”複数区間分をまとめて買う”という技も、最後になりようやく実践。
ジャイサルメ-ルからジョ-ドプル区間はウェティングだが、優先順位は上位。
最後の移動ジョ-ドプルからデリ-への区間は、見事座席を押さえる事が出来た。

今回も予約チケットを買うのに1時間近くかかった。
”さすがにリクシャマンはもういないだろう・・”
建物の外に出ると彼は嬉しそうに笑みを浮かべ僕等に駆け寄ってきた。
僅か10Rsの為に1時間も僕等を待っていたのだ。

ガイドブックで目星を付けておいたのが、鉄道駅からほど近い”ゴ-ルデンホテル”。
言い値500Rsには驚いたが、ホテルにはエレベ-タ-があり、部屋にはテレビもある。
受付に戻り渋っていると、あっさり ”オ-ケ-、300Rs!” と値を下げてきた。
何なんだこのオッサンは、完全に足元を見られていたようだ。
部屋は3階、トイレシャワ-はインサイドだが、シャワ-は水しか出ない。

列車が遅れたせいで、今日は観光に費やす時間が随分と限られてきた。
通りで人力車を捕まえ、ジャイプル観光の基点となる旧市街中心部まで運んでもらう。

ジャンタル・マンタル。
マハラジャがインド各地に造った天文台だが、ジャイプルのものが最も大きく、観測儀も多い。
現地時間や日の長さ、星や惑星の位置、経度緯度等を正確に測る幾つもの観測儀が、
幾何学的オブジェのように配置されている。
観測儀には全て重要な意義があり、配置する場所や角度においても正確性を強いている。
ガイドを頼んで説明を聞けば興味も湧いただろうが、僕にはただのオブジェでしかなかった。
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ジャンタル・マンタル(天文台)
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観測儀
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コブラ使い

そして、いよいよジャイプルのシンボル ”風の宮殿(Hawa Mahal)”。
この町が”ピンクシティ”と呼ばれる所以は、この宮殿のピンク色にある。
正面から眺めた壮大で鮮やかな風貌とは異なり、中に入ると奥行きが驚く程浅い事に気付く。
見た目とのこのギャップが、一度目にした者の脳裏に深く印象を植えつける。
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風の宮殿
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奥行きがない不思議な造り
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交通ラッシュ

風の宮殿近くの人気店でアイスクリ-ムラッシ-(18Rs)を頼んでみる。
ロ-ズの味が効きとても美味しく、アイスクリ-ムが入っている為食べ応えも充分だ。
これはいい店を見つけた。
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絶品のアイスクリ-ムラッシ-  ※風の宮殿近くの人気店
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交差点

旧市街を抜け、大通りをしばらく歩く。
ようやく見つけたマクドナルドで、2度目となるチキン・マハラジャマックを食べる。
最高に美味しい訳ではないが、ここでしか食べれない物には僕も目が無い。
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ケ-キ屋
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マクドナルド

マクドナルドの後は、再びラッシ-。
3軒同名の店が並ぶ”Lassi wara”、どの店が良いのか分からないが値段も量も同じようだ。
一番左端の店で大28Rsと小14Rsを飲んでみる。
素焼きの器に入ったラッシ-は確かに美味しいが、今まで飲んできたものと何ら変わらない。
値ばかり張り、ここは期待倒れとなる。
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Lassi waraの壺ラッシ-(大28Rs、小14Rs)
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ガラス越しのリクシャ  ※車屋で普通に売られていた

ジャイプルの町を歩いていると、多くの店の軒先で積み重なった素焼きの容器が目に入る。
北インドを旅してきて、寒い季節のせいなのかラッシ-屋はどの町もあまり見かけなかった。
だがジャイプルにはラッシ-屋が多く、大人から子供まで皆一同に飲んでいる。
ラッシ-好きには堪らない町、それがジャイプル。
その中でも風の宮殿近くのアイスクリ-ムラッシ-は、
本当に美味しかった。


ジャイプル・ゴ-ルデンホテル泊-300Rs


朝食(列車内プ-リ-10Rs×2) チャイ(5Rs×2) 鉄道予約(ジャイサルメ-ル~ジョ-ドプル458Rs、ジョ-ドプル~デリ-295Rs) リクシャ(駅~ホテル10Rs) ゴ-ルデンホテル(300Rs) 人力車(30Rs) ジャンタル・マンタル(100Rs×2) 風の宮殿(50Rs×2) アイスクリ-ムラッシ-(18Rs×2) 年代物コイン(露店5Rs×2、10Rs) ケ-キ(12Rs) ウィスキ-(60Rs) ポストカ-ド(5Rs) 夕食(チキンマハラジャマック2セット257Rs) ラッシ-(大28Rs、小14Rs)  計1855Rs



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