FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

真夜中のコ-ヒ-マン~インド編(22)

2011年1月8日
~ボ-パ-ル



”May I have your attention please!”

深夜1時40分、定刻の20時より随分遅れカルカッタ発の列車はボ-パ-ル駅に到着。
真夜中の途中駅での下車、これが最重要課題であった。
同じボックスに座る親切な青年の助けもあり、無事目的地に降り立つ事が出来た。

道中色々話しかけてきたインド人の中年男性オム、彼は4駅手前のビナで下車。
物静かで岳登に食べ物まで分け与えてくれた親切なインド人青年セクセフォ-ディ-ン、
その彼は僕等の1駅手前のビリサ-で降りていった。

親切な青年が売り子から買ってくれた紙タバコ(1Rs)はかなり刺激が強く、
タバコを吸わない僕としては顔をしかめるしかなく、長くは口に入れてはいられなかった。
陽気な青年等もボックスに加わり、深夜未明周りは眠りに就いているにも係らず、
音楽をガンガン鳴らし、僕等のボックスだけ大変な盛り上がりようとなる。
どうもインド人は周囲を全く気にしない気質のようだ。
P1090673_convert_20110227121411.jpg
真夜中の寝台  ※岳登の写真右が親切な青年


ここボ-パ-ルの駅はさすがは州都だけあり、僕の想像よりも幾分大きい。
プラットホ-ムには列車を待つ乗客の姿も多く、こんな時間にも係らず売店も開いている。
売店を手伝っているのは岳登くらいの少年だった。

プラットホ-ムのベンチを陣取る。
インド人がベンチに座りたいと言ってきても、律儀に詰める気なんて更々ない。
インドでは生きるか死ぬか、図太い者だけが生き残る。
P1090680_convert_20110227121449.jpg
ボ-パ-ル駅下車
P1090681_convert_20110227121547.jpg
日記を書く
P1090682_convert_20110227121628.jpg
プラットホ-ム

”May I have your attention please!”
このアナウンスが鳴り響く真夜中の駅のベンチに座っていると、興味深い売り子が現れた。
ネスカフェのタンクを背負い、そこからホ-スが伸び、正面には紙コップをぶら下げている。
タンクには温かいコ-ヒ-が入っており、注文が入るとホ-スで紙コップに注ぐ。
”移動コ-ヒ-ショップ”の成り立ちの青年に、僕は”コ-ヒ-マン”と名付けた。

『ヘイ、コ-ヒ-マン。テイクフォト!』
是非その恰好いい姿を撮らせて下さいな。
仲間のコ-ヒ-マンや見物客も続々と僕等のベンチの周りに集まり、
真夜中とは思えぬ賑やかな時間がしばし流れた。
P1090685_convert_20110227121710.jpg
最初は照れていたコ-ヒ-マンだったが、
P1090686_convert_20110227121813.jpg
やがて踊ったり、
P1090687_convert_20110227121901.jpg
ポ-ズを決めてきた  ※右は仲間のコ-ヒ-マン

岳登に日記を書かせた後、ベンチに横になってもらい少し眠らせる。
こんな時もカルカッタで買った毛布が多いに役に立った。
線路向かいのプラットホ-ムでは毛布を羽織ったインド人がベンチや通路上に横たわったり、
家族で体を寄せ合いうずくまったりしている。

これだけの野宿者がいれば、僕等としても何の抵抗もない。
しかし気温はかなり低く、体を温めようとコ-ヒ-ばかり飲む事になってしまう。
線路向かいのプラットホ-ムでもコ-ヒ-マンは頑張っているようだ。
『チャイ、コ-フィ-。ネスカ-フィ-!』
聞こえる筈のない彼の掛け声が、
遠く離れた僕の耳元まで、今にも届きそうな気がする。
P1090688_convert_20110227121954.jpg
少し眠りな


つづく・・



ブログランキングに参加中。『子連れ旅行』バナ-のクリックをお願いします。→にほんブログ村 旅行ブログ 子連れ旅行へ
にほんブログ村
スポンサーサイト



| '11インド編 | 08:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://gakuto2164.blog85.fc2.com/tb.php/293-b4443e7b

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT